本日9月議会終了しました
付託された議案14件(120号から133号)について決算審査特別委員長報告がありました
これは先日行った各分科会主査報告をまとめたものです
報告の後質疑(質疑ありませんでした)、そのあと討論ですが、やはり分科会の後と同じように反対討論がありました
反対討論については私は「いかがなものか」という部分があり、それは後程述べます
ここでどんな議案について反対があったか、議案番号で書いてもわからないので、書きますね
ただすべてに令和元年度西都市がありますので、そとこは省略します
120号一般会計最終歳出決算 121号国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算 122号市営住宅事業特別会計歳入歳出決算 123号介護保険事業特別会計歳入歳出 124号西都市西米良村介護認定審査会特別会計歳入歳出 125号西都児湯障害認定審査会特別会計歳入歳出 126号後期高齢者医療特別会計歳入歳出 127号西都児湯いじめ問題対策専門家委員会特別会計歳入歳出 128号西都児湯いじめ問題調査委員会特別会計歳入歳出 129号西都児湯公平委員会特別会計歳入歳出 130号水道事業会計決算 131号簡易水道事業会計決算 132号公共下水道事業会計 133号農業集落排水事業会計
以上が議案でこのうち反対討論(討論者は一名です)は120号・121号・123号・126号・130号・131号・132号・133号の八つの議案です
反対の理由は消費税があるから、基金があるから保険料安くしろ、関連事業だったからでしたが、ひとつ気になったのがあります
それは120号について西都児湯医療センター職員の守秘義務違反を行政が追求しなかったから反対という部分でした
私はその内容がまず秘密とは思えなかった、つまり守秘義務に該当するとは思えなかったし、100歩譲って守秘義務違反に問えるかと言えば、これは内部通報制度(公益通報制度)だと感じたからです
勿論業務上知りえた情報というのが概要ではありますが、守秘義務違反に問えるのは国であれば防衛に関すること、事前落札予定価格を漏らすとか、地方であれば税務関係の職員が税の徴収を通じて知りえた個人の家庭の事情を漏らし個人に不利益不愉快な思いをさせるようなことだと私は思います
ちょっと調べましたが、例の文科省の事件に関しこのような記事がありました
「・・・・国家公務員の守秘義務は何のためにあるのでしょうか。
当然国民の利益を保護するためにあり、政府機関を守るためにあるのではありません。
私は、政府職員(地方公務員も同じ)が政府の業務に不公正又は不当な行為があった場合に、内部告発することは国民益に適うと考えます。
この場合に内部告発者は、身分が保護されなければならないと思います。
国には「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」がありますが、これは国民知る権利を保障し、国民への説明責任を果たすことを目的としています。
また、地方には同じ趣旨で「情報公開条例」が定められています。
最近「説明責任」という言葉が使われていますが、これは政府などの説明責任が十分でないことの裏返しではないでしょうか。
十分な説明責任を果たし、議会などで十分な議論が行われて初めて民主的な行政運営が担保されると思います。
様々な法律や制度がありますが、これらは国民主権を基本に、国民の幸福感や福祉が向上し、国民益を保全することを実現するものでなければならないと考えます。」
全く同感です
守秘義務違反はあくまでも(大雑把に言って)弱いものを守るためにあるというのが大前提ではないかと思います
そうでなければ、上層部の間違いに口出しができない「長いものには巻かれろ」といった世の中になり、それは戦前の姿と同じです(結果は悲惨なものです)
弱いものを守るため、権利を確保するため日本国憲法は制定されたし(私は自民党員ですが今の憲法は素晴らしいものだと思っています)、言論の自由だって声なき市民が言いやすいように環境整備したものです(ちょっと前ある国会議員が暴言を吐き、それをとがめると言論の自由だと言い放つ方がおられましたが、言論の自由の成り立ちを学んでほしいと思います)
このような問題にあたると私は村上春樹さんのエルサレムでのスピーチを思い出します
特にこの文章「もし、硬くて高い壁と、そこにたたきつけられている卵があったなら、私は常に卵の側に立つ」
私は議員というのは卵側に立つ人ではないかと思っています、
最近権力者におもねるような議員が増えているような気がして仕方がありません・・・
幸いなことに行政側も十分理解していているようですし、この議案も1名を除く議員の賛成により可決しました
結果は全議案可決しました
閉会後宮崎に行き宮崎県宅地建物取引業協会の第4回理事会に参加しました
コロナ対策で書面会議等だったのですが、全員の生の意見聞く機会が来たとして行いました
三密を防ぐためホテルの会議場を借りて、換気や距離をとりながらの会議でした
終了後時間があったので、近くの古本屋さん(BOOK OFF)にいき
CDを買いました、ジャズです
家に帰りCDをかけてジャケットを見ていると驚きの事実を知りました
コルトレーンのジャケットですが
何とこれを撮影したのは
リー・フリードランダーなんです
20世紀後半を代表する、私の大好きな写真家がとったコルトレーンでした
いや~幸せな発見でした(みんな知っていたかもしれないけど・・・)
夜は稽古でしたが、妻南小のPTA会議があったので邪魔しないように声なしで稽古しました
お母さんに連れてこられた幼稚園生ぐらいの女の子が興味深げに稽古を見ていました
しゅうくんがぜひ稽古を見に来てくださいとアピールしていました
パチパチ
最後の写真は宮崎で交差点待ちをしているときに