西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

養生、長千代丸、生涯学習、アーカイブ一般質問

2018-03-04 18:23:56 | 日記

やることはいっぱいあるのですが、土曜日は膝の養生のため完全休養としました

眠り続けるわけにはいけないので、ジャズを聞きながら小説を読んで過ごすことにしました

小説はちょっと前買い求めていたのですが、時間がある時に一気に読みたいと思って今まで手を付けていなかった本です

これです、一気に第二部まで読んでしまいました

やはり面白かった

不思議なことですが、村上春樹さんの本を読むと、いつも自分の内部で何かかが変化した気がします

特に今回の主人公は画家でした

絵に対する解釈や絵を描く気持ちは写真をやる自分にとっても、気付きが多いものでした

ジャズはもっぱら古いやつです、コルトレーンのブルートレインとかです(ちなみに今コルトレーンにはまっています・・ジャズファンの人はいまさらと思うでしょうけど)

ちなみに絵の事ではなかったけど「様々な記憶と様々な感情が染みこんだ・・」という一節を見たとき、「あ~こんな写真撮りたい」と思いました

勿論撮った自分もそうですが、私が撮った写真を見てその人が自分自身に置き換え記憶や感情をわき起こすような一枚が(もしくは組写真)が、です

さて今日は色々と行くところがあったのです

まず生涯学習で市公民館に行き

これは絵ハガキですね、素敵でした

そのあと長千代丸慰霊祭に向かいました

場所は稚児が池のたもとです

「梅の花 散るを惜しむな うぐいすの 今日は実となる 南無弥法華経」

辞世の句といわれています

そのあとは文化ホールに行き、西都美術協会の似顔絵コーナーに参加です

皆さん喜んでいました

私は写真ですが、何枚か似顔絵も書きました

左手に持っている絵が私が書いたものです

さて調子こいていたら、また膝がおかしくなってきました

でも明日から市役所の会派室を中心に調査研究します

アーカイブは2011年6月議会です、今回の質問は東日本大震災とそれに伴って起こった福島原発事故を背景に質問を汲みました

「環境と新エネルギーについて」「まちづくりについて」「救急医療について」質問しています

今日は檀上でのやり取りです

◆2番(橋口登志郎君) (登壇)こんにちは。政友会の橋口登志郎です。
 3月11日の14時46分、東日本を襲った大震災から3カ月以上がたちました。震災による死者、行方不明者は約2万4,000人、建築物の全壊・半壊を合わせて16万戸以上、ピーク時の避難者は40万人以上で、政府は震災による被害額を16兆円から25兆円と試算しているそうです。
 被災された東北の方々の姿が報道されていますが、いまだ見つからない肉親を捜し続ける姿や、被害に遭いながらも同じ被災者のためにボランティア活動をする姿、恨み言を声高く言うではなく歯をくいしばって耐えている姿を見ると心が痛みます。
 全国から救援のため人々が汗を流す姿も報道されました。西都市では消防署員、職員の皆さんが救援活動に行かれましたし、自衛隊新田原基地では延べ6,200人の隊員の方々が行かれました。特に、原発災害直後の福島県で作業をされた隊員の方々には心より感謝いたします。
 民間でも、先日報道されたように、三納の伊藤さんが「一人一食プロジェクト」を立ち上げ、レトルト食品をみずから開発し、我が会派の荒川敏満議員が同行し被災地まで配布されました。また、数多くの西都市民が支援物資を送っているようです。
 米国の「トモダチ作戦」に代表されるように、諸外国の皆さんも17カ国以上の国が直接救援に来られ、また、140を超える国々が支援をしているか、支援を申し入れているそうです。心から感謝にたえません。
 私は「JIN」というテレビドラマが大好きですが、そこで新しい国づくりに奔走する坂本竜馬がこんなセリフを言います。「死んでいった者らに報いる方法は一つしかないし、思わんかい。もう一遍生まれてきたい、そう思える国にすることじゃき。」全く同感です。今、生きている我々がやらなくてはいけないことを、まさに言ってくれています。
 被災された方々、被災地に心を寄せてくれた方々、支援の手を伸ばしてくれた方々に対し恥ずかしくない復興の姿をお見せする義務が残された我々にあります。
 さて、この大震災は短時間に被害を及ぼした地震と津波による災害だけではなく、長期間にわたり被害を及ぼし続ける原発事故がさらに事態を深刻化させています。資源のない日本にとって、ある時期、原子力による発電に頼ってしまったのはやむを得ない部分もあったかと思いますが、やはり、それは頼り過ぎであり、そして原発は安全だという神話を信じ過ぎてしまいました。それがゆえに事故が起こった場合の被害がけた外れに大きいことがわかっていたにもかかわらず、予防に手を抜いてしまいました。そして、本当は想定しなければいけない範疇の地震、津波によって悪夢が現実に起こってしまいました。放射能拡散によって生まれ育った土地や家を追われてしまった福島県の人たち。そして、不安におびえる幼子やその母親の心情を思うと、安易で惰性で続いたエネルギー政策を認めてしまった我々は悔やむばかりです。
 この、原発事故からの直接的な復興は、政府や東電が行うことになるでしょうか、私たち地方の人間も再度、エネルギー政策を考えなくてはならないと思っています。
 そのような背景の中で通告書に基づき質問いたしますので、ご答弁よろしくお願いいたします。
 まず、環境問題と新エネルギーについてです。
 まず最初に、この事故を地方自治体の首長として、どう思われたか、どう考えておられるか市長にお伺いいたします。
 また、今度の原発事故によって国の方針は大きく変わっていくのではないかと思います。諸外国でも変化が見られます。この原発事故によりエネルギー対策を考え直す時期となるのではないかと思っています。
 もちろん、この対応に関しては国が中心として政策を組み、行動すべきものですが、地方としてどんな取り組みを考えておられるか重ねてお伺いいたします。
 続きまして、まちづくりについてです。
 昨年、西都市課設置条例を一部改正して、まちづくり推進室が設置されました。私は今までの一般質問でも自転車、文化、食、歩行者天国など、キーワードにまちづくりを質問してきました。中心市街地活性化事業、都市計画事業の一体的取り組みと、まちづくりビジョンの構築によるまちづくり推進を事業として、まちづくり推進室が設置されてまだ3カ月です。活動を始めたばかりですが、あえてお伺いいたします。今の具体的な取り組みと、その具体的な目的とすることをお聞かせください。
 最後は、財団医療法人西都児湯医療センターについてです。
 市民の期待を担って西都児湯医療センターは4月1日にスタートしました。官民共同型という全国でもまれな方法でしたので、担当課やセンターの皆様は暗中模索の中でのスタートだったと思います。また、先日、理事会が行われたとの報道もありましたし、着々とセンターとしての業務を推進されていることと考えます。
 そこで、同じようにまだ始まったばかりだとは思いますが、現在の状況をお伺いいたします。
 以上、壇上からの質問といたします。ありがとうございました。(降壇)

