毎朝挨拶する子供たちの一部が正装しています
6年生にとって今日が最後の集団登校です
いつも会う二つの登校班の写真を撮らせていただきました
いつも元気な登校班です
一年間がんばったね
この班は3人6年生?
今日は結構寒かったので、全員マスク姿でした
もう1班は6年生はいないようでした
6年生の皆さん班長や班の指導お疲れさまでした
中学生として頑張ってください、そして通学時には今まで同じように「おはよう」とあいさつを交わしましょう
挨拶運動が終わって、ある用事を済ませ妻北小学校に
今日は西都市内の小学校の卒業式です
市議会議員として参加しました
今年南空会は総勢10名の卒業者がいます
妻北小にはそのうち5名います
その子たちはいつもと違って覚悟感じる様子でした
私は妻北小、妻中、妻高のPTA会長しました
卒業式の祝辞はPTA会長がするのが習わしです
私は原稿を読むのが嫌いだったので、いつも原稿なしで祝辞を言わせていただきましたが
今日驚いたことがありました
普通、校長先生は事前に用意した祝辞を読み上げてお祝いするのですが
今日妻北小の杉田校長は式辞は使わず、子供たち保護者の皆さんに今感じる言葉で、お話ししたいと、お祝いと贈る言葉を述べられました・・校長先生の言葉を要約します
*皆さんは逞しくなりました、それは自然とそうなったのではありません、親や周りの人のおかげでもあるのです
*親御さんに感謝の気持ちを持ってほしい、そしてそれを言葉にして伝えてほしい
*勇気と知恵を鍛えました、でもまだまだ鍛え続けてほしい
*心、つらく悲しいことがあるかもしれない、それを乗り越えたとき暖かい心が培われます、それは絆となります
*体、自分の身は命は自分で守ってほしい、そして友達に何かあったら守る側になってほしい、そのためにも体を鍛えてほしい
*苦しいことがあると思う、でもピンチはチャンスです。神様はあなたを鍛えるチャンスとしてピンチを与えているのです
*だから、逃げないでください。真正面からピンチにぶつかってチャンスをつかんでほしい
*でもね、どうしても辛かったらきつかったら、友達に助けを求めなさい、絆によって皆で力を合わせピンチを破ってくれることでしょう
*保護者の皆さん、ありがとうございました、そしてお願いですこれからもある時は厳しく、そして優しく子供たちを見守ってください、育ててください
*努力は君たちを裏切りません
*卒業生の皆さん、妻北小に赴任して最初の卒業生が君たちでよかった、素晴らしい6年生だった
*皆さんが努力することと君たちの前の輝く未来に心を込めて式辞とします
素晴らしい式辞でした
また長谷川PTA会長も原稿なしでお祝いを述べられました
*小さな努力に積み重ねが、夢に向かう道です、まじめに取り組むことが自分の希望、自分の道を開くことです
*これから先いろいろな道があると思う、できればイバラの道を選んでほしい、その先には同じようにイバラの道を乗り越えた素晴らしい友がいる
*それは君たちに明るい世界を実現させるものです
*ガンジーの言葉を贈ります「明日死ぬかのように今日を生きよ、永遠に生きるかのように学べ」
卒業式は卒業生、在校生、先生方の歌で最高に盛り上がります
子ども達が泣く友を慰めながら歌う姿に感動です
素敵な卒業式でした
午後は政治活動の報告を皆さんに伝えました
この活動を熱意をもって続けていきます
夜は稽古です、少しの時間も大事な時ですが、やはり子供たちと空手をやる時間は大事にしたいと思っています
きょうは帯び研、子供たちの形を見ました
私は膝の調子がおかしいので、あまり足を使わない稽古と、素振り棒振りをしました
すると何でも興味を持つ子供たちです
「先生貸して」
「先生超重い・・・」
明日も頑張ります
さて今日のアーカイブは2012年3月の議会です
・まちづくり、町中活性化
・買い物難民問題
・子供が集う商店街構想
・自転車を活かした活性化
・武道必修化への安全対策について
・自殺防止の取り組み(H19年、宮崎県は自殺率全国2位という不名誉な称号を持った、それを払しょくするために質問を組みました)
それでは
◆2番(橋口登志郎君) (登壇)政友会の橋口登志郎です。
ちょうど1年前の3月議会、すべての一般質問が終え、議案質疑があった午後、東日本大震災が起こりました。家に帰る前、あるお店のテレビで津波の映像を見ました。ヘリコプターから撮ったであろうその映像は、とても現実のこととは思えず、呆然とテレビの前で立ちすくんだことを覚えています。地震、津波、そして原子力発電所の放射能事故というとてつもない傷を日本にもたらしました。
