西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

今日の政治活動、帯び研、アーカイブ一般質問

2018-03-30 23:48:18 | 日記

話は大きくなりますが、三権分立というものがあります

立法、行政、司法がそれぞれ独立していることです

この中でも最も多きい力を持っているのが立法府です

なぜなら、それは国民の代表だからです

つまり、選挙によってえらばれたということです

最近、どうも行政府(内閣)が立法府(国会)をないがしろにしている気がするのは、私だけでしょうか

この傾向は戦前がそうでしたので、十分注意を払いたいと思います

さて、地方議会は国と違い二元代表制で互いに市民から選ばれた者同士が侃々諤々議論をして、市政(町政、村政)を良くするものです

ですから、どちらかの力が偏るのは好ましくありません

そのあたりを考え議員はしっかりと政策を述べ、市民に知ってもらうことが重要だと感じます

でないと、ブームとかに流され、きずいたらとんでもないところに追いやられたことになるかもしれません

いわゆる、ポプュリズムの弊害です

ということで、私は毎日政治報告をさせていただいています

そんなか、写真家でもある私はいろんなところに行きながら、「はっと」する景色にも会います

三宅地区です

なんか、心感じる景色でした

これが今日の昼間です

夕方は建築産業労働組合の総会に参加しました

これは一人親方をはじめとする、職人の皆さんのために必要な制度です

しっかりと応援していきたいと思います

夜は帯び研

総会からそのまま来たので、私服で指導です

自らうまくなりたいという思いの子たちにマンツーマンで指導です

きょうは5人の子たちの指導をしました

来年度も形は変えるけど、この帯び研を続けたいと思います

アーカイブです、昨日の続きですが、私が議員活動で最も大事にしている施策の一つ

教育問題についてです

私は「次世代により良くつなぐことが、今を生きる大人の役目」だと思っています

それでは 

(橋口登志郎)教育行政についてお伺いいたします。
 新学習指導要領からまいります。この指導要領は何度も改正になっているものですが、昭和50年代中盤に詰め込みからゆとりへ変わり、これはその後、詰め込みかゆとりかどちらがいいのかというような論争になりました。今回の指導要領改訂は詰め込みでもゆとりでもない、社会において必要になる生きる力をはぐくむこととうたっています。先ほど教育長が述べられましたが、「郷土に対する誇りを持ち、国際感覚にあふれ、新たな時代を切り開く気概を持った子どもの育成を目指す」というのは、まさに指導要領のいう生きる力をはくぐむことだと思っております。ぜひ、生きる力を持った子どもたちが育つ教育環境をお願いしたいところです。
 そういった前提から幾つか質問をさせていただきたいと思います。まず、「さいと学」です。今年は伊東マンショ没後400年、そして古事記編さん1300年の記念すべき年です。このことを「さいと学」として有効に利用されているかどうかお伺いいたします。

◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
 西都市の歴史や伝統文化につきましては、「さいと学」の中で主に小学校4年生が学んでおります。例えば伊東マンショゆかりの地である都於郡小学校では、教育委員会が作成しました副読本を活用してマンショにかかわる新聞や紙芝居をつくって披露したり、マンショを語る会の方々にお話をお聞きしながら、マンショの敬けんな生き方について学んだりしております。このほかにも都於郡城史文化研究会や宮崎大学の教授らと連携した学習活動にも取り組んでおります。校内には「マンショの部屋」と名づけた資料室も設けられており、日常的にマンショの偉業に触れることができるよう工夫されております。
 また、教育委員会では社会教育課が中心となり、伊東満所(マンショ)没後400年記念事業としてさまざまな式典やイベントを展開しております。既に小・中学校では顕彰会のメンバーによる語り部事業が始まっており、この記念事業を通じてマンショの功績の歴史的価値が広く周知され、子どもたちに夢と誇りを持ってもらえるものと考えております。
 古事記編さん1300年に関しましては、妻北小学校と妻南小学校が「さいと学」の教材に取り入れ、西都原にまつわる神話・伝説について学んでおります。このうち妻北小学校では「記紀の道を探ろう」というテーマで、調べたことを絵地図にまとめ学習発表会で披露しております。また、低学年においては生活科の学習でまち探訪に訪れた際、市の観光ガイドによる神話・伝説を聞く機会を設けるなど、複数の学年にわたり地域に伝わる歴史の学習を意図的に配置することで、6年生や中学校での歴史学習への意欲、関心にもつなげております。最近では、最寄りの遺跡から出土した遺物等を授業に取り入れるなどの工夫もなされております。なお、「さいと学」の授業とは離れますが、教務主任を中心とした小中高連携推進委員会が昨年秋に小中高交流イベントを開催しており、今年度は記紀の道を舞台に西都市の神話・伝説に親しむウオークラリーを計画しております。

