48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

第16回杜若旗柔道大会

2012年07月03日 04時30分28秒 | 柔道の練習日記
7月1日決戦の日曜日。
この日はどんよりとした曇天ある。空に渦巻く黒々とした雲は、ある人によれば「戦場に赴く阿修羅の姿のようであった」と言い、またある人は「憤怒の形相の般若のようであった」とも言う。48歳のオヤジは「隣家の誰にでも吠える馬鹿犬が、ウンチを我慢して悶えてる姿にそっくりだ」とも思った、それほど禍々しい黒い雲であった。
決戦の朝、戦場に赴く我が一家は、日の出前の早朝に起床し、近くの神社で柏手を打った後、滝にて斎戒沐浴をし、心清らかに決戦の火ぶたを待つのであった!
・・・すいません、嘘ついてます。オヤジは朝から寝坊しました。
起きたら、家族全員用意をしておりました。普段一番最後まで寝ている嫁さんが、5時起きで昼の弁当を作ってる(?)しかも子供の大好きな唐揚げ弁当。俺の毎日の弁当は、朝食前に前夜の残り物をパパッと詰めて5分で作り、しかも「ご飯は自分で詰めて!」と命令する嫁さんが・・・この差は一体何なんだ!
「5分対1時間かよ!俺は一家の主人なのか!馬鹿にするな!」と面と向かって言えないので、心の中で叫びながら、食器を洗うオヤジであった(笑)。
前振りはこのくらいにして、本日7月1日の日曜日は、第16回杜若旗柔道大会の日。我が家のボンクラ息子も個人戦に出場します。朝から弁当持って豊田市スカイホール武道館へ。
玄関口には先生方と他の出場する子供たちと親御さんが集合しており、開場した所で割り振られた場所に移動しました。パンフレットをいただき、対戦場所と順番を確認する。といきなり団体戦は第一試合ではないですかー!(うちの子供は出ませんが)
うちの道場の子供たちの事もいっぱい書きたいのですが、負けて悔しがる子供もいるので、書かないでおこうと思います。結果だけ言うと、団体戦は1回戦を突破し、2回戦で負けました。皆よく頑張ったよ、うんうん。
11時にはうちの道場の団体戦も終わったので、少し早い目の昼食。「どうだ!私の作った唐揚げは美味いだろう」と嫁さんが自慢自慢。頼むから普段の俺の弁当も、もうちょっとリキ入れて作ってほしい。面と向かって言えないので、ブログに書いておく。
さて午後の個人戦である。小学校6年生の部は第7試合場。殺到する親御さんをかき分けて何とか見える場所を確保。でも見えにくい。徐々に子供の試合が近づいてきて、名前が呼び出されて控えで待つ・・・相手の選手は、うわあデカイ!165㎝はあるだろうか。審判員の人と同じ背丈である。中学生の間違いでは。うちの子供と30センチは違う。
「こりゃあ勝てんわ」とオヤジの心のひとりごと。他の観戦の人も、「凄い身長差」という呟きが聞こえてくる。そんな外野の声も聞こえず、のほほんとしたボンクラ息子は、相手の選手と挨拶をし、何故かわからぬが談笑し、さらには笑いながらお互いに打ち込みまでしている脳天気さ。初めて会った試合前の選手同士とは思えぬほどのノホホンとした二人である・・・お前らこれから戦うんだぞ・・・。



試合が始まると、ウチの子供は懐に潜り込んで背負いを連発。余りにも小さい相手なのか、相手もやりにくいのか、怪我をしているのか、よくはわからんが相手は技を掛けてこない。相手に指導がかかったのか、それとも背負いで相手を崩して有効を取ったのか、始終動きまくって背負いを連発していたボンクラ息子が勝ってしまった。
2回戦はボンクラ息子より5センチくらい背の高い子供だったが、相当鍛えてるらしく、始終息子を振り回して、大外刈りを決めた。うちの息子の完敗である。まあ柔道を始めて7カ月なので、よく出来たほうなのかと思ってます。
試合場から出てきた息子曰く、
「疲れた。でも面白かった」
本人も1勝出来るとは思ってもいなかったらしく、嬉しかったようです。まあ今日は休んでくれ。と言っても、各学年の個人戦の決勝や中学生の試合を、帰る直前までずっと見てました。
オヤジの願いとしては、「これで中学も柔道部に入んないかなあ」というものです。こればっかりは親が強制することはできないので、いろんな大会に出させて、柔道を楽しいと思ってくれればと。
次は8月12日の日曜日、全三河柔道大会に出場すんぞー!
コメント (3)
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