あれから1年、復興にはまだ至っておらず、復興の足並みさえそろっていないようにも感じます。この災害を決して忘却してはならないと思いますし、常にこれらの規模の災害を考えながら自治体としては危機管理を整えなければいけないと思っています。つまり、起きてからあわてて対策をとるのではなく、危機を予知して考え、いろいろな対策を用意しておくことが肝要かと思っています。そういった観点から、通告書に基づき質問いたします。当局側の誠意ある回答を望むところです。
それでは1番目は、まちづくりに関してです。
このまちづくりに関しては、今まで何度か質問させていただいておりますが、きょうは3つの項目で質問したいと思います。
1つ目は、市民が主導したイベントについてです。
今年に入って、「第2回西都食の大運動会」や「まちなか福祉まつり2012」が行われました。それぞれ市民が実行委員会を組んで催されました。市長も参加されましたが、このような市民主導のイベントについてどのような見解をお持ちかお伺いいたします。
2つ目は、買い物難民についてです。
この買い物難民については、ちょうど1年前、農村部における問題として恒吉議員が質問されていますが、農村部だけではなく、まちなかでも考えなくてはいけなくなりました。といいますのも、私が子どものころ、とてもにぎやかだった平助通りの核であったスーパーが閉店しました。出されている食品の品質はとてもよく、私の家族もよく利用させていただいたスーパーだっただけにとても残念でした。その後、ある妻北方面の方から、とても買い物が不便になったという声も聞きました。私みたいに足もまだ健在で自動車に乗る人間にとっては、そこまで切迫した問題とは思わなかったのですが、高齢化に拍車がかかる現在においては、これをそのままにしておいてはいけない問題です。今から対策を練る必要があると思っています。そこで、この買い物難民について、西都市として調査、研究されたことがあるのか、市長にお伺いします。
3つ目は、子どもが集う商店街の創生についてです。
1月28日に、西都市主催で「西都市地域づくり講演会」が行われました。基調講演は、西都市の事業仕訳をされた宮崎大学の根岸准教授でした。根岸先生が言われた言葉で印象に残っているのに、「地域づくりはきずなの再生」という言葉と「子どもにさんまがなくなった」、つまり間、間という文字がある3つの言葉、時間、空間、仲間が今の子どもから失われたというものです。このことについては1年前にも質問しましたが、市長も、教育長も、前向きな回答をいただきました。
さきに述べたスーパーの閉店によって、以前の中心地平助通りは、ひどく寂しい通りになりました。ですが、この通りをよく見て見ますと、ぐにゃっと曲がった幅の狭い通りで、両側の店が近く、まさにコミュニケーションがとりやすい通りです。案外、そこに隠れた魅力があるように思えます。イベントを持ってくるのではなく、車両の侵入を防ぎ、子どもたちの空間、つまり遊び場と仲間をつくれる環境をつくり、そしてそこに時間を与えることができると、いろいろな方面に効果があるんではないかと考えております。どうか、どう考えておるかお聞かせください。
2番目は、自転車を活用した地域活性化策です。
自転車交通に関しては、やはり何度も質問しています。また、私も国交省、県警、宮崎市などが協議している自転車ネットワーク会議を傍聴させていただいています。警察庁の通達に対して地方はどのように取り組むべきか、いろいろな観点から協議がなされているようです。自転車交通に関しては、この計画作成会議が母体となって、宮崎県では進んでいくと思っています。ぜひ、市の担当課としても情報を仕入れ、西都にマッチした自転車交通体系としてもらえることを願っているところです。
さて、今年の市長の施政方針で、「環境問題や健康づくりに関連して、注目を浴びています自転車を通じて本市の持つ豊かな環境資源を観光に活かすまちづくり」と言われましたが、具体的にはどのようなことをお考えなのかお聞かせください。
3番目は、武道必修化における安全対策についてです。この件に関しても、3回目の質問になります。
