本間郡兵衛の講義の内容を少し取りまとめて見ようかと思った。その前に酒田の歴史や時代背景、特に本間家について勉強しないと本間郡兵衛までは行き着かないと、おもむろに我が家にあった「本間光丘翁」を取り出した。
非常に簡易な冊子である。
発行は大正13年6月に初版が出ている。
本間光丘翁
本間光丘は町人でありながら、酒井藩より本間四郎三郎光丘として召し抱えられた。
この冊子は、大正13年に建立された光丘神社の成り立ちを纏めたものである。
建設中の光丘神社と完成された拝殿が写っている。
110頁に渡って記載されている。
本間四郎三郎光丘が町人の身でありながら、庄内藩に召し抱えられ鶴岡務めとなり、その留守を預かって本間家を支えたのが、分家の本間新四郎である。
本間新四郎が本間郡兵衛の先祖である。