西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

ガイアの夜明け

2010-04-30 23:07:42 | 日記
今BSジャパンで「ガイアの夜明け」が放映されました。テーマは「医療サービスを極めろ」です。内容をかいつまんでお話しします。                                                                        パート1は居酒屋チェーンワタミが病院経営に乗り出す話しです。といっても、現法律では株式会社が病院を経営することが出来ないので、ワタミの会長が個人名で大阪岸和田の医療法人の理事長になって、赤字体質だった病院を建て直す話しでした。主な点は医療を数字化していくことにより、目標を明確化する。経営会議を現場担当者が行い経営改善方法を発表していく。接客態度を民間(今回の場合、ワタミの居酒屋で研修)にならって、暖かい応対を心がけ、外来を増やしていく。機材等の購入は合い見積もりを取り、さらにその数字を提示してさらに値引きを求めていくというものでした。18億円の借金も返し終え、来期は1億8千万(だったと思う)の黒字化を目指している(但し会長はこの数字に納得できていませんでした)ようです。医療とそろばんは相容れないものと思われた、この世界に一石を投じたものです。私の感想を言えば、患者に対するサービス、すぐれた機材を入れようとする努力は認めます、是非他の病院でも取り入れて欲しいものです。ただ気になった点がありました、それはワタミの会長が入院患者さんに「いつまでもいてくださいね(サービスを充実させますからの意味だったと思うけど)」といったシーンには首をひねりました。医療が完全個人負担なら、その言葉も良いでしょうが、医療保険制度の中の入院患者です、9割ー7割は保険でまかなわれています。医療の心がけるのは、すぐれた医療で早く治し、現場復帰させる(国民の負担を減らす)、さらに予防医療により患者を減らしていく事だと思います。ワタミの場合そこに行く患者、受け入れる病院の視点ではすぐれていたのですが、日本の保健医療費を少なくする視点が見られなかったのが残念です(これは、たった50分のTVの放映で感じたことで、もしかするとその視点から取り組みがされておりそこが番組でカットされていたかもしれません・・あしからず)。とはいっても、医は仁術+算術あり+未来の国の医療デザインありの姿が望まれるのかもしれません。                                                                         パート2はアルバイト医師の話でした。北は北海道から、南は沖縄まで飛び回る非常勤医師(腕はスゴイ)の姿を通して、今の医療現場の状況を見るものでした。                                                           パート3は全国的な医師不足をチャンスとして、医師の転職サービスを行う会社の話しです。大学病院の医師(番組では年収280万円といっていたけど、本当だろうか?これは納得しかねます)があまりの悪い待遇に嫌気がさし、もっと良い待遇の病院をこの会社に求めるというものでした。収益は移った病院での年収の20%ということです。その会社が新たなビジネスとして医師不足の地域に新たな天地を求める医師をツアーの形で紹介するものでした。その場所が宮崎でした、最初のシーンが宮崎の海岸でサーフィンをしている若者の姿を映し、その会社の社長が「仕事をして、休日にサーフィンをしたい医師はいるはずだ」(多分こんな言葉だったと思います)私はそのとき、だめだこりゃと思いました(サーフィンがしたいために宮崎の病院に来る?)。この人は医師をなめているし、若い医師が何を求めて医療現場を探しているかわかっていないと思いました。うれしいことに西都医師会病院の浜砂先生、大西先生がキッパリと彼に意見を言っていました。「誰でも良いんじゃないです、この病院と現スタッフと一緒にやっていこうという意欲のある医師に来てもらいたいのです」(思い出しだし書いています、もし意味するところが違っていたら訂正させて頂きます)と。この番組を見ての感想は以上です。医師不足(たしかに先進国の中では少ないという統計が出ていた)、病院の廃院の問題(後継者不足、採算性の悪化)は構造的な問題です、幹の部分(国の医療制度、将来の姿)の見直しをせずに、枝葉(個病院の採算を追いすぎること)ばっかり目を奪われると、肝心な幹が腐れてしまう気がします。誇りに思ったのは、西都医師会病院の医師が、現代の医療界の状況を経営チャンスと見ていく事に、安易な考えは困ると釘をさしたことです。ますます今の医師会病院のスタッフがつくろうとしている、将来の西都の救急医療を担う病院の姿に、私は期待してしまいます。
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まどころ

