湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

納豆

2008年05月19日 | 日常生活
 男のひとり暮らしには、納豆と牛乳となんとかが必須だとどこかで読んだことがありますが、僕も納豆よく食べます。栄養云々は言うまでもなく、あまり自炊できずに消費期限が少々過ぎても普通に美味しく食べられるのもとてもありがたいです。よく言われることですが、元々腐ってるようなものだから。あまりに時間がたつと、にきびみたいな変なぶつぶつが出来て味落ちちゃいますけど、それでも食べられないことはありません(もちろん限度はありますが)。

 そんなありがたい納豆ですが、よろしくないなぁと思うのが食べ方。男のひとり暮らしだから、というかきっと性格なのでしょう。面倒で、ここ何年ものあいだ小鉢にうつすことなく、もともと入っている容器のなかでかき混ぜてそのままそこから食べちゃってます。ときどき箸の先でぶすりと容器に穴を開けてしまったりしますが、納豆のねばねばした特性ゆえ、ちょっとくらいの穴であれば大事に至らないのも安易な気持ちに拍車をかけているような気がします。

 しかしながらここ最近、やっぱりこれじゃいかんよなぁと思いはじめました。こういうのは納豆の食べ方に限らず、他の多くの物事にも通ずるのだろうなと今更ですが少し不安に感じはじめました。そんなわけで、この1週間くらいはしっかり小鉢にうつして食べているのですが、これがなかなかによろし。よりしっかりかき混ぜられるので味も良くなりますし、視覚的にも美味しさが微増するような気がします。そしてそこから得られる満足は、明らかに小鉢を洗う手間を凌ぎます。というわけで、これからはきちんと納豆は小鉢にうつして行儀良く食べることにします。あえて宣言するようなことではありませんが。。。

 そういえば納豆の食べ方と言えば、沢木耕太郎のエッセイにこんなことが書かれていたのが思い出されます。ある大女優と食事をした際、納豆が出てきた。するとその大女優は小鉢からすべて白いご飯の上にうつし、そこでご飯とともにかき混ぜはじめたのだという。そこで沢木耕太郎は思う。納豆って家族以外の人と食べる機会はほとんどないので、きっと食べ方にもいろいろな方法があるのだろう。しかしそれにしても目の前の大女優と、この納豆の食べ方のギャップはいかがなものか。。。

 考えてみると僕も子供の頃はこんな納豆の食べ方をしていたように思います。でもいつの頃からか、少しずつご飯の上にのせて食べるようになりました。ただ僕は思うのだけれども、大女優のその食べ方にびっくりはしたものの、沢木耕太郎は同時に惹かれたりもしたのではないかと思います。確かにあまり上品な食べ方ではないとは思うけれども、どこかぐっときたのではないかと思います。まったくの個人的な推測ですが。

 もうひとつ個人的な推測でありますが、向田邦子さんなんかも僕と同様、パックから納豆を食べてしまうタイプだったのではないかと思います。納豆についてではないけれども、つくったものを鍋からそのまま食べてしまうみたいなことが書いてあったので。以前そのエッセイを読んだあとに、インスタントラーメンを鍋からそのまま食べてみましたが結構つらいものがありました。スープを飲もうとしたら唇が火傷したりしたし。。。

 なんだか、無意味に文章が長くなってきました。納豆ゆえ、かき混ぜるほどネバネバが。。。

 関係ないですね。というか、意味不明。

表丹沢で楽しく練習する日曜の午前

2008年05月18日 | 自転車生活
 今日は早朝ヤビツ。7時半に名古木を走り出すというyu-jinさんに便乗させてもらいました。

 6時10分くらいに部屋を出て、今朝もいつもの道を名古木まで。最近、泥沼にはまりつつある右クリートの位置調整のために、途中少なくとも6回は停まってクリートを左右上下に動かしました。ちょうど金目川にぶつかるあたりでようやく“許せる”位置になってほっとしたものの、そんなことをやっていたために待ち合わせ時間まであまり余裕がなくなってしまいました。というわけで、そこからは少しペースを上げました。そして、なんとか7時25分に名古木に到着しました。間に合って良かったです。

 yu-jinさんはすでに到着ずみ。そして、ちょうど7時半頃にTonyさん登場です。さらにノアポンさんが少し前に峠に向かって出走してるはず。とにかく、皆で峠まで頑張りますか!

