知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

計画を立てて実行する。大学生編

2022年08月21日 | スキルアップ
前回のジム・ローンの黄金律は、
 自己啓発本のオーソドックスなルール
として、使いやすいと思います。

ただ、
 実際に自分にどう適用すればよいのか?
というのが、
 自己啓発本に共通する問題点
です。

 確かに、そうだよな。
と思いつつも、 
 では、どうしたら、
となり、 
 そのために、新たな自己啓発本を買ってしまう。

 本好き(セミナー好き)のあるある
です。

その回答として、考えられるのは、
 ジム・ローンの最初のルールの方向性
です。

方向性をきちんと決めることで、
 ぶれないようにする。

例えば、
 これからは、格差がさらに、大きくなるはずだ、
 そんな世の中でも平穏に暮らしていくためには、どうしたらよいか
と不安になった場合、
 上手くいっている人をリサーチして、自分のやりたいことにマッチする
ものを見つける。

仮に法学部の大学生であれば、
 先輩の就職先や進路をリサーチしてみる。

 企業への就職
 資格取得(司法書士、弁護士)
 公務員(国家2種、国家1種、地方上級)

次に合格体験記などを探す。予備校に行けば見つかる。
合格までの道のりをリサーチする。

ここで大切なことは、
 複数の方向から、リサーチするということ。

 当然、予備校は、自分の予備校に通ってもらいたい
という前提なので、
 別の予備校も調べる。

その上で合っているもので、決める。

ここで大切なことは、
 一度決めたら、簡単に変えない。

合格しない人で多いのが、 
 今回、落ちたのは、予備校の制ではないのか
と疑い、 
 次の年から、別の予備校へ通うタイプの人。

当然、別の参考書を使うので、参考書の習得度が下がる。

模試の点数が上がらない原因や不合格の原因は、予備校選択の誤りではなく、
 習得レベル、体調、運など様々な要因があります。
そのため、
 流派(予備校)を変えずに、
 コツコツ同じものを、何度も繰り返して身につけていった
方が、
 結果としては、早く習得できる
ことになります。

お金がなく、 
 資格の予備校に通えない場合は、予備校が発行しているテキスト
を使って、
 習得していく
とよいと思います。

ここで使うとよいのは、
 大学の講師(助教・教授)。

ただ、予備校のテキストを持って聞きに行くと、
 嫌な顔をされるため、授業で使っている基本書の該当箇所に絡めて聞く
とよいと思います。

大学の教授が分かりにくいのは、
 能力が劣るのではなく、
 単に教え方が下手であったり、
 試験対策用に授業を設定していないだけであったりする
ので、
 こちらから、聞きたい内容を聞けば、きちんとわかりやすく教えてくれます。

ゼミなどに参加すると、さらに、効果的です。

弁護士など実務家が担当するゼミなども、実務の考え方を知る上で有効です。

合格するためには、
 すでに合格している人の考え方に、自分の考え方を近づける
のが、一番効率がよいからです。

これは、
 起業家や富豪なども同じ
で、
 その考え方をマスターすることで、ゴールに近づく
ことができます。

こういう系のセミナーなどに参加すると、
 マインドセットを変える
という箇所があるので、
 宗教(今、騒がれているカルト宗教)みたいで引いてしまう
という人が多いと思います。

また、
 自己啓発本も、宗教みたいで嫌なだな
という人も意外と多いと思います。
(アメリカの自己啓発書は、ニューソートという思想に基づいていることが多い。)

ただ、
 行動は思考から始まる
ので、
 行動を変えるには、思考を変える
必要があるわけです。

例えば、
 共産主義のように、国が全ての面倒を見るべきだ、格差はいけない
という思想に立てば、
 豊かになるために、努力しよう
という行動を取らなくなってしまうわけです。

 努力しようが、さぼろうが、給料は同じ
だったら、だれも、努力しないのと同じ。

共産主義国家であるソ連は滅んだのは、自明です。


大学時代は、
 これからの人生を決める上で、とても重要な時期
です。

 自分の人生について深く考えないで、日々を過ごすのは、もったいない。

社会人になった後も、
 考え方を変えることで、リスタートはできる
わけですが、
 方向転換をするには、エネルギーが必要ですし、
 家族ができると、さらに選択肢が限られてしまう。


 アメリカでスタートアップの起業家に大学生が多い
のも、
 大学生であることで、全ての時間とエネルギーを投入できる
という理由からです。

まずは、マインドセットを変えて、
 自分のやりたいことをリサーチし、
 すでにやっている人をリサーチし、
 そこまでの道のりをリサーチし、
 計画立てて、実行する。

 実行する際には、自分のリソースをリサーチし、
 お金がないなら、あるものを有効活用する。
 メディアやリベラリストのように、誰かのせい(社会のせい)にすることなく、コツコツ、スキルを習得していく。
 そして、上手くいかないなら、理由を分析し、途中で、あきらめないようにする。

世の中が不平等にできていても、
 設定されたゲームのルール(第一関門・障害のイベント)であるとイメージできれば、
 そのルールを攻略することに、全力を注げる
というものです。 
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