四国八十八ヶ所札所めぐりは、本来なら「歩き遍路」です。現在、歩き遍路をされる方は少ないように思う。
歩き遍路にも、二通りある。宿舎利用とテント利用。若者は大体ザックを背に巡っているが、彼らが泊まるのは何処だろう。テント泊まりならたいしたものです。お年寄りや女性のかたは宿舎利用のようです。
宿舎利用なら、自分もできそうだけれど結構「金」はかかりそう。歩き遍路は、大体40日~50日はかかるようで、1日1泊1万円としてもそれ相応のお金が必要。その他いろいろな必要経費もあることだろうから100万位は用意しておかないといけないだろうか?
自分が今後四国八十八ヶ所札所めぐりを歩きでやるなら、多分宿舎利用とテント利用になりそうです。重いザックを担ぐのは大変だから、ザックは軽くして「引っ張り」を利用する。「引っ張り」とは、昔風に言えば「リヤカー」のことで、今風に言えば「キャリアー」だ。(アウトドアー用の自転車利用もある)
最近、上高地から横尾にはいるのキャリアーを利用しています。横尾から穂高や槍に入るときは、横尾のキャンプ場に要らない物はデポしておき、ここからは担いで登ります。このやり方だと、体力的にかなり楽です。上高地~横尾間は多少の登り下りと、デコボコ道もあるけど、すべての荷を担ぐことに比べれば楽。10㎏担ぎ、20㎏引っ張りブラブラ歩く。
他の登山者は、妙な顔をして見ますが、横尾までならこの方法が正解でしょう。自転車が入ればもっといいけど、自転車の進入は小梨平キャンプ場の手前ぐらいまでです。(シーズン外は分かりませんが・・・)
さて、話を四国八十八ヶ所札所(お寺)に戻します。八十八ヶ寺それぞれには、それぞれのお寺の歴史や由緒に関するご本尊がおられます。真言宗では、ご本尊は大日如来ですが、八十八ヶ寺で大日如来を祀っているのは6寺のみです。ただし、弘法大師さんは、どの寺にも祀ってあります。
八十八ヶ寺で祀るご本尊の累計は以下の通り。
観世音菩薩 29寺 薬師如来 24寺 阿弥陀如来 9寺 大日如来 6寺 釈迦如来 5寺
地蔵菩薩 5寺 虚空蔵菩薩 3寺 不動明王 3寺 大通知勝如来 1寺 毘沙門天 1寺
弥勒菩薩 1寺
そして、阿弥陀如来 観世音菩薩 不動明王 薬師如来 地蔵菩薩の5仏を祀るお寺さん(37番岩本寺)がある。
37番 岩本寺
(その2)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます