南空会は今日も新一年生が入会しました。いちご君の妹のれんさんです。
一年生が増えてきて楽しみです、今日の稽古はいつもの通り
鬼ごっこ、楽しみながら反射神経や体力を鍛えます
そのごは準備・柔軟・補強です
柔らかい子はベタ~ッと床につきます
その後は基本、移動基本
はるかくんです、かっこいいよ!
その後は平安の形
初段から5段までやって、組手の基本稽古をしました。気温が上がってきましたみんな汗びっしょりでした。
さて今日の報告は平成22年12月議会です、このとき私は口蹄疫からの脱却を願い「家畜の福祉」というテーマで質問を組みました。
この「家畜の福祉」を何故取り上げたかというと、口蹄疫の殺処分に立ち会い、注射一本で死んでいく牛たちを間近に見続けたからです。
「無情さ」を感じました、「食」にさえなれず、むなしく殺されていったのです
勿論肉用として生まれ育てられる牛(繁殖用は別ですけど)です、我々の「食」のために命を失うのですが、死んでいく牛たちを見ていって、「生ある間は、生を謳歌させてやりたい」と思いました。
そこで色々と文献を調べていったら「家畜の福祉」という言葉に出合いました。それを私なりに勉強して一般質問としたのです。
最初、行政側は「家畜の福祉」という言葉を知りませんでした。そこを私なりに説明していきました。
驚いたのは正月の宮日新聞に「家畜の福祉」が大きく取り上げられていました。こんな事を思ったのは私だけじゃなかったんだと思った次第です。
それではこのときの通告は
1.口蹄疫について
(1)家畜の福祉について
(2)県の姿勢について
2.西都医師会病院の新経営形態への進捗状況について
3.自転車道整備について
4.学校教育における、各取り組みについて
(1)学級崩壊・いじめ
(2)学力向上について取り組み
(3)中学校における武道必修化について
5.街中活性化における文化的取り組みについて
(1)文化ホールの位置づけ、方針
(2)民俗資料館の位置づけ、活用
6.地域振興と入札制度について
7.第4次総合計画について
です、それでは簡略したものを・・・
① 家畜の福祉について。
答 家畜の健康等を考慮した畜産経営が望ましいと考える。
問② 医師会病院については、市民の要望をくんで頂き、新体制の病院を期待するところ
であるが、新体制移行の進捗状況について伺いたい。
答 二者、三者の協議を実施している。
問③ 自転車道整備について伺いたい。
答 県に伝え、随時補修を実施するとの事であった。
問④ 本市の学級崩壊・いじめについて伺いたい。
答 現在、報告は無いが発生時には全職員で対応する体制が必要不可欠と考える。
問⑤ 学力向上について伺いたい。
答 本市を含む中部教育事務所管内の学校は県平均を上回っている。また、教員退職者
の活用を推進したい。
問⑥ 武道必修化について伺いたい。
答 体育教員が講習会や研修を通して、資質向上をはかる。
問⑦ 文化ホール・歴史民俗資料館について伺いたい。
答 文化ホールは商工観光課が「働く婦人の家」と一元管理し、市民の様々な活動をサポートすることで、市民活動、中心市街地の活性化につなげていきたい。歴史民俗資料館は年次的に企画展を実施し、考古博物館との連携を図る。
問⑧ 地域振興と入札制度について伺いたい。
答 市内の建設業は地域経済や雇用を支え、災害時などに地域貢献度が高い。地元企業
が経営維持、発展出来るような適切な措置が必要と考える。
問⑨ 第四次総合計画について伺いたい。
答 「自助・共助・公助」の精神を持って、「元気な日本のふるさと西都」を創生する。また「食」は重要なテーマと考えている。総合計画の視点は「人」「地域」「豊かさ」「環境」の四つを掲げる。
ただこれじゃ、どんな質問なのかわからないので、私の質問の冒頭の部(家畜の福祉についての)を載せますね、全文は西都市のHPで確認できますよ。
そこでお伺い致します、それは「家畜の福祉」という考えについてです。
今までの効率一本槍の畜産経営から、諸外国で取り組み始めた「家畜の福祉」という考えを取り入れた、新しい畜産業の形です。
「家畜の福祉」は聞き慣れない言葉かもしれません、ちょっと説明致しますと定義は次の5つに集約されます。
①空腹、渇きからの解放
②不快からの解放
③苦痛、損傷、疾病からの解放
④動物本来の動きを制約しない正常行動発現の自由
⑤恐怖及び苦悩からの解放
以上5つです。
たとえ、食料として命をいただくものであっても、命ある間はその命を全うさせてあげたいという考えです。
また家畜自体がストレスから解放され、病気抵抗力に強くなり、持続的な畜産ができるメリットもあります。
欧州連合はこの考えを元に家畜の飼育システムを改良しているそうです。
この「家畜の福祉」という考えにどう思われるか、市長の見解をお伺いいたします。
以上でした。