48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

51歳の体力は、どこまでもつか試してみた 2

2015年01月22日 05時12分36秒 | 柔道の練習日記
1月20日 51歳の中年の体力は、どこまでもつか試してみた 2

前回の日記の続きです。

午前中は山仕事・昼からは林道走りと、家に帰って轟沈寸前であったが、柔道の練習が始まるまで4時間あるので、その間に回復に努める。
思いっきり汗をかいたので、体重計の乗ってみると・・・おおおお!78.4kgだあ。正月明けの大会後80.9kgに比べて2.5kg減ってるぞー!
正月明け「矢作川マラソン」直後に計った数字より、がたんと減っております。キャベツダイエットと走り込みは有効ですね。これからは落ちるペースが鈍化すると思いますが、春のウルトラマラソンまでには、何とか75~6kgにしたいですね。

飯食って中学校の体育館に向かう。
運転しながら、
「あかん、体むっちゃ重い。しまったやりすぎたか!」
疲労を取るどころか疲労の蓄積でどよ~んとなって来てしまった。

着替えてると中学生が何人か来て、準備体操を始めたので私も加わる。一般部は少年部で教えてられた何人かの先生と、私と同じように来たI瀬先生D先生、久しぶりにお会いしたH先生が加わりました。

まずは中学生相手に寝技乱取りを2本。ここで形の相手をしてくれたT君とやったが、体が重くて思うように動けん。仕方がないので下から抱きついて時間を稼ぐ。でも彼は私と体重が変わらないから、上に全体重を乗せられると、うげええ・・・になってしまうんだよなあ。
とにかくこの2本でバテた。息が上がる。

打ち込みから乱取りに突入。最初はH先生に相手をしていただく。
最初にあっという間に投げられた。
「何があったん????」
というぐらいわかんなかった。
しばらくして組んでると、
「あれ?何これ?」
先生の組手がちょっと変。右手と左手がそれぞれの私の襟を掴んでる。??????
と思った途端、いつの間にか投げられていた。?????
「先生、今の全くわかりませんでした。何が何だかわかりません」
とお聞きした所、丁寧に教えていただきました。
「本来私は左組みなんですよ。ですから普通なら喧嘩四つになるんですが、わざと右組の振りしてました」
「???どういう事でしょうか???」
「私は右も左も襟を掴んでましたよね」
「はい」
「右手はそのまま釣り手の位置。左手は下げて、襟の下の方を掴んでいます。その時は相手は私の事を右組として思っちゃうんですよ」
「はい」
「でも足は左足を前にしてますので、すぐに左組として投げれるんです」
と思い出して書いてみましたが、先生間違ってたらごめんなさい。あと説明の文章力が無くてごめんなさい。
うーん、そこまで考えられてるのかあ。柔道って奥が深いなあ。

次はD先生に相手をしていただいた。
しかし、最初から組手封じを徹底的にされてしまった。全然取れない。
D先生は、
「今回は相手に掴まれない掴ませないで(笑)」
両腕の袖口近くを持たれて、圧倒的なパワーで振り回して、全然掴めません。
気が付いたら中に入り込まれて、投げを食らいました。
わー!何も出来ん!
今までは組手争いで負けてばっかしでも、引手だけは取れてたりとか、釣り手も殺されながらもどこかを掴んでたりとかしてましたが、
「両手が何も掴んでない状態で、相手に振り回される」
という状態。この状態ってむちゃ怖い!
恐怖の3分間であった。袖釣りこわいよおー。

横で水分補給してると、私の尊敬する御大K谷師匠が、
「T岡さん、久しぶりにやりましょう。黒帯取ったんなら、私なんてすぐに投げれるでしょう」
とニコニコ。ホントにニコニコとして朗らかな師匠です。
でも鬼のように強いのは身に染みております。
組んで奥襟を取り、強引に投げを打ちながら大内に変化。で師匠に尻餅をつかせた。
うおおおおお!多分有効ぐらいだけど、初めて技がかかったあ!
「おお、T岡さん凄いねえ。強くなったよー」
とお褒めの言葉を頂く・・・がこの後有頂天のオヤジは、天狗の鼻をへし折られる事に。
組み直して引手を引かれるのに反応して、力を込めて耐えようとすると、逆の方向に足を払われた。くるっと回って1回転し背中から落ちた。
天井のライトが綺麗だなあ(笑)。
だあああー、完全な一本負けだ。
何という切れ味。これが白髪の老人の技なのか?これが70代の人間なのか?
私より15センチ低く体重も25キロ以上差が有るのにもかかわらず、ここまで綺麗に投げるとは・・・。達人おそるべし。
達人師匠には、この後完璧に2本取られてしまいました。

