3月17日 日曜日 日本大正村クロスカントリー 吹雪になるとは!
寒いよう。冬に逆戻りではないか。
と雪を見つつ会場から外に出る。ここから1キロ半は下り坂である。
大正村のメインストリートをどんどん下っていきます。両サイドの民家から、「頑張って~!」と声を受ける。
一番最後尾から出たのですが、最後尾の集団の中で、応援の人達に手を振りながら走っておりました。
「麦わら帽子頑張って!」
「鎌持った人、頑張って!」
なかなかお百姓さんと言ってくれない(笑)。
それに比べて私の前を走る大正娘二人組は、大きな声援を受けてました。さすがです。
街の端から急坂を駆け上がり(これがえぐいほどしんどい)、1.5キロ地点が第一給水所です。
水飲んで休もうかな?
「休むなあ!休んだら負けだ!」
そうなのだ。距離は16キロとはいえ、制限時間が2時間なのである。ほぼ全部坂道なので、ひたすら上ったり下ったりを繰り返さなければいけません。鈍足の私にそんな余裕はない。
しかもあちこちで写真を撮りながらなので、その分遅れるのも計算せんとあかん。
「ここから1キロ登り」
という表示もあった。ぐあああああああ、しんどいぞ!
坂道の途中で雪が降って来た。ちらほらレベルではない。かなり強いので、カメラを向けると雪の光跡が分かるくらい。
さぶいぞー!軍手はめてるけど指先の感覚が無い!カメラのシャッターが押せん!
でも・・・雪が降り始めると、目のかゆみが止まりました(笑)。花粉症には良いみたいだ。
急坂の途中にある第二給水所です。この地点で約4キロ。
スポドリを一口飲んで、すぐに走り始める。間寛平さんのギャグに、
「わしゃあ、止まると死ぬんじゃあ!」
というのがあるが、
「俺も止まると死ぬんじゃあ!」
と呟いて無理やり走り始める。坂ばかりなので、心が折れたら終わりなのだよ。
5キロ地点です。隣のランナーさんに、
「坂しんどいですね」と聞いてみたら、「この先もっと凄いのがありますよ」と言われてしまった。
この辺りで6マイルランナーにガンガン追いつかれております。とにかく彼らは速い!
岐阜経済大学のTシャツを着たランナーが、大量に走っております。高校生・大学生たちはおっそろしいほど速かった。
少し前を先行されていた、へび使いさんにようやく追いつきます。お互いに「キッツいですね~」と言いながら走っております。
「えーと、何番目の坂だっけ?」
頭の中は大混乱(笑)。事前にインプットしてきた地図と高低差のデータが吹っ飛んだ(笑)。
この地点で8キロぐらいだと思うのですが、写真の農家がある底の部分から、長さ2キロ以上の急坂が続いて最高地点である。
一番低い農家がある所が第三給水所です。9キロちょっと手前。手足は冷たいが坂のせいで汗が噴き出ております。
一口飲んで走り始める。ああ休みたい休憩したい。2キロの登りやってやる!
ここぐらいから、坂を歩いている人が出始めた。あああ俺も歩きたい。
歩くなあー!
歩いたら負けだあー!
でも「坂がえぐい」「しんどすぎる」と欠いておりますが、実際は快感なのです。倒れそうなぐらいアドレナリンが出て、脳内は酔っぱらっております。
嬉しい。
そして楽しい(笑)。
・・・やはり私はマゾだと思う。この大会に出る人って、マゾ気質の人ばかりなんだろうなあ・・・。
延々と続く登り。全然終らん、最高地点はまだか?坂道地獄。しかも雪が激しくなって来た。周りのほとんどの方は、ここの登りは歩いておりました。走っている私も、歩いている方とそんなに速さは違いません。
雪が小さな雹みたいで、顔が痛くなって来た。やはり普段の行いが悪いので、神様が下した罰なのであろうか?ランナーの皆さん、私の行いが悪いせいです。皆さん迷惑かけてごめんなさい。
次回予告、「ここは冬山か。吹雪の中で桜を見る55歳のおじさん」
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寒いよう。冬に逆戻りではないか。
と雪を見つつ会場から外に出る。ここから1キロ半は下り坂である。
大正村のメインストリートをどんどん下っていきます。両サイドの民家から、「頑張って~!」と声を受ける。
一番最後尾から出たのですが、最後尾の集団の中で、応援の人達に手を振りながら走っておりました。
「麦わら帽子頑張って!」
「鎌持った人、頑張って!」
なかなかお百姓さんと言ってくれない(笑)。
それに比べて私の前を走る大正娘二人組は、大きな声援を受けてました。さすがです。
街の端から急坂を駆け上がり(これがえぐいほどしんどい)、1.5キロ地点が第一給水所です。
水飲んで休もうかな?
