こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「日本共産党の深層」

2014-05-20 20:44:31 | 読書
昨日、今日と2日間、風邪ひきから脱出することを最優先として、極力、家ですごしました。

おかげで数日間の新聞や読みかけの本が読めました。

夕方は駅前で宣伝する予定だったのが雨で中止。「朝はあんなにいい天気だったのに・・・」と、降り始めた空を見上げます。

時折、咳き込むものの声が出ない訳ではないので「集団的自衛権行使容認への道、歴代自民党内閣が踏みこまなかった危険な道・・・」と訴えかったのに残念。




今日、読み終わった1冊。
日本共産党を「外側」から書かれた本でありながら、誤解や偏見がなく、綱領や大会決定など党の文献の正確な引用、ていねいな取材に基づいて書いてくれているのが嬉しい。

松本善明、市田忠義、穀田恵二、小池晃、畑野君枝、吉良よし子・・・など登場する人物の描写も暖かい。

欲を言えば「しんぶん赤旗と党組織」の章では、雨の日も風の日も早朝配達を続ける人たちや、草の根で地域と結びついて活動を続けながら仲間を増やしている全国の支部の活動など紹介してくれたらもっとよかった。

あくまで「外」からみて書いてくださった本なので、注文つけるのもおかしいことですが、40年間「中」にいる者としては「日本共産党の“深層”は地域にあり」と思うのです。

「外」の方にも、「中」の方にもおすすめしたい本でした。


著者;木下栄治(1944年広島生まれ。1983年まで「週間文春」記者、以後独立し、政治、経済、芸能など執筆活動。著書多数)

発行所;イースト・プレス



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2 コメント

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ボランティアの方と (tweety)
2014-05-21 12:39:49
あたしには幸い色んな世代の知人がいまして、うちの施設にもボランティアに来ていただいてます。自分のにこの発表の機会で嬉しいと。

介護施設なんかに回ることが増え感じるのは、給与が安過ぎることだと。

別に党員やないけどこないだは、共産党に入れたよって話になりました。その人はただちさんと同世代の方ですが、自分が世話される時に担い手いなくちゃ困るものって言ってました。

少しずつ広がるといいですね。
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Unknown (ただち恵子)
2014-05-23 09:05:48
tweetyさんへ

「いろんな世代」の方達とつながれるっていいですね。

介護職のみなさんの待遇改善は、働く皆さんだけでなく介護される立場の人たちの問題。ようやく光があたってきた感もありますが、まだまだでね。

現場から声をあげてください。

私も私のいる場所から、微力ながら発信続けます。

ところで今、国会で審議中の「要支援切捨て」「特養追い出し」・・・あなたの周りの皆さん、どう受け止めておられるのでしょう?
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