その後、御大K谷師匠ともう一度乱取りをしていただき、1回休憩後、D先生と再度乱取りしていただきました。
最後は気持ち悪くなってきた(笑)。

終わった頃にはもう限界点を越えて、足が動きません。手もプルプルと震えてました。這う這うの体で着替えをし、車の中でへたり込んでしまった。
家でご飯を食べようと思ったけど、握力が無い状態になっちゃったので、箸が思うように使えません。汁もんしか食えんかった。焼酎を飲んで布団に転がり込む。

楽しかったなあ。柔道って楽しいなあ。

山仕事+2時間の山走り+柔道のフルコースは、何とか棄権せずに出来ました。明日は筋肉痛(笑)。

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51歳の体力は、どこまでもつか試してみた 1

2015年01月22日 05時03分35秒 | ジョギング
1月20日 51歳の中年の体力は、どこまでもつか試してみた

休みである、休みである。
でも休みではない。
その答えは・・・、
♪山仕事が待っている~

予定をしていた山仕事の日である。林道沿いのうちの山の雑木林の木を、切り出す作業である。2年前に台風で大木が倒れて道を塞いでしまった事があり、御近所にえらい迷惑をかけたので、道沿いの大きな木は今のうちの切り倒してしまおうと。
直径30~50cmの大木を切り出す能力は、うちの家族には無いので、それは知り合いの業者さんにお願いしました。が小さな木や丸太なら、うちの小型チェーンソーでもOKなので、枝切や運び出しの作業です。
トラックに積み込んだ大木。もちろんクレーンで積み込みますが、芯が腐った木や細め(直径20㎝ぐらいまで)の木は、1~2mぐらいに切り刻んで、山に捨てます・・・ってこれが重いんだあ!
午前中はそればっかりやっていたのだが、腰が重い~。まるで苦役(クーリー)である。
ぜいぜい。
時折、
「木が倒れるぞー!」
という叫び声が聞こえ、高さ15mの杉の大木がどどどーんとひっくり返る。もの凄い迫力である。重さにして数百キロ~1トンもある大木になんか挟まれたら、全身ぐしゃぐしゃだよなあ。

芯が腐っていた大木は、枝を切り落とし本体は細切れにして山に捨てます。ここからが重労働でごわす(と鹿児島弁になる)。
もうヘロヘロ。
「俺はでっかい噴火山たいー!」
と訳の分からん黄レンジャーのような気合を入れて、2時間半延々と仕事をしておりました。

昼で作業は終り。飯食ってから家で1時間ぶっ倒れていたのだが、
「いかん。来週は一色マラソンだ。ちょっとでも走って足を作っておかないと」
と思い、車に乗って近所のゴミ焼却場スパ(ホワイトウェイブ)に行った。
ここから西尾市~幸田町にまたがる茶臼山の林道をランして、帰りには風呂に入る計画だ。
が、距離は平地8km山5kmの無茶無茶きついコースである。
「やばいなあ、午前中で足を使い果たしたかも」
でもやるのだ。限界に挑戦だー!
下界から見る茶臼山は綺麗だのう。頂上には行かないけど、中腹を登ったり下ったりするコースなので、近隣のマラソンランナーがよく練習に来るコースなのだ。
登り口の池まで30分かかってしまった。たった4.5kmをそんなにかかる。真面目に走ってキロ6分半だもん。やはり遅いわ(笑)。
いっぱい写真を撮っておった・・・という言い訳を思いながら走っておりました。
ここから終点まで2.5kmなのですが、最初の1.5kmはひたすら登り。ずーっと登り。いやになるくらい登り。
「俺の事を、中年の山の神と呼べえ~!」
訳の分からん叫びを上げながらひたすら走る。このオヤジは、興奮すると叫ぶ癖があります(笑)。
写真では分かりにくいのですが、登りは全然進みません。
峠越えて1km下り。ひたすら下り。膝と足首が限界!きつー!
吐きそうな坂道の終点には、昔お茶屋さんで今はカラオケバーになってるお店が終点。こんな山奥のカラオケ屋ですが、近隣の農家のオッサンが来てよく歌っております。今日も谷間にカラオケの歌が響いておりました。
ここまで55分かかってしまった・・・。
休憩を取らずにそのまま折り返し。1kmの坂道を駆け上がり、1.5kmを下り、4.5kmを走ってホワイトウェイブに帰還。
車の座席に座った途端、動けんようになった。

本日の走行距離、1時間50分、14km。累積標高約500m。
夕方の時点で、体力のほとんどを使い果たしてしまったが、その夜は柔道の練習である(!)。
「立ってること、出来るかなあ」
いや、弱音を吐いたらアカン。行って玉砕してこい!

続きは乞うご期待!

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