大きな台風じゃないと思ったけど・・・
結構風雨が激しかったです
家の庭には落ち葉が山積み、都萬神社の森の木は枝が折れ、道路に散乱していました
清掃していると、美術協会から電話
「西都市美術展の受付がまだ来ていないみたい、行ってくれますか?」
午後は病院に行くので、午前中受付をしました
本日が最終日です
ある方から「橋口さん、市美展出してください」とお願いされたので(今まで一度も出品していません)
来年からは教室の皆さんと参加しようかなと思っているところです
午後は父と妻を連れて宮崎に
途中で県体育館により、日体協の上級指導員の打ち合わせをしてきました
次が最後の講習です、そして検定もあります、全員が合格すること願っています
病院に行くと叔母やいとこが見舞いに来てくれていました
いとこから「としろうちゃんの所は遠いから、洗濯ものとか私がするからね」
すごくありがたい言葉でした、妻は免許持っていないし、父も足が悪く、挙句に私は公務が立て込んで時間が取りにくい状態でした
申し出をありがたく受け取ることにしました、心から感謝です
母は毎日、朝と寝る前に新聞を読むのがなによりの楽しみにしています
テレビも見れないし(あるのだけど、痛くて体が動けないので、見ることができない)、夜暇だろうなと思い
老眼鏡と週刊誌(新潮と文春)を持っていきました
「これで、時間が有効に使える」と喜んでいました
さて、その週刊誌の新潮の中に気になる記事がありました
これを読んで、改めて「そうだな、しっかりと考えなければいけない」と思った次第です
紹介します、11/2号の週刊新潮 「豊饒なる文庫文化」 ヤン・デンマンさんの記事です
文春の社長が図書館に文庫本を置かないでほしい・・といった言葉を受けての記事です
(省略しています)「・・・今の図書館は誰もがいつでも買えるものを無料で貸し出し、「市民のニーズに応えている」と勘違いしている(ある英国の記者が)民間のやるべきことと公機関がやるべきことの区別がついていないんだな、貸し出す数が多ければ市民サービスの要求に応じたと思い、貸出数が少ないと税金の無駄だと勘違いする。だが税金の正しい使い道は、民間の論理では成り立たないサービスを公の論理で提供することなんだ。公が民間と同じ論理で動くことは民業圧迫以外の何物でもない・・・」
目から鱗です、とても腑に落ちました
採算の取れないことだが、人々にとって(成長期の子供たちに置き換えるとわかりやすい)大切なことをサービスすることが公の役目ですね
九州のある県で大手書店が市立図書館を経営した事例がありましたが、恥ずかしながら私は図書館のサービスを増やすためには良いことだと思っていました。ですが民間の論理で貸出数の多いものだけに蔵書持っていくと、弊害もあるのだと今は感じています。
めったに貸し出されることがない貴重な本が失われている(市場原理で捨てられている)という話を聞いたからです
そういった本を大切に残し、たとえ貸し出す数は少なくとも未来に活かしていくことが公立図書館の役目かな・・
このことは図書館のことだけでなく、市の色々な事業に当てはまるなと思います,近視眼的な費用対効果を公的(長期的)な視点で見直す(または議論しあう)ことです
市議としての考え方、発言、行動に活かしていきたい・・そう思っています