山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

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残雪の山 五竜から唐松 遠見尾根~八方尾根 (その3)

2015年05月20日 | ちょっとそこまで

  5月3日(日)

 今日も又天気は良い。連休前半からずっと良い天気が続くが、山ではこんなことは珍しいのでは? 連休明けに登る事にしている白山が心肺。

 スキーは小屋に置かせてもらい、五竜岳を目指す。以前、夏に縦走したことはあるが残雪期ははじめてなので一応アイゼンを持って行くことにする。兼用グツは歩きずらいが仕方がない。早くも下山して来る人もいてせわしそうな気分になる。

                                                        写真中央右手の雪面の左側、岩場を越える。

                 

                 これが岩場。ここを抜けると急な斜面となり、抜けた辺りが頂上。雪は緩んでいたがアイゼンがあった方が良い。

               

                                鹿島槍ヶ岳の双児峰が現れる。感動的です。

               

                               7時50分。    意外と早く頂上に立つ。晴天、眺望抜群。

             

                         夏にはここを縦走する予定だが・・・?栂池高原から上高地までの途中で。

              

 五竜岳を終え、小屋に預けたスキーを担ぎ、唐松へ向かう(9時10分)途中、唐松からの縦走者とすれ違うが、時間的にかなり早い。早朝、唐松の小屋を出発したのだろう。

 五竜から、唐松へは全体として登りだ。それに、縦走路には岩場やガレ場が出てきて落石には気をつかう。兼用グツでしかもスキー板を担いで歩いているので唐松から来る人たちに絶えず声を掛けられる。八方尾根の雪はだいぶ溶けたらしい。

                         縦走もほぼ終わる。少し余裕が出てきたので振り返って見る。

          

                         ついに唐松の小屋が現れる。唐松岳の方角に行列ができている。

               

                                             唐 松 岳

                

 9時10分、五竜小屋発で唐松小屋着が12時。唐松岳には登らず、八方尾根を下る。縦走路の雪は溶け、横の斜面に部分的に残雪があった。滑れそうな所は滑り、板を着けたり外したりしながら降りる。斜滑降で下っていたとき、表層雪崩が発生。かなりの雪崩だったが、足下より少し上の方で発生したので問題は無かった。これが、もっと上で発生していたらどうだっただろうか。

 歩くより少し早い程度のスピードでリフトまで下りると、ここからスキー場に入ることになる。しめしめと思いきや、斜面は素晴らしいコブの連続で滑るのに苦労する。やっと一番下のリフトまで降り、ここからリフトに乗って下山。後は、タクシーで五竜の駐車場まで帰る。これで、連休の課題はすべて終わったことになる。後は、6日に出雲部隊と合流して、白山にスキー登山だ。

 

 

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