◆2番(橋口登志郎君) ありがとうございます。最近出たというのは多分、これ宮日新聞ですけれど、このことだと思います。日向の国府跡から南九州で初めて和同開珎、萬年通宝が出土しました。これは本当に「さいと学」を学ぶにとってふさわしい出来事であります。ぜひ今おっしゃられたとおり盛り上げてほしいと思っております。
 ところで、記紀編さん1300年を記念して県立博物館などでは毎月のように講演が行われています。私も参加して興味深く聞いているのですが、小学生にはなかなか難しい内容なんですけれども、中学生なら理解できると思っています。ですが、ちょっと会場には子どもたちの姿が見受けられません。西都市がこの2つの事業を盛り上げるためにはこのあたりの広報が大切かと思いますが、いかがなものでしょうか。

◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
 西都原古墳群は本市が誇る重要な遺跡であり、すぐれた教育資源であります。本市の児童・生徒も家族や遠足等で何度か訪れているはずですが、橋口議員が御指摘のとおり遺跡報告会や講演等にみずから参加する子どもは少ないようです。教育委員会としましても学校が考古博物館を学習の場として積極的に活用するよう促していくとともに、現在進めております社会科副読本の改訂に考古博物館の学芸員を監修に迎えるなど考古博物館との連携を緊密にしながら、ふるさとに伝わる考古のロマンや神話・伝説の奥深さ等を子どもたちに伝えてまいりたいと思います。

◆2番(橋口登志郎君) ぜひよろしくお願いしたいと思います。宮崎県では古事記編さん1300年を記念していろいろな事業を行っております。特に西都市においては西都古墳まつりとタイアップをした事業が展開されているようです。ぜひ広く広報して、この県がやっている古事記編さん1300年記念を盛り上げてほしいと思いますが、それはいかがでしょうか。

◎商工観光課長(吉野弘人君) お答えいたします。
 議員がおっしゃいますように、県が古事記編さん1300年を記念して、西都古墳まつりとタイアップした事業を計画されております。市としましては西都市を広く全国にアピールできる絶好の機会であるというふうに考えておりますので、現在県と市、観光協会、古墳まつり実行委員会と合同で企画を練っている段階であります。その中でオカリナキッズなど子どもたちが参加をして活躍できる場を盛り込むことで、意識を盛り上げていきたいというふうに考えております。
 以上です。

◆2番(橋口登志郎君) ぜひお願いしたいと思います。せっかく県がやってくれるものですから、市としてもバックアップをして盛り上げて、今課長が言われましたけれども、広く全国にアピールできるチャンスだと思っております。よろしくお願いしたいと思います。
 さて、ちょっとまた変わりますけれども、学力向上には先ほど教育長の話で指導力向上が大切ということで、授業力研修を実施していると述べられましたけれども、具体的にはどういった研修を先生方は受けておられるのかお聞かせください。

◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
 この研修は授業力向上ブラッシュアップ研修会と称すもので、県教育研修センターとタイアップし、文字どおり教員の指導力の向上を目的として小・中学校の教員全員を対象に実施しているものでございます。学力調査の分析結果に基づいて児童・生徒の学力の実態や指導上の課題を明らかにした上で教科ごとの分科会に分かれ、模擬授業をもとに小・中学校の学びの連続性を生かした授業づくりのための研修を行いました。昨年度は指導主事による模擬授業でしたが、今年度は小・中学校の教員から授業者を選び、現場の声を反映した協議にできればと考えております。
 昨年度研修に参加した教員からは、「小・中の学びの系統性が大切であることを再認識した」、「小・中学校間で授業を互いに参観し合い、学習内容や指導方法についての相互理解をさらに深めたい」といった感想が多く聞かれるなど、指導力の向上とあわせて教員の意識改革にもつながっていると考えております。
 また、今年度は県立西都原考古博物館中野通彦館長をお招きし、一貫教育と学力向上の視点で御講演いただく予定であります。この研修を機に、すべての教職員が心を一つにして一貫教育と学力向上に邁進したいと考えております。なお、教育公務員はその職責を遂行するために絶えず研究と修養が求められることからも、校内における研修はもとより、県教育委員会等が主催する研修等にも積極的に参加し、教員としての資質と指導力の向上に努めるよう引き続き学校訪問等の機会に指導を行ってまいります。

