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四国八十八ヶ所札所めぐりを振り返って(その2)

2021年02月02日 | ちょっとそこまで

四国八十八ヶ所札所めぐりは、本来なら「歩き遍路」です。現在、歩き遍路をされる方は少ないように思う。

 歩き遍路にも、二通りある。宿舎利用とテント利用。若者は大体ザックを背に巡っているが、彼らが泊まるのは何処だろう。テント泊まりならたいしたものです。お年寄りや女性のかたは宿舎利用のようです。

 宿舎利用なら、自分もできそうだけれど結構「金」はかかりそう。歩き遍路は、大体40日~50日はかかるようで、1日1泊1万円としてもそれ相応のお金が必要。その他いろいろな必要経費もあることだろうから100万位は用意しておかないといけないだろうか?

 自分が今後四国八十八ヶ所札所めぐりを歩きでやるなら、多分宿舎利用とテント利用になりそうです。重いザックを担ぐのは大変だから、ザックは軽くして「引っ張り」を利用する。「引っ張り」とは、昔風に言えば「リヤカー」のことで、今風に言えば「キャリアー」だ。(アウトドアー用の自転車利用もある)

 最近、上高地から横尾にはいるのキャリアーを利用しています。横尾から穂高や槍に入るときは、横尾のキャンプ場に要らない物はデポしておき、ここからは担いで登ります。このやり方だと、体力的にかなり楽です。上高地~横尾間は多少の登り下りと、デコボコ道もあるけど、すべての荷を担ぐことに比べれば楽。10㎏担ぎ、20㎏引っ張りブラブラ歩く。

 他の登山者は、妙な顔をして見ますが、横尾までならこの方法が正解でしょう。自転車が入ればもっといいけど、自転車の進入は小梨平キャンプ場の手前ぐらいまでです。(シーズン外は分かりませんが・・・) 

 さて、話を四国八十八ヶ所札所(お寺)に戻します。八十八ヶ寺それぞれには、それぞれのお寺の歴史や由緒に関するご本尊がおられます。真言宗では、ご本尊は大日如来ですが、八十八ヶ寺で大日如来を祀っているのは6寺のみです。ただし、弘法大師さんは、どの寺にも祀ってあります。

 八十八ヶ寺で祀るご本尊の累計は以下の通り。

   観世音菩薩 29寺  薬師如来 24寺  阿弥陀如来 9寺  大日如来 6寺  釈迦如来 5寺

   地蔵菩薩 5寺  虚空蔵菩薩 3寺  不動明王 3寺  大通知勝如来 1寺  毘沙門天 1寺

   弥勒菩薩 1寺

   そして、阿弥陀如来 観世音菩薩 不動明王 薬師如来 地蔵菩薩の5仏を祀るお寺さん(37番岩本寺)がある。

                         37番 岩本寺

                                               

                                                   (その2) 


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