エンレイソウは、早春に開く山野草で、三枚の葉の中央から、三角形のまるでトンボの頭のような小豆色の花を付ける。見た目は柔らかくて美味しそうだが、毒があるとも言われていて、食用にはしない。花の咲き終わった後も、秋になると紫色の実を付ける。
この写真は一般的なエンレイソウである。エンレイソウにも種類が沢山あって、花が白い物、大きな花の咲く物と様々である。
この写真は一般的なエンレイソウである。エンレイソウにも種類が沢山あって、花が白い物、大きな花の咲く物と様々である。
ヒトリシズカ、こんな素敵な名前の山野草があったのだ。昔、吉野山で静御前が舞を舞った様子に準えて、吉野静とも言うらしい。ちなみに、川内康範氏から歌のレッスンで駄目出しを受けている人は、亀井静香氏である。4枚の葉の中央に、花のように見える白い茎が立っている。ヒトリシズカと言うから、1本で寂しく生えているのかと思いきや、植えるとすぐに株が増え、山で見るのも集団で賑やかに生えている。
似ている物の中に、フタリシズカと呼ばれる植物もある。ヒトリシズカより、もっと可憐なのかなと思って実物をみたら、その大きさといい艶の無い葉や花茎の形といい、拍子抜けがした。
似ている物の中に、フタリシズカと呼ばれる植物もある。ヒトリシズカより、もっと可憐なのかなと思って実物をみたら、その大きさといい艶の無い葉や花茎の形といい、拍子抜けがした。