三平山からの眺望
鏡ケ成~大山 三平山に登ると蒜山から大山までが一望できる。中国オートルートの着想を得たのもここからである。
アゼチ、皆ヶ山~擬宝珠山
蒜山三座
オートルートとは、一般的には、ヨーロッパのそれを指すのだが、我が国では誰がいつ頃から名付けたものか、日本オートルートがある。このルートは、立山から槍ヶ岳を抜けて上高地までの積雪期のコースを指す。
私は、このルートを2年続けて抜けた経験から、もっと身近なところにもオートルートはあってもおかしくないと思うようになった。
もともと「オート」とは、英語のそれではなく、フランス語の「オート」らしく、発音はどうか知らないが「高い」という意味らしい。
雪の高所をスキーで移動するという、ヨーロッパ生まれの遊びで、我が国ではゲレンデに飽きたスキーヤーたち、冬山の愛好者などに根強い人気がある。
さて、中国地方のオートルートに戻るが、今考えているのは蒜山から大山あるいは船上山までだ。このコースを走破するには、蒜山三座を越えいったんオロガタワへ下る。そしてアゼチに登り返し皆ケ山から鏡ケ成へと抜けて烏ケ山からキリン峠へ、さらに槍尾根を縦走して天狗ケ峰に立つ。
ここからコースは大まかに2つに分かれるが、どちらを選ぶかは、体力やら技術の問題だろう。
早く仕上げようとおもえば、逆縦走をして剣が峰、弥山の頂上に立ち、八合沢をスキー滑降して大山寺に下る。
もうひとつのコースは、天狗ケ峰からユートピア小屋を目指し、小屋のすぐ上から大休峠への道をとり、野田ケ山から大休峠、さらに、矢筈ケ山、甲ケ山を越して船上山に至るコース。
ただ、このコースは一泊増える勘定になるから体力的にきついが、臨機応変の対応を考えるなら、天狗ケ峰からユートピア小屋にしばらく下り、振り子沢上部あたりから小滑りを剣沢に滑り込むコースも考えられる。剣沢は、三鈷峰直下の沢であるが、この沢をほぼ下ったあたりから宝珠尾根に登り返し大山寺へとたどる。
どのコースを取るかは、その時々の条件により異なるが、1000m級の山々の連なる中国地方随一のルートであることには間違いない。主な山々の標高を記せばざっと次のようになる。
下蒜山1100m、上蒜山1199m、皆ケ山1159m、烏ケ山1385、大山(弥山)1711m、野田ケ山1348m、矢筈ケ山1359m
本来なら、この中国オートルートを実際に終えた体験記をブログに載せつもりだったのだが、今年の異常気象(予想外に早かった雪解け)のため決行できなかった。実際の挑戦は次年度へ持ち越しとなるが、中国オートルートに関してもう少し記してみようと思う。
鏡ケ成~大山 三平山に登ると蒜山から大山までが一望できる。中国オートルートの着想を得たのもここからである。
アゼチ、皆ヶ山~擬宝珠山
蒜山三座
オートルートとは、一般的には、ヨーロッパのそれを指すのだが、我が国では誰がいつ頃から名付けたものか、日本オートルートがある。このルートは、立山から槍ヶ岳を抜けて上高地までの積雪期のコースを指す。
私は、このルートを2年続けて抜けた経験から、もっと身近なところにもオートルートはあってもおかしくないと思うようになった。
もともと「オート」とは、英語のそれではなく、フランス語の「オート」らしく、発音はどうか知らないが「高い」という意味らしい。
雪の高所をスキーで移動するという、ヨーロッパ生まれの遊びで、我が国ではゲレンデに飽きたスキーヤーたち、冬山の愛好者などに根強い人気がある。
さて、中国地方のオートルートに戻るが、今考えているのは蒜山から大山あるいは船上山までだ。このコースを走破するには、蒜山三座を越えいったんオロガタワへ下る。そしてアゼチに登り返し皆ケ山から鏡ケ成へと抜けて烏ケ山からキリン峠へ、さらに槍尾根を縦走して天狗ケ峰に立つ。
ここからコースは大まかに2つに分かれるが、どちらを選ぶかは、体力やら技術の問題だろう。
早く仕上げようとおもえば、逆縦走をして剣が峰、弥山の頂上に立ち、八合沢をスキー滑降して大山寺に下る。
もうひとつのコースは、天狗ケ峰からユートピア小屋を目指し、小屋のすぐ上から大休峠への道をとり、野田ケ山から大休峠、さらに、矢筈ケ山、甲ケ山を越して船上山に至るコース。
ただ、このコースは一泊増える勘定になるから体力的にきついが、臨機応変の対応を考えるなら、天狗ケ峰からユートピア小屋にしばらく下り、振り子沢上部あたりから小滑りを剣沢に滑り込むコースも考えられる。剣沢は、三鈷峰直下の沢であるが、この沢をほぼ下ったあたりから宝珠尾根に登り返し大山寺へとたどる。
どのコースを取るかは、その時々の条件により異なるが、1000m級の山々の連なる中国地方随一のルートであることには間違いない。主な山々の標高を記せばざっと次のようになる。
下蒜山1100m、上蒜山1199m、皆ケ山1159m、烏ケ山1385、大山(弥山)1711m、野田ケ山1348m、矢筈ケ山1359m
本来なら、この中国オートルートを実際に終えた体験記をブログに載せつもりだったのだが、今年の異常気象(予想外に早かった雪解け)のため決行できなかった。実際の挑戦は次年度へ持ち越しとなるが、中国オートルートに関してもう少し記してみようと思う。
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