ヤマボウシ@偕楽園
金沢の兼六園、岡山の後楽園、水戸の偕楽園を日本三名園と云われる。
偕楽園は梅ばかりでないのに「梅」の印象が強いのか、或いは「梅の都」の宣伝をし過ぎなのかは分からないが、観光客は春先に集中してしまう。
兼六園や後楽園はそのような事はなさそうだ。
偕楽園は梅林ばかりでなく多くの樹木が植えられ、四季折々、様々な花を咲かせる。
千波湖から偕楽園に至る高架橋を渡るとヤマボウシが咲いている。
山地に自生ししているが、白い花が上を向いて咲くから、少しばかり目立たない。
雨に打たれると枝が下がって、花の存在が良く分かる。
この花が咲くと、梅雨も間近との感がある。
骨董の先達、山上鎮夫先生の句集『露霜』(昭和55年5月)の中には
やまぼうし花の曼荼羅雨に垂る
雨に垂る花やまぼうし手のとゞく
雨しづか花やまぼうしくれてゆく
金沢の兼六園、岡山の後楽園、水戸の偕楽園を日本三名園と云われる。
偕楽園は梅ばかりでないのに「梅」の印象が強いのか、或いは「梅の都」の宣伝をし過ぎなのかは分からないが、観光客は春先に集中してしまう。
兼六園や後楽園はそのような事はなさそうだ。
偕楽園は梅林ばかりでなく多くの樹木が植えられ、四季折々、様々な花を咲かせる。
千波湖から偕楽園に至る高架橋を渡るとヤマボウシが咲いている。
山地に自生ししているが、白い花が上を向いて咲くから、少しばかり目立たない。
雨に打たれると枝が下がって、花の存在が良く分かる。
この花が咲くと、梅雨も間近との感がある。
骨董の先達、山上鎮夫先生の句集『露霜』(昭和55年5月)の中には
やまぼうし花の曼荼羅雨に垂る
雨に垂る花やまぼうし手のとゞく
雨しづか花やまぼうしくれてゆく