 まずは42分を目指すyu-jinさんが出走。そしてその次に、昨日明神・三国峠~篭坂峠~足柄峠を走ったというTonyさんが出走。Tonyさんは昨日の走りで膝を少し痛めたそうで、今日はTTなしです。そしてyu-jinさんの1分半後に、40分切りを目標に僕が出走しました。

 で、走り出したのですが、皆と走るからか、それとも名古木までの余裕のない走りが良いアップになったからか、今日は結構調子良さげです。少なくとも先日の2回よりかは快調です。もちろんきついんですけど、楽しんで上れた気がしました。タイムは40分45秒と残念ながら40分切れませんでしたけど、今日は気持ちの良い登坂でした。

 もっとも実を言うと、調子良く感じて40分切れなかったのはそれなりにショックだったりもするんですけどね。。。これからもっと頑張っていこう!

 膝を痛めているTonyさんは今日は菜の花台までということで、
 


 お約束の写真は、yu-jinさんとノアポンさん、そしてたまたま上って来たyu-jinさんのお友達のshotさんの3ショット(洒落ではないです)。
 shotさん、すごい勢いで峠に到着してましたけど、訊いたらタイムは38分台とのこと。う~ん、すごいです。38分台って今年の僕の目標なんですけど、あの走りを見たらなんか自信なくなりました。むむむ。とりあえず、頑張っていこう。。。(ちょっとトーンダウン)

 峠からは蓑毛まで下って、そこでノアポンさんとshotさんとお別れ。そしてyu-jinさんとTonyさんと僕は、のんびりとおしゃべりしながら浅間山林道と日向林道を走りました。車の入ってこない林道をこんな感じで走るのって僕はすごく好きです。ヤビツでTT、そしてそのあとのこういう走り。メリハリがあってひじょうに良いのではないかと思いました。


勾配のきつい坂をVサインをしながら余裕で上るyu-jinさん。なんかちょっと余裕なさげにも見えるけど(笑) 


勾配12%の坂も、昨日三国峠を上ってるTonyさんには緩く感じられるのかも?


何気に両手離し!


急勾配の区間はあと少し。


峠の少し手前、景色の開けた場所でちょっとだけ展望を楽しみました。


そして林道の出口の水汲み場で給水。ここの水、大好きです。

 さて、楽しく林道を抜けたあとは、おとなしく帰路に着きます。結構お腹が減りだしていたので、途中のコンビニでカップラーメンを補給しましたが、それ以外は3人で良い感じに走りました。やたら信号で引っかかったのがちょっと大変でしたが、気持ち良い走りでした。

 R134に出る少し手前でTonyさんと別れ、そのあとは浜須賀までyu-jinさんと走りました。12時には帰還したいといっていたyu-jinさんのために、というか自分のためにもちょうど良い練習になるのではないかと、やや向かい風のなか35km超巡航で頑張ったのですが、信号待ちで後ろを振り向いてyu-jinさんの顔色をうかがうと実に涼しい表情。僕なんか心拍180超でハァハァだったのに(泣)。でも、ここもすごく気持ち良く走れたし、後ろにyu-jinさんがいたおかげでいつも以上に頑張れました。ありがとうございました。

 浜須賀でyu-jinさんと別れてからは、もうしばらくひとりで頑張ったのち、江ノ島まで2kmくらいのところで速度を緩めクールダウンしながらアパートまで戻りました。なかなか心拍が下がらなかったので、少し遠回りして、ちょうど12時くらいにアパートに着きました。

 さて、そんなこんなで、今日はとても充実した午前中を過ごすことができました。表ヤビツでのTT。車の入ってこない林道での、おしゃべりしながらのサイクリング(何を話したのかはさっぱり覚えてないのだけど)。そして最後の気持ちの良いフラット。短い時間でしたが、本当に充実した楽しい時間でございました。一緒に遊んで頂いたyu-jinさん、Tonyさん、ノアポンさん、それからはじめましてのshotさん、ありがとうございました。われらの丹沢で、またこんな感じの練習やりましょう!




 蛇足ですが、部屋に戻ってからはシャワー浴びたり、洗濯したり、飯食ったりしたあと、ブリヂストン号に乗り換えて海まで。今日はすごく気持ち良い天気だったので、レジャーシートをしいて1時間ばかり横になりました。疲れた体に、太陽の陽射しと乾いた爽やかな風がとても心地良かったです。なんちゅうか、自転車ってやっぱりいいですね。

憧れの自転車、憧れの色

2008年05月17日 | 日常生活
 古い自転車をぺらぺらめくっていて見つけた懐かしい写真。



 それが上のペガサスのキャンピング車である。高校生の頃、見た瞬間に上品な格好良さにしびれ、自転車好きな友達たちと「いつか、こんな自転車が欲しいな~」と話したりしたのだった。

 結局、僕はその後も中学生の頃に手に入れたランドナーに乗り続けたわけだけど、10年くらい前にフレームの再・再塗装する際に思い描いていたのがこのペガサスのキャンピング車だった。ただこのときはいくらさがしても、この写真が載っている本が見つからなかった。そのために「こんな感じの色で」と写真を見せることができず、見本色のなかから似た色を選んだのだった。



 そうして、塗装されてきたのがこの色。淡い上品な、いかにもクラッシクな色を期待していたので、実はかなりショックだった。これだって悪い色じゃない、と思い込ませようとはしたものの、なかなかうまくいかなった。今ではもう慣れて、これはこれでいいと思えるのだけれども。

 でも、あらためて見ると、やはり昔憧れた上の写真のペガサスは何から何まで格好良いと思う(サドルを除く)。今ではなかなかこんな自転車は組めないと思うけれども、もし可能ならば、色だけでいいからこの自転車と同じものが欲しい。何気にロードでもすごく格好良くなる気がするのだけど。この色のクロモリロード。。。

 忘れよう。

全力疾走と大失速の記憶

2008年05月16日 | 日常生活
 昨夜はジロ観戦のためにブリヂストン号にて鎌倉の実家へ。先日は家の用事のついででしたが、昨夜はジロのみが目的。結構ぎりぎりまでアパートにいたため、開始時間に間に合うようにめずらしく重いギアを踏んで頑張って走りました。

 ところで夜にここらの海岸線を走ることって僕はそんなに多くないんですが、通勤なのかトレーニングなのか、それともその両方を兼ねたものなのかはわかりませんが、あれくらいの時間でもロードで結構なスピードで走っている人っているものなんですね。たまたまなのかもわかりませんが、明らかに追い込み気味で走っている人を昨夜は3人ほど見かけました。なかでも、握っているのはドロップのフラット部分でしたが、上体を低くしてハンドルを引きつけるようにガンガンに踏んでいた人はかなり迫力ありました。まさに闇を切り裂くといった感がありました。

 その人ほどではないですけど、頑張って走ったので滑川の交差点に着いた頃には僕もかなり息を切らせていました。距離は8kmくらいでしたが、足にはしっかり乳酸たまってましたし、心臓もバクバクしてました。そういう走り方をしたから当然なのですが、なんだかとても新鮮な感覚でした。普段はそんな走り方をすることはまずありませんから。とくにフラットな道では。

 滑川の交差点からはそれまでの半分くらいのスピードで、のんびりと鎌倉の細道を通って実家まで走りました。そのときにふと、学生の頃に一度だけ川崎競輪場で1000mTTをやったときのことを思い出しました。ピストを借りて、自転車用ではない普通のジャージ&Tシャツでがむしゃらに全力疾走したのですが、おそらく無酸素運動のリミットである40秒を過ぎたあたりで大失速。最後はありえないくらいの遅さでゴールしました。自転車から降りたときは、常套句ではありますが、本当に心臓が口から飛び出すのではと思えるほどに鼓動は速く、息はゼーゼー、足はよろよろでした。そして、その日は見事に1日ずっと体がおかしかったです。そんなことははじめてでしたから、千トラって本当にきつい種目なんだと心から感じたことを今でも良く覚えています。

 と、そんなことを思い出したあとだったので、昨夜のステージ終盤のバクステットのものすごい勢いの追い上げとその後の大失速にはちょっと笑えました。プロの選手つかまえて大変失礼ですが。まぁこちらはテレビの前の無責任な一観衆なので勘弁を。



 上の写真は、多分千トラで最後ヘロヘロになっているときのもの。かぶっているヘルメットが時代を感じさせますね。

 こんなこと書いていたら、なんだか久し振りにバンクを走りたくなってきました。すごく面白かったので。流して走っているときはですが。。。

宿かキャンプか

2008年05月15日 | 日常生活
 今月の後半に、1泊だけれども久し振りにランドナーで泊りがけのツーリングに出かけようと、南会津の以前泊まったことのある民宿に電話を入れた。



 目当てはこの山の幸(写真以外にもふんだん)と温泉。そして自然。

 だったのだけれども、事情があってなんと5月中はずっと休業なのだという。ものすご~く楽しみにしていただけに、落胆の度合いもかなり大きかった。本当に残念である。

 となると、他の宿を捜さざる得ないのだけれども、もしその場所で泊まるんだったらぜひその民宿でと思っていただけに、他の宿というのはなんとなく気持ち的にすっきりしない。それで浮かんだのが、だったら久し振りにキャンプで出かけるという案。う~ん、確かにそれも悪くない。ただ、それはそれで結構面倒ではあるわけで・・・



 上の写真は、10年くらい前に2泊3日でやはり南会津に出かけたときのもの。輪行が面倒なので、キャンプツーリングのときでも2泊くらいだとサイドバッグは使わずに、リアキャリアにテントやシュラフを積んで、あとの荷物はそんなに大きないザックとフロントバッグにコンパクトにおさめるというのが僕のスタイルだったのだけれども、それでもやっぱりキャンプツーリングの輪行ってちょっと面倒です。もちろんキャンプにはキャンプの楽しみがありはするのだけれども、今回は身軽にのんびりと楽しみたかったんだよな~。

 というわけで、宿かキャンプかひじょうに悩むのである。



 ただいずれにせよ、南会津には行きたい。いままで出かけた3回はいつも紅葉の季節だったのだけれども、新緑の季節はそれはそれで素晴らしいはずだ。新緑と温泉、山菜。なんとしてもゲットするのだ。って、やっぱり気持ちは宿に傾いてますな。。。 

BLOG

2008年05月14日 | 日常生活
 1日10人新しい人がやってきて、そのなかの1人がなんとなくでも興味を持ってくれて毎日読んでくれるようになったら、訪問してくれる人が1年で365人になるんだなぁ。そんなことをブログをはじめるときに考えたことがありました。

 このブログをはじめてから2年と2ヶ月。そのあいだのエントリー数が670くらい。当初の目論見がいかに甘かったかがわかります(笑)

 もっとも、その目論見が甘かったことは、はじめて数日ですぐにわかりました。はじめた頃の訪問数は6~12ipくらい(なぜかこのあたりで安定してました)。2箇所で僕がアクセスしているので、実数はマイナス2。にもかかわらず、変なトラックバックがついたりすることがあったので、見ている人なんてほとんどいない状態だったに違いないと思います。もともとひっそりやっていこうと思っていましたが、あまりのひっそり具合に正直落ち込みましたし、1日10人の新しい人がやってきてくれるなんてことを考えていた自分が恥ずかしくなりました。

 で、最近の1日の訪問数は、IP数で250~300ちょいくらい。なかなかエントリーができなかった4月に少し減りましたが、先日の轍屋さんのMTB丹沢ツーリング以来、それまで以上に増えました。

 正直これくらいの数って、いまの僕にとっては結構驚きの数字だったりします。そして、いったいどんな人たちが読んでくれてるんだろうとちょっと緊張する数字だったりします。でもそんなふうに感じるときこそ、最初の頃考えていたように、10人に1人(あるいはもっと少ない割合でもいいのだけど)が興味を持ってくれればいいんだろうなと思ったりするし、これからもそんな感じでやっていこうとあらためて思ったりします。この3日間、めずらしく訪問IP数が連日300を越えて、そんなことを思ったりしました。

自転車意識の見直し

2008年05月12日 | 日常生活
 ランドナー、ロード、MTBと僕は3種の自転車を乗り分けているのだけれども、そのなかで一番用途が明確でないというか、意識が中途半端なのがロードなのだと思う。たとえばランドナーやMTBに関しては新たな物欲がほとんどわかないのに、ロードだとすでに2台持っているにもかかわらず、オーダーとかもっと良いやつをなんて色気が出てしまうのは、決してロードだけは既製のメーカー車だからという理由だけではないと思う。ロードに関しては自分の求めているものが明確ではないからという理由のほうが圧倒的に強いと思う。

 少なくともこのブログをはじめる少し前までは、僕がロードに乗る理由は速く走りたいからではなかった。自転車の特性ゆえ結果的に速く走れるから、快速ツーリングや通勤などに適していて、ランドナーなんかより取り扱いが手軽だからロードに乗っているという意識のほうが強かった。ただそんな意識が強かったために、そして自分はツーリング派の人間だという思い込みが強いために、最近自分の自転車にたいする意識が若干いびつというか、バランス的におかしくなっている気がしないでもない。

 あらためて考えるまでもなく、最近の僕は速く走れるようになりたいという気持ちを持っている。ならば、そのための努力をもう少ししたほうがいいのかな、しないといけないのかなと思ったりする。でないと、ツーリングやポタも含めて全般的に自転車を楽しめなくなる気がするから。

 これまでは自らレースに出てみたいなんて思ったことはほとんどなかったのだけど、最近はレースにも少し興味が出てきたりしている。いままではそうした気持ちが芽生えてもあえて目をそらすようにしていたところもあったのだけど、もうそんなことをする必要はないような気がする。乗り方は決してレーシィではないけれども、乗っているのは圧倒的にロードが一番多いわけだし。

 まるまる1日走れるときはこれまで通りツーリング的な自転車を楽しみたいのだけれども、これからは短い時間のときは練習的に走ることをもう少し考えてみようと思う。そんなんで速く走れるようになるのか、強くなれるのかははなはだ疑問だけれども、とりあえず意識的になるだけでも違いはあると思うから。とにかく、これからは潔くいってみよう。よし!


 といったことを考えていたのは、5月1日のこと。なぜアップしなかったかというと、やはりなかなか潔い気持ちにならなかったから。でもまぁ、そんなにかたく考える必要はないんですよね。多分。僕の場合ただでさえ思い切りが良くないというか、あまり積極的な人間じゃないんだから、趣味の自転車くらいもっと積極的に、柔軟に楽しめばいいのではないかと思う。そうしたほうがいいのではないかと思う。プロ目指すわけじゃないんだから。気楽にいってみよう~!お~

寒さに震える雨上がりのヤビトレ

2008年05月11日 | 自転車生活
 寒いおやすみ。雨の日曜日。走れないのは残念だけれども、こんな天気なわけだから部屋でおとなしく過ごそうと思っていました。でもお昼頃にふと窓の外を見ると、ほとんど雨降ってません。気象庁のレーダーナウキャストでチェックしても、このあたりには雨雲がかかってません。だったらやっぱり少しは走っておこうと13時少し過ぎに部屋を出ました。

 向かうは3日前も走ったヤビツ。もう少しトレーニングしなきゃという気持ちが最近高まっているのと、この前のタイムにいまひとつ納得がいっていなかったので。

 先日よりもいいペースで順調にR134、金目川沿いの県道を走っていたら、「yuzitoさん!」と後ろから声をかけられる。振り返ると声の主は、昨夜藤沢まで一緒に帰ってきたTonyさんでした。なんとなく笑っちゃいました。FIREBALLさんと待ち合わせしているというTonyさんとすぐに別れ、僕はそのまま名古木へ。ふたりの行き先はとくに訊かなかったのだけれども、



 程なくしてお二人も到着。そりゃ、あの場所であったらヤビツですよね。待ってて良かったです(笑)

 名古木からは3人でTT。まずはこの日はじめましてのFIREBALLさんが走り出し(しかしFIREBALLさん、半袖半パンはありえないです)、



 次にTonyさんが飛び出す。そして最後に僕が走り出す。

 途中、お二人をパスして寒い中ハァハァ息をはきながら黙々と峠まで。今日のタイムは42分34秒と3日前のタイムとほとんど変わらなかった。今日はとくに菜の花台を越えてからの向かい風がきつかったのだけれども、多分このあたりがいまの実力なんだろうなぁ。もっと練習して、年内にベストを更新して38分台出したいな。頑張ろう!おー!

 上りだす前も寒かったけれども、(当たり前だけど)峠はさらに寒かったので、少しだけ休んでとりあえずゆっくりといま来た道を下る。そしてTonyさんと擦れ違ったところからまた上り返し。擦れ違いの瞬間にTonyさんの「きっち~!、さっみ~!」という叫び声が寒々とした丹沢の山々に響きわたりました。

 Tonyさんともう一度ヤビツにたち、



 少しして到着したFIREBALLさんと3人で仲良く記念撮影。あっ、でも写真見ると僕は写ってませんね。つい流れで“3人で”とか書いちゃいましたけど。適当だなぁ。

 そうそう、FIREBALLさんがもし何もアウターを用意してきてなかったらどうしようと少し心配していたのですが、ちゃんと準備してきてました。良かった。安心しました。なにせ今日のヤビツは本当に寒かったですから。

 峠からの下りは最初こそ慎重にゆっくり下っていたのだけれども、途中からTonyさんもFIREBALLさんも全然見えなくなっちゃいました。ふたりともめちゃくちゃ速かったです。少し自分の下りの遅さが嫌になっちゃいました。もともとそんなにうまくないんですけど、去年の神奈川GFで転倒してからいっそう怖くなっちゃったんですよね。とくに今日のようなコンディションのときは。

 下りきってからは、名古木あたりのコンビニで温かい飲み物を飲んで冷えた体を温めました。そして大磯のYouCanに向かう2人と別れ(ありがとうございました!)、走って来た道をひとりで再び江ノ島まで。先日は帰りかなりヘロヘロでしたが、今日はそこそこ走れたのがちょっとだけ嬉しかったです。

 本日の走行距離 80.66km

 さて、今夜はちょっと用事があるので実家に泊まる予定。実家はケーブルテレビに加入しているので、夜はジロを観させてもらおう。寒いなか、再び自転車に乗るのは面倒だけれども、江ノ電&歩きはもっと面倒だからやはり自転車だな。では。

双龍の夜

2008年05月10日 | 日常生活

                                                          photo by 大将

 僕にとっては久し振りな感じの双龍の夜。



 この日も美味しい料理と、楽しい話や歌のおかげですっかり気持ち良く酔っ払ってしまいました。直江津の話、MTBの話、レースの話、山の話などなど、本当に楽しかったです。atusさんとbongoさんのデュエット、『カナダからの手紙』になぜか胸が熱くなったり(自分でもいまひとつ理由がよくわからない)、「歌いません、歌えません」なんて言いつつ、村下孝蔵の名曲『初恋』を熱唱したり(笑)、畳の上ではyoneちゃんに寝技を伝授する大将の姿があったりして、まぁよくわかりませんがとにかくとても楽しかったです。



 そしてこちらは“この夜のジョー”。顔面にハイキックかフックか何かをもらって前のめりにKOされたかのような姿です(笑)

 皆さん、またどうぞよろしくお願いします!

体が慣れるまでは

2008年05月09日 | 日常生活
 ここ2週間のあいだに鷹取山に3回出かけて、毎回30分程度だけれども、ボルダリングというロープを使わない岩遊びをしました。で、つくづく感じるのは、ボルダリングってとても体に疲労が残るスポーツだということ。体が慣れていないから当たり前なのかもしれないですが、一度行って力が入らなくなるまで岩にへばりついていると(すぐに力は入らなくなる)、現時点では3~4日は疲れがとれません。それも普段はあまり使わない筋肉が疲れるからか、その疲労はかなりぐったりと重々しいものだったりします。

 僕が練習しているのは、そんなにきつくはないけれども若干前傾している壁。だからどうしても岩に向かって体をひきつける力が必要になります。スキルがあれば、バランスをとりながら少ない力で遊べるようになるのでしょうが、いまはバランス重視と思いつつも力に頼って強引に体を動かしている状態です。どちらかと言うと、ボルダリングをしているというより、上半身の筋トレをしてるといった方がいいような状態です。で、その筋トレが、普段は使わない上半身のあちこちにめちゃくちゃ効いちゃっているのです。

 で、この上半身の筋肉痛が本当にとれにくいんですよね。日常的な動作のなかではあまり使わないから、筋ポンプ作用の働きが弱く、血液や体液の循環が悪くなった状態がなかなか改善されにくいのかもしれません。自転車がその改善に少しは役立つかなと期待していたりもしたのですが、残念ながら効果はほとんど感じられません。

 ただボルダリングって、自転車ではなかなか鍛えられない上半身の強化にはもってこいだと思うし、ボルダリングやっているときは必然的に柔軟にも力を入れるようにもなるし、なにより面白いスポーツだと思うので、ある程度の負荷に体が慣れて、楽になるまではもう少し頑張って続けてみようと思ってます。で、体が慣れてきたら、そんなに真剣にならない程度に、全身のコンディショニング的に楽しめたらと思います。

 ちなみに僕の場合は、どこへ行くのもほとんど自転車なので、鷹取に通うことは下半身と心肺の強化にも役立つかと。もしかしたら案外そちらが狙いだったりも。優先順位はやっぱり自転車のほうが上ですし。