湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

緑が

2012年05月05日 | LeMond
 次は林道を走ろう!ということで、久々表丹沢練してきました。



 GWとはいえ、R134も早朝は車の通りが少ない。海岸線を、というか平地をある程度のスピード(と言っても別に速くない)で流すのはとても久し振りで違和感ありあり。最初はこのまま走り続けられるのだろうかと心配になった。20kmくらい走ってようやく体が慣れてきた。



 ひとつ目の林道の入口で丹沢の湧水をボトルに詰め、そして緑の光に包まれる静かな林道へ。坂練してるわりには、アプローチの急勾配の坂はやはりきつかった。以前どれくらいのきつさを感じていたかが思い出せなかっただけに、やはり練習量足りないかなと不安になったりもした。でも静かな林道に入ればそんなことは忘れて、楽しく走れた。やはり、こういう場所って気持ち良い!



 下りの途中の景色の開けた場所。



 江ノ島。



 そして朝、目覚めようとしている、これから1日がはじまろうとしている街。



 2本目の林道までのアプローチは、不思議に体が軽く感じた。ただ、いいことばかりではない。嫌な感じに両方の膝が痛くなってきた。片方ではなく、両方。なんで?



 瑞々しい緑が嬉しくて、わざと頭から枝に突っ込んでみたり。



 さて、2本目の林道を走り終えて、蓑毛のバス停からはヤビツまで区間賞狙い。近場の坂練ではずっと追い込みすぎないように走っていたのだけれども、ここはと思って頑張って走った。名古木やコンビニからではないので、しばらくはかなり快調に走れたのだけれども、もちろんそんな調子は長くは続かない。浅間神社のあたりからずっしり足は重く、呼吸はつらくなる。菜の花台あたりで14分20秒くらいだったろうか(ちょっとあいまい)。表丹沢練でのこの区間のベストは26分02秒。その後はあまり良いペースで走れているようには感じられなかったので、区間賞は無理だなと思う。ただ意識してペダルは回し続ける。

 峠まであと300mくらいのところで、アンカーに乗った方にパスされる。挨拶をして、後ろにつくとスピードはそんなにかわらなさそう。目標にさせてもらって、ゴール手前の2段坂みたいなところの手前で前に出て、最後サドルから腰を上げてもがいて、峠の看板を通り過ぎたところでラップボタンを押してみると25分09秒。やった。とりあえず、区間ベスト!帰宅して調べてみたら、1本目の林道のタイムも以前より1分ちょい速かったので、少しは実力アップしているようだ。いや、しているのかもしれない。 



 峠は素通りして、呼吸を整えながらここへ。峠もこの近くの登山口も、カラフルなウェアを着た登山者がいっぱいだった。そして昔に比べて女性の多いこと。GWだからだろうけれども、ホント考えられないくらい女性登山者がいっぱいいた。



 あまりじろじろ見るのもなんなので、山ガールではなく緑の山肌と青い空を眺めながら、パンとアミノバイタルを補給して少し休憩。その後は護摩屋敷で再び湧水を補給。



 そして峠へ上り返し。いやぁお久し振りですね。今年はTTはしませんよ。いや、するかもしれないけれど、別にしなくたっていいと思ってますよ、みたいなことを看板に向かって挨拶。本当にそう思っているのです。



 雲かかっちゃいましたね~



 でも、とてもリフレッシュできた。そして本当に素晴らしかった。澄んだ光が。青い空が。緑が。