西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

今日の議会、帯び研、アーカイブ一般質問(教育関連)

2018-03-16 23:03:01 | 日記

家に戻ると

猫が出迎えてくれます・・・嘘です私じゃなく、妻を出迎えています

日向で寛ぐ猫って「ホッコリ」しますね 

今日の議会は委員会の総括です

付託案件審査を経て委員会として今回の議案に対する答えを出すのです

付託された13の議案について討論採決しました

結果は委員会は妥当という結論を出しました

閉会日に付託意見とともに全議員に委員会の報告を行います

さて、今日の稽古は茶帯以上の帯び研です

自主的に参加する時間なので、最も空手稽古らしいものかもしれません

私と関谷指導員もこの日だけは自らの稽古で汗を流します

一人ひとりと空手についての話と稽古ができるのがうれしい日です

さて今日のアーカイブです

今日提示した質問は教育関連です、「次世代につなぐ」ということを、私は政治家としての自分のの大きな命題ととらえています

だからこそ、わたしは「子供たちの教育環境について」の質問に2期の間多くの時間を割きました

これは地方議員としてだけでなく、自分の実生活においても、私の使命と考えています

「南空会での空手指導」「10年以上続けている挨拶運動」がその一部です

それでは質問席でのやり取りをお楽しみください

(橋口登志郎) 次、宮崎国際大学の件ですけれども、この連携で子どもたちの確かな学力の定着効果、教職員の指導力、資質向上に活かしていきたいということは非常に理解できました。これは、実際どういった形で行われるのかがちょっとピンと来なかったんですけれども、例えば大学生が授業の一環として参加するのか、または大学の先生が学校に来て先生たちを教えるのか、そのあたりどうなっていらっしゃいますでしょうか。

◎学校教育課長(待木順一君) 今、議員が仰せのとおりです。宮崎国際大学との連携につきましては、子どもたちの確かな学力の定着、そして教職員の指導力、資質向上に寄与することが目的でございます。宮崎国際大学との連携の具体的な形としましては、特に小中学校の英語の授業における大学生の指導補助としての支援が考えられます。大学生にとりましても、小中学校での活動実績が大学での単位認定の一評価事項として協定書の中にも位置づけられておりまして、双方にとって有益な連携であると考えます。
 また、教職員の指導力向上のために、一例としまして、大学教員が各学校の講師派遣要請に応じた学校の校内研修での指導助言を行うといった教職員等への研修を通して、連携を深めていくということも考えられるんではないかと思っているところでございます。

◆2番(橋口登志郎君) 先日、テレビを見ていたらこんな番組がありました。数百年前に、イギリスの脱走兵たちがある島に逃げ込んで、そこを安住の地にしようと思っていたんですけれども、欲や嫉妬にかられて殺し合い、殺りくの島となったそうです。これではいけないと、残った英国兵士が行ったのは教育だったそうです。島の住民や子どもたちに教育をし続けて、今現在は楽園と呼ばれている島になったという話でした。教育というのは最も重視されるべきものだということが、この一例にあらわれていると思っております。
 西都市が活力のある地域として成長するためには、絶対欠かせないのが教育です。そのためには、いろいろな仕掛けや環境づくりをするのが市の役割だと、私は思っております。
 先ほども話しましたけれども、金丸弘美さんの話の中で内子町の話がありました。このまちでは、1億円創生基金を使わずに、その利子で職員をドイツに派遣し、学ばせたそうです。また、同じように地元の子どもたちを30年間にわたってドイツに留学させ続けて、そのうちの何人かは職員となり、環境先進国であるドイツの方向性を内子町は取り入れることができたし、市民度も上がってきたということです。先進的なことを問題なく取り組める市の環境が、そういった教育のおかげでできました。30年間にわたる住民への教育投資が実ってきたということです。これは、内子町の歴代首長が教育を費用対効果でははからず、市の将来の形を見据えて行ったおかげだと思っております。ぜひ、この連携を機に、西都といえば英語というぐらいに、私は望みたいと考えております。
 教育長、いかがお考えでしょうか。

◎教育長(綾寛光君) 宮崎国際大学との連携について、私の思いを述べさせていただきます。
 私は、西都市の子どもたちにふるさと西都を愛する心とともに、世界に通用する豊かな国際感覚やコミュニケーション力を身につけてほしいと強く願っているところでございます。そのためには、生きた教材、本物に触れる機会がどうしても必要だと感じています。日ごろの授業で教科書の内容を学ぶことはもちろん大切でありますけれども、外国の人と自然に会話を交わしたり、楽しく歌やゲームに興じたりする中で、そういった外国の人と交わることの楽しさ、外国の伝統文化の尊重、そういった体験、経験によってそういうことを実感し、世界観を広げてほしいというふうに思っております。
 連日、メディアを通じて企業やスポーツ界で活躍する日本人の雄姿を目にいたします。ジャンルにかかわらず、日本人の活躍の場は着実に世界へと広がっていると思います。西都市の子どもたちにも、学生時代にふるさとで培った国際感覚やコミュニケーション力を世界で試したい、そんな気概を持ったスケールの大きな人材に育ってほしいと思うところです。それが現実になったときこそ、議員がおっしゃる西都といえば英語、英語といえば西都という評価が与えられたときだと言えるのではないかと思います。
 まだ、志は第一歩を踏み出したばかりですが、長い目で、粘り強く、そして大胆に宮崎国際大学と連携した取り組みを進めてまいりたい、そう思っているところでございます。
 以上でございます。

