48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

月次3回目 刑務官に秒殺される

2014年04月08日 22時44分29秒 | 柔道の月次試験・試合
4月6日 柔道の月次3回目

体調は最悪である。わははは!もう笑うしかない。
消費税関係で連日のパニック。
仕事中から「だー!」「わぎゃあー!「死ぬー!」の叫び・・・というのは無いけれど(笑)、叫びたいくらいである。
怪我も治らん。かえって悪化している。
頸椎症治してえー。肉離れ治してえー。悪い頭治してえー(←無理だ)。悪い顔治してえー(←絶対無理だ)。

朝起きて月次に行くかどうか迷った。
でも朝嫁さんと子供から、
「お父さん、柔道の試験頑張ってねー!」
と言われてしまった。
そんな言葉を言われたら、
「今日は体調悪いし怪我してるから休む」
なんて言えないではないかあ!
「よっしゃあ!頑張ってくるわあ!」
と見栄を張って家を出た。俺はどうしようもないバカだ。

安城体育館前に行くと、相変わらず人混みが凄い・・・というか道着姿の小学生がいっぱいいた。
???・・・胸には「寛水流」「闘神会館」・・・なんだなんだ空手の大会ではないか。
どうやらアリーナでは空手のオープントーナメントが開かれてるようです。
4階に上がり受付を済ませ着替えて待つ。人数は前回の2/3位である。学校が始まってすぐなので少ないのか?

とここで、前々回前回と一緒になったBさんに会いました。
「おお、今回も参加ですか」と旧交を温め直す。
準備運動が終わり会長の挨拶も終わり、3階の剣道場にて2級戦1級戦が終わるのを待つ。
その間は暇なのでずーっとBさんと話をしてました。
Bさんも20歳代とは言えその年齢で柔道を始めるだけあって、格闘技は大好きだそうである。しかも別の格闘技の経験者らしく、いろいろ詳しいのだ。
呼出しが来るまで延々と格闘技の話をしてました(笑)。お互い好きだなあ。

先生が来られて名前の呼び出しが始まった。
「11組、1番〇〇けい、・・・・、2番某高校・・・・、3番西尾柔道会T岡、4番一般・・・・、5番某尾張地方高校・・・・」
がーん!中学生がおらん。高校2名と一般3名の組やんかー。なんだこの一般の多さは?
集まったメンツを見て、1番の何とかケイ・・・・さんは、〇刑の刺繍。これって刑務官?
刑務官の人って体つきが凄いではないか。俺なんてぐしゃぐしゃにされそうだ(←この予想は当たります)。
他のメンバーも顔つきが鋭い。
ダメだ・・・とても勝てそうにない。今回は0点だ。
「ゴメン、今の組み分けは間違い」となって、中学生に代ってくれんかなあ。
・・・って、やる前から負ける事を考えるバカがどこにいるんじゃあ!当たって砕けんかい!
という事で、一人ぐらいには勝って目標は1勝1点(笑)。
4階の会場に移り、先生に連れられて試合開始。
その刑務官さんの試合を目の前で見た。高校生に見事に払い腰(?)で一本勝ち。まさに秒殺。強い。
この人とやる時は、無理しないでおこう(笑)。

で次は私ともう一人の一般の人。
組手争いになると思ったが、割合すんなり奥襟を取らせてくれたので、そのまま引き付けて足払いでこかせる。
「1本!」
良かったー!目標の1勝達成だあ!(←低い目標だ)
スタミナもロスしていない。よし、次は引き分けを狙って0.5点だ・・・と言ったが左腕が痛い。肉離れの悪化だとすれば黄信号点滅である。

2試合目は高校生君。背は私より低いが体重は同じ程度か。
組んだ途端、
「あっ、この子は力強い」
とわかった。
掛かりはしないがどんどん踏み込んで掛けて行く。相手は指導を2回とられた。
焦って力任せに来た所を大外で転がした。強引な大外であったが、有効を取れた。
よっしゃあ!このまま流せー!
でタイムアップ。
力任せの勝ち星であったが2勝目。ぜいぜい。スタミナが尽きた。

休んでる間、隣の一般の方と話をした。
その方は32歳で2年ぶりに再会したとの事。やはり好きな方はどこでもおられるんだなあ。
ニコニコと楽しそうに柔道の話をされておられました。


