YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

April 15

2014-04-14 00:30:51 | 経済の話題
既にリファンドも頂いているので余裕綽々なのだが、税申告が未だの人にとっては憂鬱な週末であった事だろう。

IRS(国税庁)でもオンラインでの申告を受けつているし、市販ソフトも充実しているので、給与所得と簡単な控除項目しかないので自分でやれるのだが、もう20年近くも馴染みの会計士に任せっ放しである。$400 以上も払うのは勿体ない気もするのだが、安心料だと思っている。

自分でやらないので税金全体に関して、鈍感、鷹揚になってしまったようだ。

昨年のりファンドが思いのほかあり、今年は税の天引き分が昨年に比べて多かったので、理由も無く期待が膨らんでいた。しかし、昨年は予想以上のボーナスが支給された事で Tax Bracket (税率)が変わっており、捕らぬ狸の皮算用というお粗末な結果になった。

余り詳しく書くと収入がバレてしまうのだが、連邦所得税、ミシガン州所得税、Social Security、Medicare を合計すると、課税所得(控除後)の 26% を税金として払っている。又、Social Security は納税のキャップ(最大限)に達しており、会社が同額を負担しているので、併せると連邦所得税を上回る額を納入している。

となると俄然気になるのが使い道。2013年度の予算では、軍事関係(24%)、Social Security(24%)、Medicare 健康保険関連(23%)、その他(29%)となっている。

資料の脚注で、2013年単年で収支をバランスさすには $24.5 つまり納税者全員が $24.5% 多く税金を払う必要がある。(昨年は税収が好調だったのにこの様だ)その上、ObamaCare が完全施行となると更に 6% の負担増となる。

尚、本来 Social Security は別会計で守られているのだが、連邦政府内で貸し借り(というか借りてばかり)で味噌も糞もゴッチャになっており、連邦政府が財政破綻すればご破算になる。

オバマ政権は軍事費の削減だけで支出を抑えようとしているが、財政改革の本丸は Social Security、Medicare にならざるを得ないであろう。アメリカも日本も、政府が社会福祉、経済成長の名のもとにお金をバラまくかがよーく理解出来る。

オバマ政権は高額所得者の増税を唱えているが、結局はミドルクラスも増税となるのは目に見えている。

連邦政府本来の仕事、軍事、国防、国家安全の為の納税は納得出来るが、社会福祉の増大のために負担が増える事には納得が行かない。



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