山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

百名山の記録 飯豊山

2014年11月30日 | 日本百名山

 2008年9月11日、早暁松江を発ち、敦賀からフェリーで新潟へ。翌12日車を飛ばして川入の登山口に着く。途中道を間違えたりしながらも8時40分、川入キャンプ場の登山口をスタート。久しぶりに担ぐテントが重いが順調に進む。飯豊山は、東北らしいどっしりとした重量感のある山だからのんびりとやればいいと思いながら登る。

              飯豊連峰には多くの登山口がある。山小屋・避難小屋も多い。

     

            登山口に大きな杉の木と栃がある。橡の実が一杯落ちていた。

        

 下15里、中15里、上15里などと名付けられた地点のある長坂尾根をひたすら登り、横峰に着いたのが11時55分。この頃、先行者に追いつく。水場を過ぎ三国小屋が12時36分。天気は回復しつつあり大いに汗をかく。眺望も出てきた。

                       飯豊本山はまだまだ奥に

            

 三国山は、名前の通り新潟・福島・山形の境を表現した山だが、ここから飯豊本山を経て大日岳手前の御西岳辺りまでの長い尾根筋だけはなぜか福島権山都町に属している。地図を見ればよくわかるがおもしろい現象だ。

 足下に咲くウメバチソウやゴゼンタチバナの赤い実が目につく。4時25分、やっと切合小屋着。

          

 テントを張る元気もないので小屋泊まりとする。小屋の前には、休憩所や水場もありテントを張るには申し分なかったのだが・・・。

  9月13日

 4時20分、切合小屋を出て、6時25分飯豊本山に立ち、8時20分大日岳頂上。

             飯豊本山頂上 このすぐ近くに山小屋がありテントも張れる

         

                     大日岳頂上 何もない狭い頂上

         

                        御西小屋のテント場

           

 天気も良くなくて大日岳を踏んですぐに引き返す。御西小屋が9時30分。飯豊本山を再び踏んで本山小屋着が12時10分でした。切合小屋に帰ったのが13時20分。小雨模様の天気で帰ったら何もすることもない。午後、地元の人と思われる一団が登って来て小屋も満員状態になる。たくましそうなおじさんおばさんたちだった。天気が悪くなったので急きょ小屋泊まりにしたようだ。

                        夕陽が沈みます 

            

  翌14日 天気は回復した。5時15分、しめった靴を履いて下山。6時21分、三国小屋。飯豊山方面は晴れてきたが鳥海山、月山、大朝日岳などの山々は見えない。8時40分無事下山する。

                       朝の大日岳方面   

          

 結局テントは使わずじまい。まあ、山ではよくあることだが・・・。 一路、大朝日岳に向かう。

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