無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

神無月から神在月へ5

2013-10-23 19:44:32 | 

数百年前の石積みを横目で見ながら、お土産屋街へ向かう。

青空天井のアーケードには、手動の天幕で日よけがしてあった。

あんな所や

こんな所を寄りもせず

気になる所も素通りして

目的地(?)の店に着く。九州屋と言うそうだ。なぜ宮島なのに九州かと言うと、先代の店の主人が九州の出だったらしい。まんまと、ここで紅葉饅頭を宅急便で送ることになった。宮島は特に産業はなく、観光だけが生きる道なのだそうだ。年間に何百万人の受け入れをしているとか。この日は修学旅行の団体とすれ違うことも多かった。

船を降りて一路広島へ

建物の軒先に見慣れた物がぶら下がっている。

あまりに多いので、不気味に思ってガイドさんに聞いてみた。市をあげてのお祭りがあるらしい。

広島には、様々なレトロな車両の路面電車が走っている。

ホテルは駅の横のちょっと素敵なビジネスホテルだった。

窓から眺めた風景がこちら。駅近くなのが判る。

夜は町へ繰り出す。

奥がアナゴ、左がカタクチイワシ、右がなんと「わに」だそうだ。「わに」って何よ!因幡の白ウサギに出てきたワニはサメだった。ちょっと歯ごたえの薄いビンチョウマグロのような食感だった。

甘鯛の兜煮にそうめん。そうめんもこちらが名産だったかな。

かきくえば・・・もう一品牡蛎の料理があったかな。

釜飯はお好みで具材が選べる方式だった。私はしらすを選んだ。みんなでバラバラに頼み、トレードしながら食す。

そうだ!この日は広島-巨人戦の最終日だった。「余所の店に飲みに行っても、決して広島の勝敗だけは喋らないように。」と念を押されながら、1日目の広島の夜は更けていった。

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5 コメント

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Unknown (Andi)
2013-10-21 22:29:23
路面電車をみると、バックグラウンドが白黒になるんです。なぜか哀愁を感じてしまう。いいなぁ・・・

揚げもみじを逃してしまったのは残念です。どんなものか?お揚げを想像していますが。釜飯を見ていたら食べたくなりました。今晩は、これでいこう!
Andiさん (cake)
2013-10-21 22:49:24
路面電車の走っている町に住んだことはありませんが、Andiさんと同じように哀愁を感じます。広島の電車には、色々な車両があって、現代的な物やレトロなのや、ただ古いのや、余所で使われていた物をそのまま持ってきたのを使っているそうです。

酒田に揚げまんじゅうがあり、これはこれで美味しいので、きっと揚げもみじも美味しいのでしょう。釜飯は美味しかったのですが、さすがに量は多かったです。
cakeさん (T)
2013-10-21 23:05:33
>甘鯛の兜煮にそうめん。

鯛のいいダシが出てて美味そう。
牡蠣は本場だから最高でしょう。

このホテル部屋がきれいですね。
ホテルイン酒田の部屋もこんな感じです。
Tさん (cake)
2013-10-22 10:03:40
広島の牡蛎は日本一!と言われましたが、庄内の夏の岩牡蛎をほおばった事のある身としては。味も普通だわとか、小さいわとか、ごたくを並べていました。瀬戸内海の漁場がすぐですから、魚介類は新鮮ですが、庄内の方が引き締まった味がするのかなと思いました。ワニはねぇ・・・。

ホテルイン酒田に宿泊なさいましたか。
このホテルは、ビジネスホテルにしてはバスルームも広かったです。部屋に飾ってある絵が、それぞれ違って、素敵だったと、欲しかったと友人は言っていました。その通りでした。
cakeさん (T)
2013-10-22 12:46:26
生で食べる分には岩牡蛎の方が身が
引き締まってて美味いでしょうね。
広島の牡蠣は鍋に向いてる感じ
がします。(どて鍋など)
「ままかり」という小魚が瀬戸内海では有名ですね。

市内に都電がまだありますね。
広島駅はでかい駅だと知人が言ってた
のを覚えています。

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