48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

逆三角形ボディの先生(柔道編)

2015年10月22日 00時15分23秒 | 柔道の練習日記
10月20日 柔道の練習日

ここ半月ばかり、土曜日の練習が祭日前でお休みであったり、合同練習であったりするので、週1回のペースに減ってしまっておった。1週間も間を開けると、柔道の感が鈍ってくるような感覚です。怪我を治すにはちょうど良かったのかもしれませんが、元々小心者の貧乏性なので、
「元々弱い俺が、もっと弱くなってるかもしれん」
と考えてしまうのだ。
別名「心配性の男」
弱くなったところで全然問題は無いのであるが、小心者というのは、そういう所をジクジクと考えてしまう性質があるのです。

さて小心者のオッサンですが、今日も仕事を終えて駆け付けると、早くも中学生達が着替えておりました。皆真面目だなあ。小柄な男の子と、体重が100kgを超えてそうな巨漢の凸凹コンビ中学1年生が、仲良く話しております。和気あいあいとしてええです。
N野先生も早く来られていたので、グダグダと下らん事を話しながら、中学生に混じって準備運動の開始。オッサンは準備運動をきちんとしないと、怪我が多くなるのであります。

寝技乱取りではN根先に、亀の状態から腕ひしぎに持って行く練習をしていただきました。
左手で相手の左腕に絡めて、支点になる足を相手の頭の左側に置き、よっこらしょと引っくり返してそのまま腕を取りに・・・取れない(笑)。ガッチリロックされて取れんません。
でも先生曰く、
「その入り方でいいですよ」
との事です。要はスピードが遅すぎるのだ(笑)。
その後中学生2名相手にしてヘロヘロである。

さて打ち込みはI瀬先生に相手をしていただき、内股の細かい所をチェックしていただいたのだが、
「相手を腕だけで早く引き出そうとして、腰が回っていない」
という指摘。
引き出す事に意識が行き過ぎて、腰の回転までに意識が行っておりません。回転しておりません。腰の回転は不十分な状態で投げを打っても、あまり意味がありませぬ。
うーん、完璧なんて無理とは思いますが、今のグダグダフォームではいかんよなあ。
その後上級編の内股の入り方投げ方を説明していただいたのですが、すいません、まだ整理してないのと、かなり難しいので書けない(笑)。というか理解できてません。

乱取りは殆んど中学生相手にしたのですが、市民大会の中学チャンピオンとやって息が上がり、同じく市民大会の3位とやって・・・あれれ・どうしたんだ、俺に素直に投げられてるやん。
「今日は調子が悪いんか?どないしたんや?」
「ちょっと腰が・・・」
「おいおい大丈夫か?」
私と同じく彼も腰痛が(笑)。中年のオッサンならまだしも、中学生で腰の痛さが気になるとは、相当悪いかもしれない。
「あまり無理せんほうがええぞ」
I君はそれでも練習を続けております。真面目なのは素晴らしい事なんだけど、オッサンの怪我と違って青少年の怪我は気をつけないといけません。オッサンなら後遺症が残っても諦めがつきますが、これからという若い人が、「腕が伸びん」「関節が動かん」とかなって治らんようになったら、目も当てられません。
でも真面目な子は練習休まんのだよなあ。

その後にD口先生にお相手をしていただきました。
2~3回は奥襟・背中の正中線あたりと掴めたのですが、
「いいですよ!T岡さん!そのまま引き付けて!」
と私の乱取りを見ているI瀬先生の声の指示を受けて、絞りながら釣り手を引き付けようと・・・ああ!崩された!
後ほど更衣室でI瀬先生にお聞きしたのですが、その時私は引手を持たれて絞られて、全然動こうとしても出来なかった、それが課題であるとの事でした。I先生は引手のコントロールが非常に上手く、いつも引手の取り方など詳しく教えていただいております。
なるほど引手かあ。

まあD口先生と乱取りをして再びチアノーゼ寸前になり、その次に目の前に立ったのが、いつもの中学2年106kg君であった。きっつー!
「いくら道場で一番弱い大人であっても、白帯中学生に負けるわけにはいかん!」
とばかりに全開し、何とか転がしていた。もうこちらも必死。
はあはあぜいぜい、次は中学生でも小柄な奴がいいなあ。
と思ったら、中学1年生の巨漢君であった。彼は小学生高学年からH坂教室に通ってる子で、今年度中学柔道部に入った子です。乱取り前に聞いてみた。
「君、体重は何キロだ?」
「はい!116キロです!」
うっ!さっきの奴より10kg重いやんかー。
H坂中学柔道部は、この親父を殺す気らしい(笑)。幸いにして彼はまだ初心者なのでコロコロ転がしておったが、1年後には私なんぞ踏み潰しているであろう。
その後小柄な中学生と1本やり、本日の稽古は終了しました。

さて怪我の具合です。Y崎先生・I瀬先生にも聞かれたのですが、ほぼ完治に近い状態です。「ほぼ完治」というのは、ようやく開脚の角度が100度になりました。正常な状態では120度なのでもう少しです。
ただし中学116キロ君と乱取り最中に、相手を転がそうとして大股を開いて踏ん張った際、股の筋肉(傷めた所)がピキッという感じがして、力があまり入らんかったのです。それ以降は普通に出来ましたが、その時はちょっと慌てました。
あともうちょっとですね。それと完治したら下半身を鍛える筋トレをしようと思います。どうもその部分が弱いと思う。

更衣室で着替えていると、N根先生が着替えておられ、裸になった時びっくりしました。
「先生!凄く痩せましたね!逆三角形ボディではないですか!」
先生相手に言ったら怒られるかもしれませんが、N根先生は典型的なアンコ型で、だるまさんのように真ん丸の体型でした。が久しぶりに拝見しますと、あのデカいお腹が大きく凹んで、逆に肩幅が大きくなり、逆三角形のボディになり始めてるのです。おお凄い。
「毎朝走ってるんですよ」
詳しくお話をお聞きしますと、同時に週2~3回のペースで筋トレメニューもこなしてるそうです。なるほどそれで逆三角形なのか。
「見えていない所で努力する人が、一番偉い」と言いますが、その典型例です。

私も見習わんとあきません。

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