しばらくすると目の前で、刑務官さんと、もう一人の高校生君が凄い戦いを繰り広げていた。その高校生君はうちのグループでは一番体格が小さいにもかかわらず、ガンガン攻めたてて、何と技有を取った。
「おお!凄い!」
「速い!」
先ほどの一般の方と一緒に思わず唸ってしまいました。
刑務官さんも技有を取り返し最後は引き分け。高校生君は息遣いが荒い。

私の3試合目は、その刑務官さん。
組んで投げを捌いてたのだが、刈り技の途中で投げに変化してきた。
「あわわ!」
とこかされそうになり声を出した途端、払い腰(?)で綺麗に投げられた。
「一本!」
悔しいどころかあまりの技の綺麗さに感動してしまった。同じ白帯同士でここまで完璧に投げられたのは初めてです。ここまで実力差があると悔しいよりも相手の凄さに感心してしまいます。
開始から30秒も経ってません。秒殺されてしまいましたー!あっという間に負けたので全然疲れてない(笑)。

その高速高校生君(と勝手に名付けた)は今まで全試合フルで闘っているのだ。凄いスタミナである。
休憩中にその子と話をした。
「次は君と当たるねえ。よろしくお願いします」
「ぜいぜい、こちらこそよろしくお願いします」
「君は凄いなあ、頼むから投げる時は綺麗に投げてくれ、怪我だけは避けたいからね、あははは!」
「そんな事ないです。僕なんか下手です。もうスタミナがありません」

さてさてその高速高校生君との試合である。
組もうとしたが組めない。組手争いから速い。いかん押されてるよ俺。
開始から1分ほどで強引に足払いでこかせて有効を取る。
「よっしゃあ!」
勝てる勝てる、夢の3点である。
いかんいかん、気を引き締めろ。相手のスピードを捌け。がここで指導を取られる。あちゃー!
・・・・
ここでバッテリーが切れた(笑)。
・・・・
もう動けません。指導をまた取られたー!いかん、2回目だ。
わああああああ!という所で大内だったと思うが、転ばされて技有を取られた。だー!
ぜいぜい、そのまま時間切れで負け。
すんません、擬音が多い説明で分かりにくいと思います。記憶があいまいなので勘弁して。

挨拶して待機の場所に戻ったが、しんどすぎて立ってられんので、膝をついてしまった。正座のほうが楽だ。
ぜいぜい。
目の前では最後の試合をやってるが、全然目に入らない。ぜはぜは。

息が大分楽になってきた頃に体中を点検する。
左腕は痺れるが、前とそんなに変わらない。痺れの原因である頸椎の部分も、大丈夫そうだ。左腕の痛み(肉離れ)はやはり痛い。筋肉痛で少し痛くなったくらいか。
まあ何とか大丈夫そうである。大きな怪我が無くてホッとしました。
先生からの講評があり、やはり力任せで相手を崩す基本に戻って、という事であった。やはり基本かあ。地道な練習が必要ですね。
今回は2勝2敗で2点止まりであった。中学生がいないメンバーで、しかも怪我だらけの体調からすれば上出来のほうかも。これで合計7点です。
思い出しても情けないのは、前回の取りこぼしである。今更仕方がないので、次回まで腕の怪我を治しチャレンジである。

今まで3回受験したが、点数が一番低かった(2点)だが、内容的には一番効率が良かったと思う。
一番非効率的だったのが1回目の受験で、フルパワーで力比べをしたため、投げられてもいないのに肉離れを起こしてしまった事である。
オハナ接骨院の先生によると、
「力が強い人は、自分で自分の筋肉を破壊してしまうんですよ。必要な時だけ使う・緩急つける事を考えてやってみてください」
とのアドバイスを受けました。
2回目3回目はそのことを念頭に試合に臨みましたが、確かに怪我は発生してません(悪化はしてますが、笑)。そこで得た余裕を勝ちに結び付ける所までは行ってない(笑)。
柔道は奥が深くて難しいです。そして面白いです。

その後はしばらく見学させていただいた。
とそこで試合が終わったらしいBさんに出会った。
「お疲れ様です!どうでした?」
「合格です。これで初段です」
「おめでとう!」
という事で、Bさんの記念撮影である。パチパチ、拍手!
真面目なBさんは、はにかんでおられたが、部活でやってるわけではない一般の人が、道場に通って学んでこられ努力して得た段位です。立派なもんです。
朝に弱音を吐いてた自分が情けない。私も周回遅れですが頑張ります!

中年の頑張ってる皆さん、応援ついでに下のバナーも押してね。
にほんブログ村 格闘技ブログ 柔道へ
にほんブログ村
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする