6月議会終了しました
私はなるだけ市民の皆さんに議会ではどういった議論があり、どう採決したかを知ってもらいたいために、議会ごとに概要を書かせて頂いています
それでは、6月議会を閉会した今日、議会報告をしたいと思います(但し、これは私の報告であり、正確な内容は議会報告(西都市議会HP)等で確認ください
そういう前提で、私の報告とさせて頂きます
議会報告 2018.6.28
本日6月議会終了しました
採決の結果と私の考えを簡略して書かせて頂きます
今議会に議案として出されていたのは(委員会付託されていないのは別)議案55号から65号の11件です
それぞれ付託された委員会の結果を各委員長が報告しました
まず総務委員会の報告から(付託は4件)
*議案58号(一般会計予算補正第2号)のうち、歳入は県から産地パワーアップ事業補助金など1億5,274万9,000円、日本遺産南国宮崎の古墳景観活用協議会貸付金収入など4,221万2,000円 歳出は議会費、総務費に宜蘭縣羅東鎮との姉妹都市盟約に関するもの 全会一致で可決すべきと決しました
*議案61号 小型動力ポンプ付積載車購入に伴う売買契約について 全会一致で可決すべきと決しました
*議案64号 姉妹都市の盟約を締結について 全会一致で可決すべきと決しました
*議案65号 (一般会計予算補正第3号) 歳入に地方交付税840万円の増額予算が計上されたことについて 全会一致で可決すべきと決しました
文教厚生常任委員会の報告から(付託6件)
*議案55号 西都市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について 全会一致で可決すべきと決しました
*議案56号 西都市国民健康保険税条例の一部改正について
委員より賛成討論が付され、全会一致で可決すべきと決しました
*議案57号 西都市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について(橋口注穂北小中校職員住宅解体について)委員より意見が付され、全会一致で可決すべきと決しました
委員より賛成討論が付され、全会一致で可決すべきと決しました歳出に民生費として生活保護システム改修業務委託料として226万8000円、教育費に日本遺産「南国宮崎の古墳景観活用協議会貸付金4,000万円が計上 委員より賛成討論が付され、全会一致で可決すべきと決しました
*議案59号 平成30年度西都市介護保険事業特別会計予算補正(第1号)1億1,026万2,000円を減額補正する 委員より賛成討論が付され、全会一致で可決すべきと決しました
*議案60号 平成30年度西都市介護保険事業特別会計予算補正(第1号)保険料、繰入金を予算補正するもので、委員より反対討論が付され、多数決をもって可決すべきと決しました
産業建設常任委員会の報告から (付託は4件)私が報告しました
*議案58号(一般会計予算補正第2号)のうち、歳出に産地パワーアップ事業費補助金が計上されることは、全会一致で可決すべきと決しました
*議案62号 一ツ瀬川営農飲雑用水広域水道企業団規約の変更については、全会一致で可決すべきと決しました
*議案63号 平成29年度西都市水道事業会計未処分利益剰余金の処分については、 全会一致で可決すべきと決しました
*議案65号(一般会計予算補正第3号)のうち妻湯温泉の来月3月の事業開始に備え道路整備に伴う測量設計業務委託料が計上されることについては、全会一致で可決すべきと決しました
以上の委員会での審査過程を述べ質疑、討論となります
討論では賛成討論が56号、58、59号、64号で、反対討論が第60号について行なわれました
採決は第60号のみ多数決で決し、他は全員一致で可決となりました
陳情は継続審査がなされ、
また議員提出議案第2号として、防衛施設周辺放送受信事業の見直しの中止を求める意見書が提出されました
上程され提案理由を荒川議員が意見書を報告することで説明しました、質疑はありません委員会付託を省略して早速討論採決となりました
反対の立場から2名、賛成の立場から1名がそれぞれ討論を行い、採決です
賛成4名、反対13名で意見書提出は否決されました
議員派遣は台湾との姉妹都市盟約に総務委会が行くことについてです
全員賛成でした
最後は閉会中の常任委員会の所轄事務調査について・・・継続して行うことに
と言う流れでした
今回の議会で特に説明したいのは、意見書の件です
出すか出さないかで議員が二つに分かれました
NHKの放送受信料の助成については、防衛省は会計検査院から補助金を交付する根拠について透明性を十分確保にするようにと意見が表示され、それにより見直しされたものです
簡単に言うと、防音工事が完了した住宅については受信料助成を終了し(一部実施の住宅は半額に減額し平成36年に助成終了)、住宅防音工事を行っていない世帯は助成継続、事業所及び助成対象区域への新規転入者は助成終了と言うものです(簡単に書きました、詳しくはHPを見てください)
昨年12月に議会として抗議文を出したのはご承知のことと思います
その上で再度意見書を出すかどうかで意見が分かれたのです
意見書提出者は 狩野議員・荒川敏満議員・井上久昭議員・曽我部議員です
この件について私は市民の意見も聴き、受信料助成に対する民間空港(国交省は平成25年に廃止)の状況、その後の防衛省の方針など鑑みて、意見書までは再度出す必要がないと考えました(特別委員会が要望活動を例年九州防衛局、防衛省に行います)
会派(新緑会)でも議論しました、住宅防音予算を増額して事業の進捗を図りたいという省側の意向を尊重しようという(基地周辺自治体として基地と協調してまちづくり、国防を図りたいという考え)意見に集約されました
と言うことで新緑会7名は意見書提出に反対の立場で討論し、又創生会3人もニュアンスは少し違いますがやはり反対の立場で討論を行いました
賛成の立場で狩野議員が討論しました、採決の結果4対13(議長は採決には加わりません)で否決となりました
以上が今議会の主な内容ですが、特に私が重要だと思ったのは「日本遺産」を受けての取り組み、「妻湯温泉」(敷島が閉館し大規模な集会等の場所が無いが、このレストランは100人超の収容が見込まれる)支援、「西都児湯医療センター新病院に向けての準備」、「道の駅予定地の利用」、「西都初めての海外との姉妹都市締結」 についてです
市民の皆さんに議会活動を知って頂ければ幸いです(詳細についてはお知り合いの議員さんに聞いてください)
以上でした
勿論ニュアンス等で受け取り方の違いがあるかも知れません
それをふまえ、市政に対し議論して頂ければ、私のブログに報告を載せた甲斐があります
議会は午前中に終了し、私はその後「平成30年度 西都市農業再生協議会 総会」に参加しました
私は農業は専門外ですが、皆さんの真摯な意見等を聞き、農業従事者が自分のもてる力を発揮できる環境を産建委員長として作っていきたいと思います
夜は永年勤続議員のお祝いをしました
40年で狩野議員、20年で井上久昭議員のお祝いです
議員18人、議会事務局、そして市長と副市長が参加して頂きました
20年連続40年連続選挙に勝ち続ける事(5回と10回)は、二期目で落っこちた私にとってすごい事だなと感心します
おめでとうございました