◎市長(橋田和実君) (登壇)橋口登志郎議員の御質問にお答えいたします。
 まず、福島第一原子力発電所の事故に対してどう思ったかとの御質問であります。
 放射能により避難を余儀なくされている福島県の皆様におかれましては、福島県以外もありますけれども、いつ家に帰れるかも知れず、災害からの復興のめども立たない状況にさられており、その心労はいかほどかと思うところであります。
 今回の事故は東京電力や国の地震、津波に対する備えに甘さがあったと言わざるを得ません。これを防げなかったことは東京電力だけでなく、国にも大きな責任があると思います。我々も他人ごととは思わず、原発事故を再認識し今後の対応を注視していかなければならないと考えております。
 次に、新エネルギーに対する本市の取り組みについてであります。
 今回の事故はエネルギー政策の面から見れば大きな転換点になるのではないかと考えており、菅首相は、現在のエネルギー政策の2本柱である原子力と化石燃料に太陽、風力、バイオマスなどの再生可能なエネルギーと省エネを加えた4本柱を唱えておられます。
 現在、国のエネルギー基本計画では、2030年における総電力のうち、原子力が50%以上、再生可能エネルギーが20%以上となっておりますが、今後は新エネルギーの依存割合が加速的に高まる方向に進むのではないかと考えております。また、県の環境計画においても、新エネルギーの利用促進、特に本県の特性である日照時間の長さを生かした太陽光発電や太陽熱利用がうたわれております。
 こうした中、本市においても新エネルギー対応を検討するとともに、可能なものであれば積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、まちづくりについて、今の具体的な取り組みと目的についてお答えします。
 まちづくり推進室は、議員が述べられましたように、中心市街地活性化事業、都市計画事業の一体的取り組みとまちづくりビジョン構築によるまちづくりを目指して、今年4月に新設された部署であります。
 現在の取り組みにつきましては、中心市街地活性化関連といたしまして、まちづくりビジョン策定業務、まちなかチャレンジショップ支援及びまちおこし事業、まちづくりサポーターによる雇用創出事業、文化ホール運営事業。都市計画関連といたしましては、記紀の道の整備といたしまして逢初川歩行者専用道路整備事業、神社前通線道路改良事業など、ソフトとハードの両面から事業を実施しているところであります。
 また、その目的といたしましては、まちのにぎわい創出や、まちなか再生、さらに歴史を生かした住みよいまちづくりなどを目指しているところであります。
 次に、西都児湯医療センターの現状についてお答えいたします。
 西都医師会病院にかわり、西都児湯地域の救急医療をはじめ地域医療を担う拠点として、4月1日から西都児湯医療センターは稼働いたしました。
 それに先立ち、3月27日には理事会及び評議員会が開催され、平成23年度の事業計画、当初予算などの議案が提出されました。事業計画では、一次及び二次救急医療体制の構築と地域医療の推進に関し、地域の病院、診療所との連携強化に努め、脳神経、心疾患患者への対応を中心に取り組むこと。また、医師看護師等の人材確保、ジェネリック医薬品導入の推進にかかわる計画案が示されました。
 また、夜間急病センター事業費1億2,470万円を含む総額11億8,574万円の予算案について、事業計画とあわせ理事会等において承認が得られたところであります。
 また、6月5日には第2回目の理事会が開催され、今議会に提出させていただいた貸付金に係る西都児湯医療センターの補正予算案の説明等が行われました。今後、6月26日に予定されている評議員会の意見を踏まえ、同日開催予定の第3回目の理事会において再度審議され、最終的な決定がなされる予定であります。
 官民共同型の病院として透明性の高い経営が期待できる西都児湯医療センターは、5人の常勤医師をはじめ、医師会、大学病院等からの一次救急医療等への派遣協力を得ながら、脳神経外科、循環器内科を中心とした診療の充実を図り、病院経営に努めておられます。その結果、4月から5月の外来患者数は前年度比で約2%増加の2,545人。月平均入院患者数も約6%の増加となる52人となっています。
 これらの状況は、地域の医療ニーズや住民の安心、安全への貢献を踏まえた病院として、受け入れ態勢等がより整備されてきていることなどで、患者数の増加につながっているものと考えます。
 また、今後におきましても、西都児湯医療圏の中核的病院として関係機関との密なる連携のもとに、安定的な経営に向けた体制整備等が図られるものと考えております。
 以上でございます。(降壇)

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