山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

見上げれば富士(その2)

2018年01月08日 | ぶらり

 12月30日

  順序は逆になったが、30日の雨ヶ岳の記録です。

 雨ヶ岳は、天子山塊と呼ばれる富士山を取り巻く山々の一座だ。富士山の西側に位置するため朝のダイヤモンド富士を見る方向にある。この並びに竜ヶ岳谷、毛無山、長者ヶ岳、天子ヶ岳などが連なる。特に、竜ヶ岳は、正月の日の出を見るに最的地で前日からテントを張って待ち構えている人も多い。

 この日のスタートはお昼となった。登山口近くの無人駐車場に車を置いてスタートする。天気は申し分なく、ザックには、カメラと瑞、それに行動食。ルンルン気分で歩き始める。

 天子山塊は、東海自然歩道に組み込まれている。途中その説明が看板に書いてあった。東海自然歩道とは、東京の高尾山から大阪の箕面明治の森までの長大なものです。通して歩いた人がいるのだろうかと調べてみたら何年もかけて歩いている人がおられるようです。

 雨ヶ岳への途中に二ヶ所登山道が交差している。道標に従って進む。1時間ほどで端足峠着。木間越しに本栖湖が見える。振る帰れば富士が。ここで小休止。端足峠の読み方が変わっている。  はんぱ峠と読む。ここから道は更に斜度を増す。そして頂上に近くなるにつれて部分的にだが圧雪も出て来る。

                   

 何人かの下山者とすれ違った。遅いスタートだったので時間的な心配もあったが、良い感じで頂上へ。

                

 本来なら、ここにテントを張って正月を迎えたかったが、様子がよく分からなかったので止めることにした。テント場と言うほどではないが、4~5張りは張れそうです。その点、竜ヶ岳の頂上は広々としていて感じが良いがなにせ人が多い。

 若い女性が二人お茶を沸かしていたが間もなく下山。帰り道にある堅雪が気になるので私も早々に引き揚げる。端足峠手前で女性を追い越したが、休んでいる間にまた追い越された。4時40分頃に駐車場着。

 しばらくして、見上げたら富士が紅みを帯びていた。

コメント
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