湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

体が慣れるまでは

2008年05月09日 | 日常生活
 ここ2週間のあいだに鷹取山に3回出かけて、毎回30分程度だけれども、ボルダリングというロープを使わない岩遊びをしました。で、つくづく感じるのは、ボルダリングってとても体に疲労が残るスポーツだということ。体が慣れていないから当たり前なのかもしれないですが、一度行って力が入らなくなるまで岩にへばりついていると(すぐに力は入らなくなる)、現時点では3~4日は疲れがとれません。それも普段はあまり使わない筋肉が疲れるからか、その疲労はかなりぐったりと重々しいものだったりします。

 僕が練習しているのは、そんなにきつくはないけれども若干前傾している壁。だからどうしても岩に向かって体をひきつける力が必要になります。スキルがあれば、バランスをとりながら少ない力で遊べるようになるのでしょうが、いまはバランス重視と思いつつも力に頼って強引に体を動かしている状態です。どちらかと言うと、ボルダリングをしているというより、上半身の筋トレをしてるといった方がいいような状態です。で、その筋トレが、普段は使わない上半身のあちこちにめちゃくちゃ効いちゃっているのです。

 で、この上半身の筋肉痛が本当にとれにくいんですよね。日常的な動作のなかではあまり使わないから、筋ポンプ作用の働きが弱く、血液や体液の循環が悪くなった状態がなかなか改善されにくいのかもしれません。自転車がその改善に少しは役立つかなと期待していたりもしたのですが、残念ながら効果はほとんど感じられません。

 ただボルダリングって、自転車ではなかなか鍛えられない上半身の強化にはもってこいだと思うし、ボルダリングやっているときは必然的に柔軟にも力を入れるようにもなるし、なにより面白いスポーツだと思うので、ある程度の負荷に体が慣れて、楽になるまではもう少し頑張って続けてみようと思ってます。で、体が慣れてきたら、そんなに真剣にならない程度に、全身のコンディショニング的に楽しめたらと思います。

 ちなみに僕の場合は、どこへ行くのもほとんど自転車なので、鷹取に通うことは下半身と心肺の強化にも役立つかと。もしかしたら案外そちらが狙いだったりも。優先順位はやっぱり自転車のほうが上ですし。