YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

次のバブル

2013-04-07 16:56:32 | 経済の話題
これからお金がどこに動いているかを考えている。

手垢の記憶のあるもの(エネルギー、コモディティ、金属)はないと思っていただけに「前回バブルの主役は、次のバブルの主役にならない(The introduction for the next bubble)」は、対象を絞り込む上で大きな示唆を与えてくれた。

アメリカで考えていると、単純に株と不動産ではないかと考えている。

2008年に懲りて現金を手元に残していた人々が、余りに金利の低さにゾロゾロ動き始めている。自分自身も2007年から基本的にはキャッシュを抱えていたので、次は何かとキョロキョロしている。

そういう意味で、最高値を更新している株は怖いながらもすぐ逃げ出せるだけので、リバビリとしては持ってこいだ。

不動産であるが、住宅の取引が活発になっているが、個人が本来の住宅として購入する割合が70%を割っており、ファンドとかが賃貸用として積極的に購入している。REIT とかその派生商品の動きが活発になりそうだ。

これじゃバブルっぽく無いし、儲かりそうもない。もっとキョロキョロしなければ。

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Willy)
2013-04-08 13:03:37
私も化石資源はないと思います。食料と金属は需要が強そうなので分からない。世界的に見ると米国の不動産はかなり魅力的な投資対象でしょうね。すでにバブりはじめてますが。あー、もっと高い家買っておくんだったかな。短期では円のショートが一番ホットだと思いますが、信用収縮するときは巻き戻しも相当激しそうです。
返信する
食料と金属は需要が強そう (ysjournal)
2013-04-08 14:09:10
実は、供給も強そうなのではないかと最近思ってます。

高くなっても、無いという事を聞きません。水不足だろうが、中東がキナ臭かろうが、本当のパニックがありません。

前にも書いた様な気がしますが、一方で供給の余裕は無くなっているとも思うので、暴騰するとバブルという感じではないですが。
返信する
Unknown (Willy)
2013-04-09 02:05:30
私は、金融市場で取引されているコモディティーが買えなくなるのを想定する事自体が不自然だと思っています。例えば石油が買えなくなるというのは、石油のマーケット自体が崩壊するというのが前提になりますね。そんな可能性の低い事を心配するよりも、エネルギーにしても食料にしても、経済問題として真面目に考察するということが大事だと思います。
返信する
需給関係 (ysjournal)
2013-04-09 19:21:22
おっしゃる通りだと思います。まあ、世の中は上手く出来ているものだとつくづく思います。何かが不足するといろんなパニックを煽る人が居るのですが、人はなぜか世界の終わりとかに過敏に反応しちゃいますね。
返信する

コメントを投稿