48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

伊勢乃国 朝熊山に登る

2012年07月31日 00時10分43秒 | 登山
7月29日、日曜日。
この日は、子供を某イベントに参加させるべく、早朝から嫁さん子供と三重県の伊勢市に行きました。子供を9時半に会場に受け付けに預けて、さあ迎えの3時まで何をしよう?
と、突然ひらめきました。
「久しぶりに山に登ろう」
会場に近くに6時間も待つのも退屈なので、会場から10km離れたところに、標高555m
の朝熊山というのがあります。この山に登ってしまおうかと。
「一緒に登る?」と嫁さんに聞いたら、
「暑いし日焼けするし、私は近くのスパに行って寝てるわ」との事。伊勢神宮内宮近くの登山口まで車で送ってもらいました。入口付近の自動販売機にて、ペットボトル2本を購入。9時45分出発。
一般のコースタイムは2時間半。以前10年前に登った時の時間は、トレイルランがてらだったので、1時間で登ってしまったことがある。今回も走って登ろう!と年齢・気温を考えなかったのが、過ちの第一歩であった。
この内宮横から登る登山道は、「宇治岳道」と呼ばれているらしく、明治から大正にかけて、頂上にある金剛鉦寺の参詣に、バスが使われていた道の跡である。結構荒れ果てているが、斜度はそんなにきつくない。
「おおっ!これなら走れるぞ!」と、気持ち良く走ってたのだが、20分も経たずに息が切れ、汗が滝のように流れ始めた。
はあはあ、ぜいぜい、しんどい。
頭がボーッとしてきた。
「ダメだあ!不屈の意志はここまでだあ!」と歩き始めたら、山から下山してくるトレイルランナーを発見。
「くそう、俺も負けてられへんでえ!」とまた走り始めた。
この見栄を張ったのがいけなかった。15分後、熱中症の初期段階の頭痛がし、木陰でぶっ倒れて水飲んでるオヤジの姿が・・・バカである。気温を考えて普通に早歩きで登ればよいものを、これで15分はロスしてしまった。この間ブログで批判した、若い奴に偉そうにするオヤジと同じではないか。おのれのバカさ加減を反省することしきりである。中年オヤジが見栄を張るとロクなことが無い。
半分走ったところから、ランから早歩きに切り替えて、何とか熱中症は回避し、別の朝熊岳道という登山道と合流したところで休憩、出発して1時間30分で頂上に。
景色は・・・曇ってて全然見えん。風もなくひたすら蒸し暑い。ここで証拠の写真撮影を。

と思ったら雨が降ってきた。急いで山頂から20分ほど離れたドライブインへ。あまり旨くない冷やし伊勢うどんを食べて、展望台横の足湯に浸かってのんびりしてた。雨が降ってるので、誰も足湯を使っていない。展望室から遠く離れているので、オヤジは足湯の噴出口のお湯を盥ですくって、汗だらけのタオル・帽子・Tシャツを洗い、なんと洗髪までしてしまいました。学生時代から培ってきた登山と野宿の技術です、えへんえへん(こんなん自慢してどーすんねん)。
そうそう、帰りに頂上直下の金剛鉦寺の境内を歩いていたところ、こんな祠が・・・

何じゃあこりゃあ!思わず賽銭を上げ、祈ってしまった。49歳の枯れたオヤジが何祈ってんだあ!
・・・少子化に悩む現代の日本に、一番必要な神様です(笑)、はい。
帰りは登山口への迎えは無いので、距離の短い朝熊岳道で下山。下山口の近鉄朝熊駅から2駅乗り、宇治山田駅で下車。歩いて子供のいる会場へ到着。約4時間の登山でした。
・・・三河湾一周よりバテた・・・。

追記:翌日の朝、仕事着のベルトを締めようとしたら、ベルトの穴が一つ少なく締めれました。すごい痩せ方です。灼熱登山はダイエットによろしい!
コメント (3)
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