今年度のブロック大会に参加してきました
勿論現役ではないです、青年会議所は40歳までの団体ですから
私は西都JC(青年会議所のこと)のシニア会長として参加です
私はJC綱領の「・・志を同じうする者、相集い、力を合わせ・・・」という一文が大好きです
記念式典からブロック大会は始まりました
オープニング映像(なかなかのクオリティーでした)、役員、理事長紹介、点鐘開会宣言、国歌斉唱、JCIソング、JCI CREED MISSION VISION唱和、JC宣言文朗読、綱領(上の写真)唱和と進み
主管LOM(日向JC)挨拶、来賓紹介・・・と続いていきます
約一時間半の式典は友情の鍵伝達式で終了です
お昼をはさみシニア総会があり、2016年度の事業報告決算報告がなされ承認を受け
2017年度の事業計画、予算が承認受けました
シニア総会の後は楽しみになフォーラムです
それではいつものように、少し紹介を
①は地域再生プロデュースを手がける井出修身さんの講演から始まりました
・地域には自燃型、可燃型、不可燃型、消火型と4種の人たちがいる
・宮崎県 観光客614万人 うち宿泊者230万人 うち外国人14万人
・神楽(歴史文化・神話の里)、食(いかに付加価値をつけるか)、スポーツ(宮崎は最適地)が重要
・残念なのは教育旅行が激減している
・行政、観光商工関係者、地元住民の三位一体となった取り組みが大切
・観光客向けだけの視点で地域を見るのでなく、住民の誇り(シビックプライド)を創成することが大事
・行動には三つのエンジンがある、1.地域の課題 2.ワクワク感 3.生業とする(副収入を得れる)
・観光の事業化のキーワード「日常にある生活の文化」をどう見せられるか
・例えば小値賀島の取り組みがよい例(H19年 NPOおぢかアイランドツーリム協会設立)、観光の目玉を昔から地域にある生活や暮らし(かまぼこ造ったり、魚をさばいたり)に持ってきた、それを教育旅行として組み入れたり、民泊につなげた
・目標は時間消費型の観光、それも滞在時間3時間以上、そうすれば地域の消費が図れる
・そのうえで消費額アップ、消費単価アップを図っていく
単独講演の後、サーフィン連盟の三又信夫さん、宮大の田中雄之さん、ハマグリ碁石の黒木宏二さんのパネルディスカッションでした
この一部を聞いて私が思ったことは
*生業、もしくは副収入となる仕組みを作る(無償のボランティアに頼ってはダメ)
*時間消費型を西都で考えた場合、自転車を活用した取り組みが良いと思った。なぜなら公共交通機関が衰退している(西都だけでなく、地方都市はほとんど)場所で時間を消費させるには自転車が最適
例えば西都原に車を止め、レンタサイクル、電動サイクルで、西都市の日常の生活をみるショートトリップしてもらう
そのために必要なのは、他市より進んだ自転車レーンの整備
日常生活は農業が中心となると思うので、今頑張っているグリーンツーリズムとのタイアップ
町中の日常生活文化も探していけば、きっと見つかる(例えば三納の弥勒先生の活動を見に行くとか)、剣道防具制作を見るとか、製材業者に雑木(これ、いすの木の端切れなんか都会の人は興味を持つと思い)をみつけに行くとか、薬草探しとか・・地域の人に改めて尋ねていけばきっと宝が見つかる気がします
個人の興味は多様化しているから、こんなもの・・と思うものが宝かもしれませんね
そしてSNSで世界中に発信してもらう
行政は自転車レーンのインフラぐらい(これも自転車通学生の安全に寄与する、つまりシビックプライドにつながる)の経費ですみ(知恵は必要ですが)、市民は副収入の道ができる、観光客はオリジナリティ豊かな旅に満足
ウインウインウインの関係ができるかも
これ最近見た映画「メッセージ」の中で出てくる言葉「non zero sum](一人の利益が他の人の不利益にならないこと、・・といった意味)ですね
・big pictureを持つことが大切(村岡さんが若いころターリーズコーヒーの社長から言われていた・・君の夢は何だ? それしっかりとらえ今を行動しなさい・・といった意味だったかな)
・自分の商品は「届けたいもの」をきちっと定義しようと考えた・・台湾の少女の行動をみて(happy and smaily)
・MUKASA HUBへの思い(高岡町の廃校となった小学校を活かした取り組み)ベンチャー企業を誘致して、夢を語れる場所に
・no risk no dream
・これまでの商品は信頼を必要とした(CMを見てわかるように)しかし、消費メカニズムが変化してきたのではないかと思う それは信頼から共感 そして支援(サポート)に
・そのためには経営理念を明確化し可視化す
この後パネルディスカッションでした村岡さん 尾崎牛の尾崎宗春さん、都農ワインの小畑暁さん へべすくんで有名な宮崎農業大学生の神村光くんです
*地域の課題について
・へべすくん:アグリサミットでの日本のトップと海外のトップの違いを知った日本はその製品そのものだけ考え海外はその製品が及ぼしている影響(環境・水)まで考えている。
・尾崎さん:和牛ができるまで12種類のプロが手をかけている、ブランドは個人ブランドだと思う。とくに欧米ではそう考えている
・小畑さん:ワインも個人メーカーである、ブランドの考え方
*付加価値について
・ノレンを守るのでなく、クオリティー をまもる
・ブランドは期待値の現れ
*消費拡大
・尾崎牛は一番良いものは宮崎のみに出し、そのつぎ次に国内、欧米、そしてアジアと順番を決めている。おいしいものを食べたかったら、宮崎まで足を運んでもらう(地元で一番おいしいものが食べられる仕組み)
*地域活性化
・へべすを世界一に、農業で世界を変えたい
・シャンパンを作りたい
・おいしい牛肉を食べるために世界中から宮崎に来る仕組みを作りたい
そのほか色と有意義な話を聞きました
最後に地域活性化は個人と個人の良い意味でのぶつかりで生まれる、ぶつかりよって得られる値は掛け算によるものである。良いパートナーを見つけそれが3の能力があったとする、そのパートナーとの結果は自分が1の能力だったら答えは3、でも自分が2だったら6である、まして自分が0.5だったら1.5である。まず自分を高めることこそが大事
夕方からは今スピルチュアルで大変有名な大御神社での懇親会です
太平洋に面した風光明媚で
君が代で有名なさざれ石があります
色々と出し物があり
私がブロックの委員長(スーパー交通システム委員会、東九州自動車道を早期実現させるため創った委員会でした)していた時のブロック長 柳田泰宏さんと
もうあれから20年以上たったんだ、泰宏さんにはいろいろと教えていただきました(西都から日向まで30分ほどで行ける幸せを感じます)
最後は
有意義な一日でした