2011/11/20 (金曜日) 晴れ
ポルトガルの旅もいよいよ終盤に入りました。
今日は、谷間の真珠にたとえられたオビドスを見物しました。
大昔、この地をローマ人が開発し、その後アラブ人に占領されたり、またローマ人達が
奪還したりと争いを繰り返してきた歴史がある街だそうです。
市街は周囲を強固な城壁で囲まれていて、現在も当時の様子をそのまま残しているのだ
そうです。
↓ 門をくぐってお城(要塞)の中にある村に入りました。
↓ 細い道を挟んで白い壁の家が建ち並んでいました。
↓ きれいな花が咲いた白い壁の家。
この市街を敵から守るために周囲は頑丈な城壁で囲われています。
そして階段を登って城壁につけられた歩道を歩いて一周することができます。
ただし、その歩道は手すりなどはなくて、狭くてでこぼこで歩きにくくて大変
危険なものだそうです。
過日、観光客が転落して死亡したことがあると、添乗員さんが説明してくれました。
もし、上に登って歩くのなら十分注意するように、とのことでした。
「えーっ、そんな怖いところには行かないほうがいいよ・・・」とお代官。
「いや、いや、折角ここに来たんだから行けるとこまで行って、怖くなったら引返そう」
ということで、城壁に付けられた階段を登りました。
上に登ると素晴らしい景色が見渡せました。
辺りの景色を見たらついその先まで行って見たくなってしまいました。
「気をつけて、壁伝いに行けば大丈夫だよ・・・」
↓ 城壁の道から下までは高さは30m以上あるでしょう。 足を踏み外して落ちたらまず
死は免れないでしょう。 壁に手を当てて一歩一歩慎重に歩きました。
↓ 怖さとは裏腹に目には素晴らしい風景が飛び込んできました。
↓ 遥か彼方の地表にはレールが敷かれていて列車が通過していました。
↓ 城壁内には白い壁、オレンジ色の屋根の家が密集して建っていました。
↓ 城壁巡りはまだまだ続きます。 「怖いよぉー」
↓ 城壁の途中に下に降りる階段がありました。 もう少しで下に降りられます。
↓ 大きな段差の階段を一歩、一歩、降りて行きました。
↓ 地面に立てばもう平気です。 またお土産屋さんを冷やかして回りました。
城壁巡りは怖かったけど素晴らしい景色を眺められて最高でした。
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
えっ、例えが違うよ・・・ ですか?
まっ、要は何か素晴らしいものを手に入れるのには思い切って実行しなくてはならない
ということでしょう。
よくこんな高い所に登りましたね。
それだけに綺麗な景色が見れて幸せでしたね。
昔の人は本当にすごいものを作ったものですね。
またまた実習生さんたちの見聞が広がりましたね。
撮影者以外の3人さんのお元気な姿が見れてよかったです。
こちらは今、午前4時です。
これからリスボン空港に向かいます。
成田着は明日の9時頃です。
旅行中のご対応、ありがとうございました。