◆2番(橋口登志郎君) 教育長、ありがとうございました。ぜひ、そのような形でお願いしたいと、私は思っております。
 教育問題の最後は、学校再編です。先ほどの答弁で言いますと、統廃合はしないが連携型と一体型の2つの形で、小中高一貫教育を目指すということでした。妻地区は連携型、穂北と都於郡は時期を見て一体型、三納、三財は24年試行の25年度、東米良は24年度から一体型、これで間違いないですね。

◎教育長(綾寛光君) そのように理解していただいてよろしいと思います。

◆2番(橋口登志郎君) ちょっと、答えにくいかもしれませんけれども、学校再編というのは何を目的として行うんでしょうか。

◎教育長(綾寛光君) 一言で申し上げると、教育効果を高めることを目的ということになります。近年、研究開発が進んでおります連携型及び一体型小中一貫教育を推進することは、多様な考え方の子どもとの出会いや交流の機会を一層多くし、学習活動や学校行事などが活性化され、社会性の醸成や学力の定着に対するさらなる教育活動への貢献が期待されます。そこで、現在取り組んでいる一貫教育のさらなる推進を軸として、学校再編を進めることで西都市教育方針にもありますたくましい体、豊かな心、すぐれた知性を備え、郷土に対する誇りと国際感覚にあふれ、新たな時代を切り開いていく気概を持ち、心身ともに調和のとれた人間の育成が目指せるものと考えております。

◆2番(橋口登志郎君) ありがとうございます。前提として、少子化が進んで、教育活動においてやむを得ない面もあったということがあるんでしょうけれども、今言われた目的をぜひ地域の方に理解してもらえるように努力をお願いしたいと思います。
 学力向上、一貫教育、再編、これはどのように結びついていると考えられますか。

◎教育長(綾寛光君) 先ほど申し上げましたように、現在取り組んでいる一貫教育のさらなる推進を軸とした学校再編をすることにより、同地区の小学校と中学校とが趣旨を同じくした学校教育目標を掲げて学校経営方針を定め、教科指導や生徒指導に9年間を見通した連続性、発展性、系統性と言えばもっと理解していただけるかと思いますが、そういうことで、現在の教育の課題に適切に対処することができるものと考えております。

◆2番(橋口登志郎君) 今言われた、9年間を見通した連続性と言われましたけれども、これは教科指導の仕組みそのものを、例えば学校の裁量とかそういったことである程度変えることができるのか、簡単に言うと教科書の進みぐあいを、せっかく小中一緒になったからそこも変えられるということなんでしょうか。

◎教育長(綾寛光君) 学習指導要領にある程度拘束されておりますので、学校のほうでそれを大きく変更することはできません。ただし、例えば小学校の教師は、この部分はまた中学校に行ってももう少し発展した内容を扱うんだなとか、だから小学校ではここまでをきちっと押さえておけば後は中学校でやってもらえる、そこらのつながりとか、逆に今度は中学側から見ると、小学校ではこの部分は基本的なことはもうやっているわけだから、その部分をもう一回確認をしながら、中学校ではもっと発展したものを学習させよう、そういった系統的な学習環境が整っていくというふうに考えております。

◆2番(橋口登志郎君) 生徒の状況が、小学校だったら小学校、中学校だったら中学校の状況が把握できるというメリットがあるということですね。小学生と中学生が一つ屋根の下にいて、小学校と中学校の先生たちも一つ屋根の下にいるという特徴ができるわけです。ぜひ、今おっしゃられましたそこを踏まえて、そこならではの学校経営ができるように、私は望んでおります。
 ところで、一体型になりますよね。そうすると、行ったほうじゃない建物というのは、これどうなるんですか、建物の土地とかいうのは。

◎教育長(綾寛光君) 利用されなくなる施設等につきましては、学校は地域の中心的役割を持っておりますから、地域の活性化につながるよう、他の自治体の例も参考にしながら地域住民等の理解を十分にいただいて、利活用等を考えていくつもりでございます。

◆2番(橋口登志郎君) 耐震上の問題がありますからうかつには言えないんですけれども、例えば先ほど質問した地域づくり協議会の拠点として使えたりすると、協議会自体も活動しやすいと思います。また、本当にぜひ幅広くフレキシブルな利活用ができるように考慮をお願いしたいと思っております。
 とにかく、学校再編というのは子どもたちのことを第一義に、一番最初に考えてほしいと思います。その中で、建物や施設の充実ということも考えてほしいと思っておりますけれども、その点についてはいかがでしょうか。

◎教育長(綾寛光君) 今後の学校施設の整備につきましては、学校再編方針により施設の利用形態が変わることも考えられますので、学校施設耐震改修促進計画に基づく改修事業との調整を図りながら、児童生徒の安全を守り、安心で豊かな教育環境の整備に努めていきたいと思います。

◆2番(橋口登志郎君) ぜひ、今おっしゃられたとおり頑張ってほしいと思っております。また、繰り返すようですけれども、最初に壇上で述べましたが、ぜひ情報はなるべく早く、そしてオープンにお願いしたいと、私は考えております。よろしくお願いします。

コメント
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