2010-04-29 22:52:23 | 日記
以前ブログで紹介した「まどころ」行って参りました。昨日所用で宮崎に行くことになり、ちょうどお昼だったので、途中で妻と寄ったのです。                                                                   少し遅い時間(1時35分)だったのですがお客様が結構多くて、席待ちの間、ギャラリーに行きました。今ギャラリーでは私の撮った「39枚の年賀状」のスチール写真が飾ってあります。また中央のテ-ブルには、スチールの仕事の合間に撮った私のモノクローム写真がアルバム形式でおいてあります。元は馬小屋だったのですが、改装して素敵なギャラリーになっています。昭和の電化製品、調度品も展示していました。                                                                        日野さん(責任者)が「toshiroさん空きましたよ、どうぞ」と呼びに来られ、店内に入りました。今ではなかなか見ることの出来ない欄間、すがすがしい畳間、床の間など昭和にタイムスリップしたようです。お昼のメニューはおそばを中心としたもので、お値段もその店構え、雰囲気作りからしてリーズナブルなものでした。妻は懐石風定食、私はかき揚げそばを注文しました。そばは新富そばです、品のある(そば色の薄いといったらわかるかもしれません)色合いで、汁は透明感のあるものでした。だしが良くきいていて、かき揚げは丸くでっかくボリューム満点で、そばつゆに良く合いました、とてもおいしいお蕎麦でした。妻も定食には大満足でした。食べた後、庭を眺めたり、風格のある家の作りに囲まれて、ゆっくりとした昼下がりの時間を過ごしました。                                               私たちがお昼の最後のお客だったので、オーナーの松尾さん、日野さんとしばらく話が出来ました。ご近所の皆さんに手伝って頂いてもらって感謝していること、思ったより来店客が多く、てんてこ舞いしていることなどいろいろとお話を伺いました。                                                              ちょっと町中から離れていますけど、おすすめのお店です。                                                             写真は松尾さんと日野さんです。ブログ用にデジタルで撮ろうとしたら、電池きれで最後の1枚でした。貴重です(自分の確認不足なんだけど)
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市議会の話し②・・会派はどうなったの?という問いに答えて

2010-04-28 22:31:39 | 日記
昨日は委員会構成の事を述べましたが、本日の宮日に載っていました。さすが地元紙です早いですね。それで今日は昨日の続きを書いてみたいと思います。まず各委員会は何(どの課)を担当(所管)するかです。                                                                                まず総務委員会=総務課・財政課・総合政策課・市民協働推進課・税務課・市民課・会計室及びその他市の行政機関たる各種委員会(但し教育委員会・農業委員会は除く)・ほかの委員会の所管に属さない事項                                                                                  文教厚生委員会=生活環境課・健康管理課・スポーツ振興課及び福祉事務所並びに教育委員会の所管に属する事項(注)西都医師会病院に関することは、特別委員会が設置されるまでは、ここが担当                                                                                       産業建設委員会=商工観光課・建設課・建築住宅課・農林振興課・及び上下水道課並びに農業委員会の所管に属すること(注)新田原関係・高速道、及びアクセス道関係はここが担当                                                  以上です、私は西都医師会病院関係が特別委員会として残ると思っていたのですが、特別委員会に関する設置等は6月議会でということでした。何とか6月議会にあげてもらい特別委員会に参加し活動したいと思います。この問題は、待ったなしの状況です、市民+病院+西都市(行政)+市議会が一致団結して、市民の生命を守る形つくりに力を合わせる必要性があると考えています。                                              さて会派が(よく市民の皆さんにどんな会派構成になったと聞かれます)決まりました。ここに書きます。   
政友会=会長荒川敏満・幹事長兼会計黒木吉彦・黒木正義・井上久昭・恒吉政憲・橋口登志郎  新緑会=会長井上司・幹事長北岡四郎・会計太田寛文・書記岩切一夫             新風会=会長兼松道男・会計中武邦美                           残りは一人会派です。日本共産党=狩野保夫  公明党=吉野元近   思いやり=河野方州  市民の会=中野勝   新和会=吉野和博   新さいと=荒川昭英                                                         今、市議会の中で問題視されているのは、口蹄疫の事です、当選証書授与式の日に第一報が入りました。、そして次々と判明し10年前の騒動を遙かに上回る状況になりました。昨日はえびのに疑いのある牛が見つかりました。西都市はサンドイッチ状態です、とにかく防疫体制強化し、菌を入らせない手だてをうっています。症例の出た川南町、都農町の担当職員さんは、必死の対応に追われ、疲労困憊しています。西都市も5/1から/12まで24時間態勢で消毒作業を行います                                              私たち住民が正確な情報を元に落ち着いて対応する事が大切です。とにかく人、ものの移動が危険です。お見舞いとか、大丈夫かなと農場を訪れるのは危険です、絶対やめましょう、お見舞いは電話で済ませましょう。
口蹄疫は人に感染するものではありません、偶蹄類(牛・豚など)に感染するものです、ただその感染力が強いため、このような措置をとっています。                    私の親戚にも畜産農家がいます、一昨日話しをしました私「・・・殺処分がかわいそうだよね」 オジ「そう、見つかったら可愛がっている、牛を殺さなくてはいけない、その時の気持ちはたまらないよ、お金の問題も大切だけど、情の問題のほうがきついな。とっても自分ではなかなか殺せないよ、それをあえて・・」たまらなく悲しい思いになりました。今の状況ではこの対応しかできないのですが、狂牛病(人への影響が懸念されている)とちがい、人に影響が無く、しかも直せる病気です、新たな対応策が出来ればと心より念じています。とにかく西都市・JA・農家・市議会で対応しています。市民の皆さんご理解お願いします。             
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市議会の話し①(初めての議会)

