山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

大山桝水正面A沢・B沢の滑降 4月1日、2日

2014年04月01日 | Weblog

 最近耳にしたコースを滑る。桝水正面登山道の横手に2本の雪の着いた沢が見える。これがそうなのだがまだ滑ったことはないので早速出かける。 

  

 下の写真は、博労座からのものだから、目指すスキーコースは右端にちょっと見えるだけ。

 

    9時に南光河原駐車場をスタート。ザラメ状態となった夏道を登る。7号沢はまだ雪がある。

 

 先般登った上宝珠尾根の雪はだいぶ溶けたようです。屏風岩の麓あたりは落石が始まっているらしい。

 

 草鳴社ケルンのすぐ下の沢はおもしろそうだけど今日はとりあえず頂上まで。

 

 春の登山日よりといった感じでどこかのびりしている。写真の2名は、キックステップで楽しそうに7号沢を下って行った。

 

 8合目付近から、桝水側をのぞいて見るに、下の方がよく見えない。雪が続いているやら切れているのやら。滑ってみないとわからない。

 

 頂上からここまでは立派な雪原が続いている。このあたりは、今まであまり滑っていない所だ。

 

 とりあえず頂上へ。

 

 しばらく休んでから、足慣らしに大の沢をのぞいて見る。落石が始まっていました。

 いよいよスタート。まず桝水側の正面登山道あたりに向かって滑る。緩やかではあるがな滑り心地は最高です。広々とした大山山頂からのスキーを存分に味わう。久しぶりに味わう山スキーの醍醐味です。

 

 桝水側から見ると正面登山道の左手に2本の沢(?)がみえるが、今日は右手側(桝水側A沢)を途中まで滑り左の沢(B沢)へ移動した。。下の写真は、翌日写したものです。

  

まず今日はA沢に入る。 斜度が幾分きつくなるがザラメ状態なので板の回転はすこぶる良い。

 

 しばらく滑るとこのコースの下部が見えて来ます。途中で切れているようです。さらに滑り板を外して偵察する。

 

 やはり下は途中で切れていました。そのまま下りるか左のB 沢へトラバースするか迷ったが、結局トラバースすることにした。

 写真右手がA沢、左手B沢は上部だけしか見えていません。右端の正面登山道を下山している人がいました。

      

 しばらくは急な斜面が続き気を抜けないがようやく樹林帯に入る。樹木はあるがまばらなので問題なく横手道に出る。

 

  終点です。ここからなら駐車場まで遠くはない。

 

  テレマークで出合いまで。横手道はほぼ水平だけど途中緩やかな下りがあり大変楽をしました。2時頃駐車場着。

         

  おもしろいコースだったので翌日また滑りにいく。  

 4月2日(水) 快晴

 疲れたせいか朝起きが良くない。グズグズしながらもとにかく出かける。今日の目的は、A沢の下部がどうなっているか確かめることと、B沢の滑り口を見ておくことだ。3時間ほど掛けて頂上へ。いつものように足慣らしをしてから頂上をスタートして沢の入り口へ。

   この写真は、B沢の上部です。雪が切れています。板を外せば良いがこの上部はやめる。

 

 A沢の切れ目です。ぎりぎりまですべり板を外して下りる。

  

  上を見上げて。桝水側から見るとこの切れ目が見える。

 

 この斜面も結構斜度がある。振り返った写真です。ここからしばらくすると横手道に出るのだが下部は荒れていた。

 

 

 横手道との出合いは木の折れたものや石や泥で荒れ果てていた。雪崩なのか、土石流によるものなのかよくわからないがひどい状態でした。

 

 ここから、昨日下りて来た地点は結構近い。車まで帰り、桝水側までいって写真を撮る。ついでに、溝口の大山美術館に寄ってコーヒーを飲みながらご主人と山のお話をする。この方は、日本山岳会会員です。窓際に望遠鏡が於いてあって沢の様子など手に取るように見える。皆さん、ぜひ一度は寄ってみてください。おもしろいところです。

  

 

                             

 

 

 

 

 

コメント
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