こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

どの子にも確かな育ちの場所を

2014-05-24 22:44:11 | 保育・子育て
昨日、森下議員と一緒に高石市の市立児童発達支援センター・松の実園を訪問させていただきました。

乳幼児健診などで、心身の発達に様々な課題があることが発見されるなど、支援が必要な子どもたちを受け入れ、小さな集団でひとりひとりに応じたきめ細かい保育・療育を受けることができる就学前の療育施設です。


職員は保育士の他に、保健師、栄養士、発達相談員、また兼務ではありますが理学療法士、作業療法士も。

30人の定員で、定員いっぱいの子どもたちが入園しているということです。


1975年に建てられたという建物。園舎の前には広々とした園庭。

小さな畑もあります。

保護者が子どもたちの発達の道筋や、支援の制度などについて学習したり、親同士が交流したりすることにも力をいれています。

松の実園で一定期間の療育を受けた子どもが、保育所での集団保育によって成長・発達が促されると判断されれば、保護者の就労を条件とせずに保育所に入所する道も開かれています。

「子どもの成長・発達」ということを何よりも大切にした制度だと思います。



今日は、午前中、第3回目の「子ども・子育て会議」が開かれて傍聴しました。

会議の中でも委員からの意見で「配慮の必要などもたちへの支援のありかた」が議論となっていました。

次回の会議は7月31日。

市がつくる「子ども・子育て支援事業計画」の策定の中でも、障害をもつ子どもたち、発達上の配慮・支援が特に必要な子どもたちを取り巻く状況や課題について充分、目を向けて欲しいものです。


お隣の市で、行き届いた療育施設を見せていただいただけに、いっそうその思いを深くしました。


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