◆2番(橋口登志郎君) よろしくお願いいたします。今、話にありました教員の意識改革につながるというのは非常に大切なことだと思っております。期待しております。ぜひ多くの先生方がこの研修を受けることを願うばかりです。
 さて、西都市では、今、小中高一貫教育が進められております。特に今年度は銀鏡地区、来年度からは三財、三納地区が小学校と中学校が一緒になります。このことをチャンスととらえた教育力の向上策というのは考えていらっしゃいますでしょうか

◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
 橋口議員も御指摘のとおり、教育委員会としても今年度の銀上小、銀鏡中を皮切りに、一体型の一貫教育が進みます今を学校の底力を発揮するチャンスととらえております。昨年度の三財小、三財中の研究公開では、小・中学校の教員同士が互いの立場を認め合い、教育的課題を共有しながら、一丸となって児童・生徒の夢の実現に邁進する姿が多くの参加者の胸を打ちました。今年度は三納小、三納中を研究学校に指定し、一体型一貫校としての教育の質的向上を目指した研究実践に取り組んでおります。一貫教育による児童・生徒や教職員の結束はまさに学校の底力であり、学力向上はもとより心の教育や生活指導の充実にもつながっております。
 また、今後より一層推進していきたいのは高等学校との連携でございます。既に妻中学校と妻高校との間では乗り入れ授業や出前授業、中学3年生の希望者を対象とした学習講座が実現しておりますが、今後さらに実施方法を一新し、他の中学校を対象とした学習講座の開設も計画されております。昨年度高等学校の先生の授業を受けた中学生からは、「とても楽しくためになる」、「難しい問題が解けたときはとてもうれしい」といった感想が聞かれるなど、直接高等学校の先生から指導してもらうことで学力向上はもちろん、目標を持って学習に励むことの大切さに気づくなど、学習意欲の面でも成果があらわれているようです。

◆2番(橋口登志郎君) ありがとうございます。私は妻高等学校の今現在PTA会長をさせてもらっています。今、後半のほうでお話になりました高等学校の連携というのは非常にうれしく思っております。西都市の高校は西都商と妻校の2校です。何とか西都市の子どもたちがこの学校に通って、自分たちの夢をかなえてもらえるような教育環境にしてもらいたいと考えております。
 ちょっとまた戻りますけれども、一体型だから本当に可能になる教育が私は本当にあると思います。ぜひそのことをチャンスと思って、教育結果が出ることを期待しております。
 ところで、今年度からやります中学校の新指導要領の中には道徳教育というのがうたってあります。各地で子どもたちが感動を覚えるような魅力的な教材を開発して、それで子どもたちに教育を行うというふうに伺っておりますが、西都市のほうは何か考えがありますでしょうか。

◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
 魅力ある教材は児童・生徒の知的好奇心をくすぐり、学ぶ意欲をかき立てます。それらが児童・生徒の身近なものや身近な人物であれば、教育効果はなおさらです。各学校では地域の自然や伝統文化を教材として取り上げたり、すぐれた地域の人材を授業にお招きしたりすることにより、生きた教材を取り入れた魅力ある授業づくりに取り組んでいます。
 例えば昨年度より市の研究指定を受けております穂北小学校では、地域に伝わる伝統芸能下水流臼太鼓踊りの伝承活動、地域のお年寄りや保育園児との触れ合いなど、体験活動で味わった感動を道徳の時間の指導に生かす研究実践に取り組んでおります。本年11月には研究成果を広く公開する予定でございます。

◆2番(橋口登志郎君) ありがとうございます。
 地元に残る伝説、偉人伝などを語り伝えるというのは大切なことです。先ほど伊東マンショの敬けんな生き方、そして稚児ヶ池にあります法元長千代丸の物語などあります。よろしくお願いしたいと思います。

 

 

 

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