デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

ピッチ15度~20度に最良点がありそうです - V型スチームエンジンとスクリューのピッチ -

2013年11月09日 21時57分34秒 | 工作実習
2013/11/08 (金曜日) 晴れ



V型スチームエンジンを搭載したボートに直径10cmのロウ付けスクリューを取り付けて
牽引力を調べてみた。
スクリューの羽根のピッチ(取付角度)を15度、20度、25度、30度と変えて
ボートに紐を縛り付けてエンジンをフル回転させて固定したバネ秤を引っ張らせるのだ。
エンジンのパワーが大きければピッチは大きい方が力が出るのだろうが、このエンジンでは
どんなものだろうか・・・・・・


↓ テストの様子。



↓ エンジンの回転数を測るために磁気回転センサーを取り付けた。



↓ スクリュー羽根のピッチ(取付角度)はペンチで捻って調整する。



↓ 羽根の取付角度はこんなゲージ?を頼りに目測で調整した。



↓ これは大体20度のつもり。


↓ これは25度のつもり。



↓ これは30度。 ちょっとオーバーかもしれない。 まぁ、ようするにいい加減なものだ。




幼児用のビニールプールを広げてボートを浮ばせた。
そして作業台に固定したばね秤(100円ショップで買った)と紐で結んで
ボートに引っ張らせてその引っ張る力(牽引力)をチェックしようというのだ。
ばね秤の目盛はg(グラム)の単位で書いてあるが、「引っ張る力」を「押す力」に
変換するリンクがつけてあり、目盛との校正ができていないので使えない。
ただ、大きい(強い)、小さい(弱い)、の目安にするだけだ。
でも感じで判断するよりは具体的な表示が見えるので比較するのには便利だ。


その様子を動画でご覧ください。






それではピッチを15度にしたときの牽引力をご覧ください。







次はピッチを20度にしたときです。






次はピッチを25度にしたときです。





次はピッチを30度にしたときです。





ピッチを深くすると牽引力は落ちてしまいます。
ピッチが大きい方が水を勢いよく押し出すのでパワーが出ると思っていたのですが
そうではありませんでした。
ピッチが深くなるに従ってエンジンの回転数が落ちていきます。
エンジンのパワーが小さいからでしょうか?
パワーが十分あって回転数が落ちなければ牽引力は強いものになるのでしょうが・・・
このV型エンジンでは15度から20度の間に最良点がありそうです。


再度、ピッチを20度に設定してテストしてみました。







今度はスクリューの直径を変えてテストしてみたいです。

えっ、そんなことはどうでもいいから早く川原に行って走らせてみろ! ですって・・・

そうです、それは確かにそのとおりですね。
何だかんだと御託を並べても何の役にもたちませんからね。
はい、近いうちに川原に行ってきます。
その結果をお楽しみに・・・・・
コメント (2)
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