武道必修化がいよいよ始まるわけなんですが、特に柔道を選択した学校のカリキュラムについてお伺いいたします。授業時間は1年間に何時間行い、どのような授業内容で進み、時間ごとの生徒数と、それに対応する教師の配置はどうなっているのか。また、安全対策を含めた研修の履修状況はどうなっているのかお伺いいたします。
4番目は、自殺防止の取り組みについてであります。
私の年齢は50代半ばですが、このくらいの年になると、同級生や親しかった方も何人か亡くなっております。ふと、亡くなった要因を考えてみますと、自殺によるものが余りに多いことに愕然とします。全国では毎年3万人以上の方が亡くなっておられますし、この温暖な宮崎が全国でも自殺率の高い県となっています。平成19年は、人口10万人当たりの自殺者数が34.6人と、全国で2番目の数字を示したことがありました。宮崎県では、その平成19年から宮崎県自殺対策推進本部を設置して取り組んでおられます。そんな中、西都市の現状と市としての自殺防止の取り組みについてお聞かせください。
以上で、檀上の質問とさせていただきます。御答弁よろしくお願いいたします。(降壇)
◎市長(橋田和実君) (登壇)橋口登志郎議員の御質問にお答えします。
まず、まちづくりに関して、市民主導のイベント等についてどのような見解を持っているかとのことでありますが、今回の「食の大運動会」や「まちなか福祉まつり」では、年々にぎわいを増していると感じております。これも現在進めている、市民協働の取り組みの成果の一つの成果だと考えております。行政指導ではなく、市民主導による活動が活発になり、それを行政が支援する形がまちづくり、地域づくりの原点であると考えておりますので、市民が中心となり、商工、経済、福祉団体、NPO等が取り組む実行委員会等に市の職員も積極的に参加し、コーディネーター役を務めていければ、さらに市民活動は活発になっていくものと期待しております。
次に、買い物難民について、市として調査、研究したことがあるかとの御質問にお答えします。
買い物難民に対する直接的な調査は実施しておりませんが、「西都市まちづくりビジョン」の策定に当たり、一昨年の9月に実施しました市民アンケートでの平助通りのスーパーに対する回答結果を見てみますと、利用者の9割以上の方が妻北地区の方々であり、近くて便利、気軽に入れるということが利用の大きな理由となっているようです。このように地域に密着したスーパーの閉店は、利用者の中でも特に交通弱者と呼ばれる方々への影響は大きいものと考えます。買い物難民対策につきましては、昨年度、地元商店街との方々と3度の勉強会を実施しており、この勉強会を今度再開する予定としております。
また、まちづくりビジョンの策定に関しましても、高齢化社会が進む中、このような買い物難民と呼ばれる方がさらに増えていくことを予想し、会議の中で検討を行っており、今後、商店街と一体となった宅配事業の実施等を含めた検討・研究を行っていくこととしております。
次に、平助通りを歩行者天国にしてはという御質問にお答えいたします。
昨年の橋口議員の質問にお答えしましたように、まちなかに歩行者天国をつくることは、中心市街地活性化の大きなポイントになると思っているところであります。御存知のように、小野崎通りでは月1回歩行者天国にし、えびす朝市を行い、町のにぎわいを創出しているところであります。議員の言われる平助通りでは、生きがい交流広場において、「さいと匠の会」主催の交流活動で子どもたちのコミュニケーションの場を創出しております。歩行者天国の整備につきましては、商店主や地域住民の理解をはじめ、関係機関との調整等も必要となってきます。まずは、歩行者天国を実施することでの可能性を研究させていただきたいと思います。また、子どもたちの遊び場となるためには、歩行者天国のみでなく、何らかの仕掛けが必要と思いますので、研究・検討が必要だと思います。
次に、自転車を活用したまちづくりについてお答えします。
自転車を通じて、地域資源を観光にどう活かすのかということでありますが、これは近年、環境問題や健康づくり志向の高まりを受けて、自転車に関心を持たれる方が非常に増えているため、観光地めぐりやイベントなどに自転車を積極的に活用することで、環境問題の啓発や新しい体験型の観光メニューを開発して、地域活性化にもつなげていこうというものであります。
