山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

大山元谷に遊ぶ  3月19日(土)

2011年03月21日 | 最近の大山

 土曜日は晴天。気になっていた大山弥山沢の下見に出かける。自分としては早く出発した方だがこの日は、アウトドアー菊信さんはもっと早かったらしい。8時ちょっと前に大山寺南光河原の駐車場に車を入れる。駐車場はきりきりでセーフでした。

 この季節、大山寺から大神山神社を経て元谷に入るのは何十年ぶりか?

 

 踏み跡がしっかりしているので歩きやすいが若い人はさすがに早い。新しい元谷小屋といってももうだいぶん古くなった。古い小屋が懐かしい年頃になったようだ。右の写真は、クマの穴ではありません。れっきとした雪洞です。小屋のすぐ横にありました。

                      

  とりあえず弥山沢の下部まで登りました。右上に別山の岩山が覆い被さって良い気持ちではありません。尾根の両側より小さな雪崩が頻発して出始めました。11時頃。遙か上は弥山からの縦走路ですが、幾分雪庇が出ていました。沢の雪は途切れることなく続いていて尾根から滑るのは可能か?

 

 すぐ横の尾根を誰か登っています。落石に関してはこちらの方が安全です。この日は、中の沢の方にも登攀者がいました。

 

 振り返ればも元谷の堰堤まで絶好のスロープが続きます。アイゼンを出して登る準備をしていたら、こぶし大の石ころが落ちてきたのでこれ幸いにスキーに履き替え帰ることとしました。

  

 弥山尾根の単独行者はだいぶ登りました。しかしまだまだ頂上は遠そうです。

 こうして見ると大山もなかなかのものです。北壁基部から滑るのも気分が良い。

  

 右手が別山。この日も登攀している者がいた。その横が弥山沢。頂上からの縦走路付近に雪庇が出ています。これをピヨンと飛べば後は一気のように見えます。どうだろう?大山最高の山スキーのコースではなかろうか。

 

 夏道の方の尾根にも多くのパーティがつながっていました。中央の沢が別山沢、その隣が8号沢、そしてその隣が7号沢です。別山沢と7号沢、8号沢は下部で合流します。滑っておもしろいのは8号沢です。但し幾分危険。別山沢は幾分短いし下部が狭まって雪崩や落石の危険が大かもしれません。

 

 

 

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