9月25日で、とうとう「げげげの女房」が終わってしまった。朝一番に「ありがと~~♪」の歌が聞けない事になる。これは寂しい。番組自体も良かったが、一日の始めに「ありがとう」と言われる心地よさも、実は大きかったのだ。
売れっ子になった漫画家「水木しげる」は、特別な人だったかも知れないが、それを取り巻く人々は、何処にでもいるような人達だった。時代も、戦前戦後の何もない時代から、高度成長を遂げていく日本の、私たちの知っている時代だったから、共感出来ることが多かった。極貧の生活には「いつかきっと」と願い、貸本屋には懐かしさと後の困難を憂い、売れっ子になると陰で支える家族を心配した。
ネズミ男だけは、最後まで違和感がぬぐえなかったが、水木しげるを演じた向井理は存在感が大きかった。当たり役があると、そこから抜け出すのに苦労すると聞くが、彼の場合は沢山の隠れた才能がありそうなので、これからどんどん伸びるのだろう。もっとも私が驚いた俳優は大杉漣だ。家長として、一家に君臨していた女房殿の実父が、病に倒れた時の演技は、「おおっ!」と思った。こんな所で見せる演技を、勿体ないなと、自分勝手に考えた。いやいや、この番組は日本全国で観られているのだもの、大杉漣の実力に気が付いた人が大勢いただろう。これが元で、瀕死の老人役ばかり回ってくるのも困るのだが、これからも気を付けて観ていたい俳優だと思う。
原作者も、モデルになった方々も、元気で活躍している。もっともっと未来に続くのに、調布や境港の事もあるのに、終わってしまって残念に思う。最近にない楽しみの多い番組だった。本当に、ありがとう。
売れっ子になった漫画家「水木しげる」は、特別な人だったかも知れないが、それを取り巻く人々は、何処にでもいるような人達だった。時代も、戦前戦後の何もない時代から、高度成長を遂げていく日本の、私たちの知っている時代だったから、共感出来ることが多かった。極貧の生活には「いつかきっと」と願い、貸本屋には懐かしさと後の困難を憂い、売れっ子になると陰で支える家族を心配した。
ネズミ男だけは、最後まで違和感がぬぐえなかったが、水木しげるを演じた向井理は存在感が大きかった。当たり役があると、そこから抜け出すのに苦労すると聞くが、彼の場合は沢山の隠れた才能がありそうなので、これからどんどん伸びるのだろう。もっとも私が驚いた俳優は大杉漣だ。家長として、一家に君臨していた女房殿の実父が、病に倒れた時の演技は、「おおっ!」と思った。こんな所で見せる演技を、勿体ないなと、自分勝手に考えた。いやいや、この番組は日本全国で観られているのだもの、大杉漣の実力に気が付いた人が大勢いただろう。これが元で、瀕死の老人役ばかり回ってくるのも困るのだが、これからも気を付けて観ていたい俳優だと思う。
原作者も、モデルになった方々も、元気で活躍している。もっともっと未来に続くのに、調布や境港の事もあるのに、終わってしまって残念に思う。最近にない楽しみの多い番組だった。本当に、ありがとう。
水木さんの漫画とは長いおつきあいです。怪奇モノが当時の父兄からヒンシュクをかったのは無理もありませんね。 同じような作家で「日野 日出志??」さんだったか・・極めておどろおどろしい絵を描く人もいました。雑誌「ガロ」なんかはあまり見ませんでしたが、そこにも「その手の作家」がうじゃうじゃいました。それらに先駆けての水木さんでした。 早すぎた人だったのでしょう。
お隣の鳥取県の「水木しげるロード」などのイベントの様子が、いつもローカルテレビで伝えられています。 主演の「女房役」の俳優さんは、ピアニストでもあったんですね。
これも昨日NHKで観ました。
私はアダルトなチルドレンらしいので、あの頃の「白いブラウスに黒いスカート」姿の女性が、とても好ましいおじさんです。 清楚な美しさを感じます。
人は見た目ではない、というけど、やはり「カタチ」は大事です。 制服を着ると「シャン!」とするように。
「ゲゲゲの女房」の影響で、水木しげるロードには沢山の観光客が訪れているようですね。最近、民間のTVにも取り上げられるようになりました。驚くのは、NHKの番組がそのまま映像に流れることで、「今、何チャンネルを観ているのだろう!」と迷ってしまいます。水木ロードの話しも出ていました。銅像を造るにも、著作権を問わないで、水木先生は、許可を出したそうですね。
これも昨日、女房役の女優さんがピアノで、「ありがと~♪」を弾いていました。とてもお似合いの夫婦役だったと思います。
恐怖漫画は、梅図かずおが恐かったです。水木しげるは、少し系統が違っていましたね。日野日出志は、確かに読んでいます。
25日に終了したNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の平均視聴率(関東地区)が18.6%だったことが、27日、ビデオリサーチの調べでわかった。3月29日放送の初回は14.8%で朝ドラ史上最低だったが、25日の最終回は23.6%で期間最高視聴率だった。
BS2 AM 07:45
NHK総AM 08:00
NHK総PM 12:45
BS2 PM 19:30
都合、一日4回も放映していたのです。全部足したら、凄い数になるのでしょうね。
それなのに、観られない日があるんですね。土曜日の午後に1週間分の一挙放送もありましたが、これも見逃すことの方が多かったのです。