2010-04-28 00:24:47 | 日記
今まで傍聴もしていたし、どんな風に行われるか知ってはいたのですが、知ると行うのはまったく違いますね。今日は16議題と追加がいくつかありました。特に大きな事は議長の選挙です。その手続きに戸惑いました、その前に先輩議員にこう言われました「呼ばれたら、自分の議員番号を言うんですよ」私「わかりました、大丈夫です」でその時臨時議長河野さんから委任を受けた事務方が呼ばれました、「1番xxtoshiro」といわれ私は「ハイ」だけ言ってしまいました。やっぱり私も緊張していたんですね。さて今日の議会報告です主なことを(私が思う)書いていきます。まず議長が決まりました黒木正善議員です。おめでとうございます、これからのスムースな運営期待します。副議長吉野元近議員、監査中武邦美議員が決まりました。常任委員会構成は以下の通りです(委員長、副委員長、委員の順で書きます)。総務=中野勝・荒川敏満・恒吉政憲・太田寛文・井上司・黒木正善。文教厚生=北岡四郎・狩野保夫・黒木吉彦・中武邦美・吉野和博・吉野元近。産業建設=兼松道男・河野方州・岩切一夫・荒川昭英・井上久昭・そして私です。これから4年間同じ目的(市民の幸福・市の発展)で頑張っていきたいと思います。
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めまい

2010-04-27 00:10:33 | 日記
私が映画好きだった時代、ヒッチコックは過去の名監督でした。もちろん生きてはいたけど、新作は確か1本上映されただけの気がします。でも旧作はみましたよ、特に「鳥」と「サイコ」は衝撃的でした。                                                                                   「39枚の年賀状」の監督図師三千男さんもファンだったんでしょう。ご自分の事務所の名前等にヒッチコック愛を感じてしまいます。さて今日そのヒッチコック監督の「めまい」がBSで放映されていました。完璧な映画があるとすればこの映画だと思いました。導入から全くの無駄が無く、伏線を張り巡らし、見る人の気持ちをぐいぐい引きつけ、どんでん返しあり、ヒッチコックが好きなタイプの女優が美しく、特にこの映画の主演はキム・ノバックだったのでエロチックな(裸とかまったく出ないけど、その存在がエロチックに感じられる女優です)イメージあり、サスペンスあり、新技法(ズーミング、アニメ)ありの、初めて見たけど完璧な作品でした。                                                    キム・ノバックは私の好みからするとちょっと大柄に感じられる(誰もアンタの好みは聞いていないの声、言える立場かの声・・あり)けど、あのセータの奥に揺れるふくよかな胸、タイトスカートに隠れたお尻など、ホントにエロチックでした。マリリンモンローとどちらが早かったか忘れたけど、セクシー女優と言われていました。(それでもヒッチコック監督が使った女優の中で、僕の好みはイングリット・バーグマンですけど)あの当時としては長い、2時間超があっというまでした。                                                                                      映画つくりに参加し、その完成まで見たので、上映された部分以外の隠れた大変さがわかっています。「めまい」はいろいろな素材をあのように編集した力に凄さを感じました。のちの映画作家が参考にしたであると思われるシーンも感じられました。特にサンフランシスコの坂を車の中から映像で追う描写は「ブリット」の名シーンを思わせました。                                                              さて明日(というか今日)は臨時議会です、はじめての議員としての仕事です。頑張っていきます、体の調子は今イチ(右足のふくらはぎは肉離れ、左腰はギクッとしてます)ですが、心と頭(髪の事じゃないよ)の調子は最高潮です。このブログを通して議会報告もしていきたいと思います。楽しみにしてください。
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