無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

大浜海岸

2007-07-09 12:03:57 | 社会
日曜日、発見!酒田みなとの探検隊が、快晴のもとに行われた。山の子供と海の子供の交流と港のPRを目的にした企画で、酒田港女みなと会議では4年前から開催している。時期が悪いのか、とてつもない雨男や雨女がいるのか、毎年豪雨や雷雨に見舞われて、砂浜での活動が出来なかった。今年は今までの事がチャラに出来る位の絶好の天気だった。


「大浜海岸から見る酒田北港・風力発電やガントリークレーンが見える」

酒田港湾事務所の調査船みずほに乗って、海から港を見たり、本港を散策したり、全員が大浜海岸に集まって、清掃やゲームをして1日を過ごした。念願の砂浜での活動が出来ると喜んで大浜海岸に着いたら、駐車場はいっぱいで、その上波打ち際まで車がどーっと並んでいた。子供達が海に浸かったり、波打ち際でゲームが出来ると考えていたが、無理だという事が判った。



どんな事をして集まっているのだろうと、海辺まで行ってみると、若者達が車に牽引したジェットスキーを降ろし、並べていた。もちろん水上では、水しぶきを上げながら、自在に飛ばしていた。単独でスピードを上げる者も、複数で乗り途中で振り落とされる者もいて、見ているだけで楽しそうだった。
港湾事務所の所長さんも、海岸がこんな使われ方を知って驚いていたようだ。



大浜海岸は私が子供の頃は、れっきとした海水浴場だった。市内からバスで近くまで来て、松林をくぐり抜け、砂浜を我先に駆けだして泳いだものである。泳ぎ疲れて戻る時には、ここから小さな漁船に乗って山居倉庫の前まで変える事も出来た。酒田北港が出来て大浜の海岸が遊泳禁止になっても、私はちょくちょく泳ぎに来ていた。家で水着に着替え準備体操をして、5分後にはこの海岸で泳げる距離にあったからである。



久しぶりに訪れた大浜海岸は、若者達のたまり場になっていた。テントを張ってバーベキューをしたり、砂浜をバギーで乗り回したり、背中にタトゥーを入れた若者を見ていると、随分と時代も変わったなと思えた。変わらないのは海岸に流れ着くゴミの多さなのだが、最近は外国のゴミも多く流れてくる。片付けても片付けても、一向に減る様子もない。
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2 コメント

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Unknown (yukacan)
2007-07-09 21:18:22
真っ白な雲と青空の色がきれいですね。砂浜では結局若者たちをながめて終わりでしたか?このジェットスキーは海を汚さないのかしら。私の実家近くの海も夏場はごみでいっぱい。ボランティアの人たちが毎週ごみ拾いをしてくれているようですがごみは持ち帰って欲しいです。
酒田港 (cake)
2007-07-10 09:57:50
酒田港は、山形県内を流れる最上川の河口近くにあるので、県内のゴミが一斉に流れてきます。特に大雨の後などは、樹木や葦や茅、生活物資の廃棄物が辿り着きます。
ここには写っていませんが、港内の片隅では流木がかなりの大きさで浮島のようになっていました。
また、昨日のニュースでは、秋田の海岸で医療ゴミ(注射器など)が流れ着いて海岸が立ち入り禁止になったようです。海流の関係で、中国や韓国のゴミも多量に流れ着きます。

ジェットスキーで日中集まる若者達は、自分を見て欲しくて集まっているので、あまりゴミを置いては行きません。
しかし、夜間に花火で遊ぶ若者達は、人の目が届かないのを良い事に、花火の残骸を沢山おいていきます。

今回、子供達は波打ち際で遊ぶ事はできませんでしたが、少し離れた砂浜で、自分達でゴミを片付けて、ゲームをして遊びました。

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