「四季蕎麦 山桜」@笠間市下市毛
20日の句会の際に訪れた「四季蕎麦 山桜」。
芸術村の外れに位置しているが、途中は砂利道。
道路端には数軒の、石工房、陶房らしきところもある。
この辺りは第1回の「笠間の陶炎祭」が開催された会場の跡地。
今回で33回と云うから昔の話となるが、あの当時の熱狂は忘れられない。
「笠間芸術の森公園イベント広場」に会場が移ってからは、陶器市的な要素が強くはなったが、年々盛大になって、今では笠間最大のイベント。
会期も4月29日~5月5日と長くなった。
会場跡地を脇に見て、山道を進むと眺望が開ける。
要所に案内板があるから、道に迷う事はない。
昨年に新築・開業の、大きな屋根の別荘風な建物。
木材をふんだんに使用した外観と内壁。
インテリアはアフリカや東南アジアの木工品や布地。
陶器工房の経営らしく、使用の器は関連陶房の作品が主体。
大きなウッドテラスもあって、そこからの眺望は外国並みの壮大さ。
山菜用のタラの樹も植えてあったが、使用には時間が掛かりそう。
白木蓮や紫木蓮も植えられている。
何故か、庭には大甕が5つ、伏せて並べてあった。
肝心の蕎麦だが地元産を使用で、アマ皮入り。
丸い竹笊に平べったく盛られた蕎麦は、見た目より多い。
香り、風味、そして甘さも。勿論しっかりコシもあります。
薬味は「さらしねぎ」と「辛味大根」。
この時期はやはり野菜山菜の「天せいろ」。
薄っすら白いそば湯は、小さな「湯桶」で各自に供される。
ロケーションも気に入って、23日に先輩をお誘いし、再度訪問。
笠間には食事処が沢山出来て何処にしようと迷うが、「四季蕎麦 山桜」はお勧めの1軒だ。