先日、民間主導で開催した自転車イベント、「じてパラ・イン西都アンカー選出と走ろう会」には、口コミで参加者を募ったにもかかわらず、100名近い参加者があり、大会に参加された方々より、高い評価を受け、自転車プロレースチーム、ブリジストンアンカーチームのメンバーからも、西都の環境は自転車で走りやすいとの評価を得ました。西都市地域雇用創造協議会においては、自転車で西都市内をめぐるモニターツアーを企画するなどして、自転車、地域資源、観光を融合させた商品開発を行っています。
自転車に関連して、民間団体の動きを見てみますと、西都原をコースにした競技性の高い自転車レースの開催も検討が進んでおり、市も先進地事例を検討するための費用を次年度予算に盛り込むなどして、積極的に大会開催の支援を行いたいと考えております。
また、宮崎県サイクリング協会では、6月にサイクリングロードを活用して、宮崎市内から西都原を経由し宮崎市近郊を走るサイクルマラソン大会も開催されることとなっております。
本年2月には、県内のテレビ放送局主催の自転車に関するフォーラムが開催され、私も自転車利用を推進する立場から、パネリストとして西都市をアピールしてきたところであります。
現在、社会全体が自転車に注目しており、自転車を活かしたイベントを開催するには絶好の機会だと考えておりますので、この動きをとらえて、今後も官民協働でさまざまな活動に取り組んでまいりたいと思います。
次に、自殺防止の取り組みについてお答えします。
全国では、平成10年以降、年間の自殺者数が3万人を超えるなど、自殺が大きな社会問題となっていることは御案内のとおりであります。その中でも特に宮崎県は自殺死亡率が高く、年間に300人を超える状況が続いています。
本市におきましては、平成13年以降、10年間では平成17年の20人を最高として年間に10人以上のとうとい命が毎年失われています。また、人口10万人当たりの自殺死亡率では、平成20年には45人を超えるなど、本市においても大きな社会問題として認識し、その対策に取り組まなければならないと考えております。
自殺対策につきましては、国において自殺対策を総合的に推進するため、平成18年に自殺対策基本法が制定されたほか、県においても、保健、福祉、医療、教育、労働等の団体や機関等からなる自殺対策推進協議会が設置され、官民一体となった対策が取り組まれています。また、平成20年度から始まった「自殺ゼロ」プロジェクト事業では、自殺予防週間等を中心とした普及啓発活動、自殺の危険性の高い人の早期発見・早期対応を図るための人材育成事業、専門の診療相談等窓口の設置、自殺未遂者や遺族への支援などが取り組まれております。
本市でも、このような県の事業等に沿った形で自殺予防等の対策を推進しており、保健師による相談受け付けや訪問指導をはじめ、医療機関等の紹介などを実施しております。また、平成24年度から県の地域自殺対策緊急強化事業を活用し、生活上や健康上の問題を抱えている人や自殺の危険性の高い人などを支援するゲートキーパーの養成事業に取り組む予定であります。
以上でございます。(降壇)
◎教育長(綾寛光君) (登壇)橋口登志郎議員の御質問にお答えします。
まず、柔道を選択した学校のカリキュラムにつきましては、市内中学校6校のうち3校が柔道を取り入れており、いずれも全学年8時間から10時間の年間指導計画に基づき授業を実施しております。
その学習内容としましては、安全面にも配慮し、生徒の発達段階に応じて基本動作や受け身、礼法等が中心となっており、体育教員1名が学級ごとに柔道の指導にあたっております。なお、時間ごとの生徒数は、学校の規模に応じて最大34名、最少19名となっております。
また、体育教員を対象とした研修につきましては、宮崎県が平成21年度より3カ年で、すべての中学校、高等学校の体育教員を対象として、安全指導を含む指導力の向上を目的に指導者講習会を実施しており、本市からは、これまで3名の教員が柔道の研修を受講しております。
各学校におきましては、選択種目として武道が導入された平成14年度以降、これまでも指導にあたっているところですが、平成24年度からの必修化を控え、全生徒が対象となるにあたり、これまで以上に安全面に配慮して指導するよう、教育委員会としましても、なお一層の意識啓発を図っていきたいと考えております。
以上でございます。(降壇)