「休むなあ!休んだら負けだ!」
そうなのだ。距離は16キロとはいえ、制限時間が2時間なのである。ほぼ全部坂道なので、ひたすら上ったり下ったりを繰り返さなければいけません。鈍足の私にそんな余裕はない。
しかもあちこちで写真を撮りながらなので、その分遅れるのも計算せんとあかん。
「ここから1キロ登り」
という表示もあった。ぐあああああああ、しんどいぞ!
坂道の途中で雪が降って来た。ちらほらレベルではない。かなり強いので、カメラを向けると雪の光跡が分かるくらい。
さぶいぞー!軍手はめてるけど指先の感覚が無い!カメラのシャッターが押せん!
でも・・・雪が降り始めると、目のかゆみが止まりました(笑)。花粉症には良いみたいだ。
急坂の途中にある第二給水所です。この地点で約4キロ。
スポドリを一口飲んで、すぐに走り始める。間寛平さんのギャグに、
「わしゃあ、止まると死ぬんじゃあ!」
というのがあるが、
「俺も止まると死ぬんじゃあ!」
と呟いて無理やり走り始める。坂ばかりなので、心が折れたら終わりなのだよ。
5キロ地点です。隣のランナーさんに、
「坂しんどいですね」と聞いてみたら、「この先もっと凄いのがありますよ」と言われてしまった。
この辺りで6マイルランナーにガンガン追いつかれております。とにかく彼らは速い!
岐阜経済大学のTシャツを着たランナーが、大量に走っております。高校生・大学生たちはおっそろしいほど速かった。
少し前を先行されていた、へび使いさんにようやく追いつきます。お互いに「キッツいですね~」と言いながら走っております。
「えーと、何番目の坂だっけ?」
頭の中は大混乱(笑)。事前にインプットしてきた地図と高低差のデータが吹っ飛んだ(笑)。
この地点で8キロぐらいだと思うのですが、写真の農家がある底の部分から、長さ2キロ以上の急坂が続いて最高地点である。
一番低い農家がある所が第三給水所です。9キロちょっと手前。手足は冷たいが坂のせいで汗が噴き出ております。
一口飲んで走り始める。ああ休みたい休憩したい。2キロの登りやってやる!
ここぐらいから、坂を歩いている人が出始めた。あああ俺も歩きたい。
歩くなあー!
歩いたら負けだあー!
でも「坂がえぐい」「しんどすぎる」と欠いておりますが、実際は快感なのです。倒れそうなぐらいアドレナリンが出て、脳内は酔っぱらっております。
嬉しい。
そして楽しい(笑)。
・・・やはり私はマゾだと思う。この大会に出る人って、マゾ気質の人ばかりなんだろうなあ・・・。
延々と続く登り。全然終らん、最高地点はまだか?坂道地獄。しかも雪が激しくなって来た。周りのほとんどの方は、ここの登りは歩いておりました。走っている私も、歩いている方とそんなに速さは違いません。
雪が小さな雹みたいで、顔が痛くなって来た。やはり普段の行いが悪いので、神様が下した罰なのであろうか?ランナーの皆さん、私の行いが悪いせいです。皆さん迷惑かけてごめんなさい。
次回予告、「ここは冬山か。吹雪の中で桜を見る55歳のおじさん」
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