八甲田大岳登山を終え、移動。黒石ICから東北自動車道に乗るのだが、田舎風なソバ屋さんがあったので寄ってみる。ソバは当然地元の粉を使っているが、良かったのは山菜の天ぷらです。田舎ならではの大盛りの天ぷらは、コゴミ、フキノトウ、コシアブラとたっぷりと盛られていてこれが450円。
コシアブラは、最近山菜の仲間では大変人気の高い食材で、ホテルなどでは高級食材として扱われている。いつか、山登りの途中でホテルを利用した折り、夕食にコシアブラの天ぷらが出てきた。それをボーイさんが、これはコシアブラというものですよ、とわざわざ説明されたのを覚えている。滅多に手に入らない高級なものだと言いたかったらしい。
そのコシアブラを腹一杯に食べ、苦みのあるフキノトウの天ぷらも頂いて、何だか始めて東北らしさを感じた。この日は、道の駅「雫石あねっこ」で泊。温泉つきの道の駅なので車が多かった。
5月5日
天気はあまり良くない。登山は出来そうにないので下見がてら秋田駒ヶ岳をめざす。この山は、花の山として有名です。岩木山頂で出会った男性から、秋田駒ヶ岳に登る別の登山道があり、そこに素晴らしいお花畑があると聞いていたので調べておきたかった。
一般的な登山口はまだは入れない。
交通規制があります。但し、夜は入れて、この奥にマイカー用の駐車場がある。売店やトイレもある。昼間に出る時は、係の人が誘導してくれます。
未知のルート?
十丈の滝を経て頂上へ達するコースを見つけて入ってみた。4㎞くらい手前まで車が上がったが、道は狭く途中石ころが落ちていた。あまり進めたくないコースだが、奥の駐車場から延びていた登山道の様子はわからない。
この後、乳頭山登山口に移動して秘湯孫六温泉で汗を流す。
雨に煙る孫六温泉
雨も降り始め、傘をさして温泉へ。露天風呂は一杯だったので、内湯に入った。ここの温泉は、古くて、簡素でやや狭い。
こちらは、黒湯。すぐ近くにある。
孫六温泉と黒湯温泉は、どちらも乳頭山への登山口・下山口となっている。 以前来たときも、天気は悪かった。秋田駒ヶ岳も乳頭山も、再度良い時期に訪れたい。
今日は、何処も天気は悪い。仕方がないので月山へ行くことにする。スキーが出来ればいいが・・・。
5月6日
昨日夕刻に、月山スキー場についた。今日は朝から素晴らしい天気です。スキーヤーも続々と集まってきた。リフトは、八時からなので、待ちきれず歩いて行くことにした。
正面中央に見える雪の峰は、姥ヶ岳。頂上あたりに、湯殿山への分岐がある。
まず、姥ヶ岳を目指して直登する。ルートはいろいろだが、これがわかりやすい。トレースもあった。
姥ヶ岳頂上あたりからリフトの終点を見る。 ゾロゾロと登って来ます。
歩いてここまで、1時間30分くらいかかったか?リフトならここまで、40分くらいだろうか。
中央やや右手あたりが姥ヶ岳の頂上。夏道が見える。
登った。ここまで来ればしめたもの。
バックは鳥海山
頂上からしばらくは、雪が切れるところあり。
ここから本格的に滑る。とりあえず、姥ヶ岳辺りまで。
リフトを利用した人もここまでは頑張るらしい。
反対側に、湯殿山の鳥居が見えます。
豪快なスキーが楽しめるのも月山の魅力だ。
そして、無事帰りました。ザラメ雪なので滑りやすかった。歩くことは多いが、充実感があり、ゲレンデスキーとは比較にならないほど楽しい。
6時過ぎにスタートし、10時頂上。下山は12時30分でした。運良く好天に恵まれた。しかし、翌日は雨。天気は下り坂になった。
以上で、連休スペシャルは終わりです。