玉コンニャクを煮た。醤油と酒とスルメしか入れなかったが、このスルメから出汁が出た。コンニャクも美味しいけどスルメが酒の肴に丁度良かった。コンニャクは2袋だったが、今度はもう少し量を増やしてみようと思う。
山形県は日本で一番コンニャクの消費量が多い。観光地に出かけても、茶店でこの玉コンニャクを串刺しで売っている。これに黄色の和辛子を塗りつけて、熱い所を頬張るのだ。醤油の香りに食欲が増すのは、日本人ならではだろう。
こんにゃく三昧で書いた山形市の丹野こんにゃく屋さんが、玉こんにゃくの元祖のようだ。1月7日付けの河北新報にその記事が出ていた。大正12年に千歳山に店を出した折、板こんにゃくを作る道具がなかったから、手で丸めたのがきっかけだそうだ。