無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

食育

2007-01-18 21:47:10 | 食べ物
いつもお世話になっている保育園の園長先生と、食育の話になった。事の始まりは、保育園に3時過ぎにお邪魔した事だ。お茶とお茶菓子が出て、「今日のオヤツです。どうぞ!」と勧められた。ザラメをまぶした菱形のパイだった。「え、これも園で作られたのですか?」と聞いたら、そうなのだそうだ。市販のお菓子は、危なくて食べさせられないから、作るのだそうだ。

毎日、違うオヤツが作られていて、先生達も楽しみにしてるのだとか。パンでも、ケーキでも何でも作ると言う。保育園児と先生の数を合わせたら、凄い数になるのだけど、添加物無しの健康な食事とオヤツは、食育に大切な事なのだそうだ。ちゃんとした食べ物を食べるのと、食べ物に似せた添加物を食べるのとでは、人間の成長に大きく関わってくる。一度読んでみた方が良いと、安倍司著の「食事の裏側・みんな大好き食品添加物」を勧められた。

中国特快のHPで、17日北京市通州工商局が、市場などで「人造卵」が売られていないか、一斉に検査をしたらしい。この製品は海藻酸ナトリウム、ミョウバン、ゼラチンなどを混ぜ合わせて作るのだが、長期に渡って食べ続けると、大脳に障害を与え記憶力が衰え、痴呆の原因にもなるのだという。中国に限らず、日本でも様々な添加物で、食品界は覆われている。安全だと考えられる野菜さえ、農薬まみれなのだ。特に注意が必要なのは、カット野菜のようだ。野菜なんて切ると直に切り口から色が変わる。いつまでも新鮮に見えるなんて、薬品の使用以外には不可能だろう。自分や家族を守る為に、少し勉強するのも良いのではないだろうか。

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4 コメント

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こんばんは! (ヘルメス)
2007-01-19 13:15:24
私のブログにコメントくださって、ありがとうございます。

そうですね。食事は気をつけなければなりません。アメリカのピザはなんと一切れで三食分のカロリーがあるそうです。あんなのを食べていたらどうりで太ってしまうわけです。なんと40%のアメリカ人が体重オーバーですから。まさに肥満帝国ですね。そして中国も肥満率が急激に増加していると聞きます。

ロサンゼルスで日本食の店があってホッとしています。日本食だと貧乏でも健康的に食べれますから。アメリカの食品には一切手をつけないように心掛けています。

日本では最近ではケーキ会社が悪事を働いていたとか。以前は牛乳会社が不祥事を働いていたようですね。ちょっと帰らないうちに世界に誇る日本の食文化も廃れてきたようです。
いらっしゃいませ! (cake)
2007-01-19 14:02:10
ヘルメスさん

コメントありがとうございます。
アメリカのカロリーの多い食事の話は、良く見聞きしますね。カロリー控えめと言われていたのに、ファーストフードに使われるショートニングオイルの恐ろしさも、やっと日本でも伝えられる様になりました。やはり、自然の物を少しづつ、満遍なく食す和食が、身体に良いのでしょう。

ケーキ会社の悪事と言えば、(子供の頃ペコちゃんの箱に入ったミルキーには、沢山の思い入れがありましたが、)あの不二家が不祥事を起こしました。少子化に伴い、洋菓子の売り上げが落ちて行く苦しい事情はわかりますが、食品会社で一度信用を失えばどんなに取り戻すのが難しいか、牛乳の時も牛肉の時も判っていた筈です。金儲けに目がくらんだのでしょうか。
何も知らず、フランチャイズに務めていた人達が可哀相と、思っていましたら、様々な良くない話もボツボツと出て来ました。この際、徹底して改善が必要なのだと思います。

食育 (こうたろう)
2007-01-20 00:43:27
こういう先生が増えると頼もしいですよね。
野菜嫌いの子供を無くす為に、幼稚園に野菜畑を作って、子供たちに育てさせた・・・って先生の話を聞いた事があります。
自分達が育てた野菜は良く食べるのだそうで、大幅に野菜嫌いが改善されたって事でした。

単純に、身体的な健康だけでなく、自分で作るという行為の何と健康的なこと。

ただ・・・かつては、家庭で自然に出来たことですよね。「食育」なんて言葉すらなかった。
保育園や、幼稚園でやらなければならないって事は家庭では、教えなくなったって事なのかなぁ。

「不二家」の事件・・・「子供の口にはいるものを・・・ひどい!」って皆口をそろえて批難してました。怒りは当然なのですが・・・・・。
そこまで言うなら、普段の家庭での食事も気をつけて欲しいものです。

あ・・おじさんの説教の典型ですね。(苦笑)
そうですね。 (cake)
2007-01-20 10:24:35
こうたろうさん

どうか、どんどん説教されて下さい。(^^)

私達の子供の頃(こうたろうさんとは、年代が違うかも知れませんが)、給食のパンは、次の日になると硬くなりました。野菜も果物も、虫食いがあったものです。
何日経っても柔らかいパン、見たくれが良くて旬の無くなった野菜。そんなものに囲まれて現在は過ごしていて、おかしいと気が付かなくなっています。
生まれた時から、そんな環境に慣れている子供達にしてみれば、食育を学ぶ必要があるのでしょう。本当は、子供達よりお母さんの方なんでしょうけどね。(おばさんの説教)

この保育園は面白い所で、最初に訪れた時に、子供達が樹に鈴生りになってました。雨の日には、男の子が裸ん坊で砂の上を転がっていました。驚く事に、2歳くらいの女の子が、アイロン掛けをしているのを見ました。
「危ない!」と止めるのではなく、やり方をきちんと教えると、安全なのだそうです。
畑もあり、ニワトリ、ウサギ、昔は山羊も飼っていました。少子化で幼稚園が閉鎖されていく中で、この保育園は入園を断らなければならないのだそうです。

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