先週から、急な私用で日本に一週間行っていた。(今は乗り継ぎ待ちで、ソウルのインチョン空港)
今週の月曜日は運転しながらラジオで、火曜日はテレビで、参議院予算委員会なるものの中継を見聞(?)した。基本的に喜劇であるのだが、みんなが真面目にやっているだけに悲劇の様相を呈している。
質問の内容がバラバラなので、首相以下、各大臣、日銀総裁と、日本の国家運営に携わる面々が、それぞれの担当部門での回答をする事になる。時間の無駄以外の何者でもない。分野を絞って、集中的に審議していったほうが、効率が良いだろうに。
肝心の質疑応答レベルは、高校生程度であろうか。
どう考えても、国会議員が行政を担当するのは無理であろう。現行の仕組みでは仕方ないのであろうが、専門性の高い官僚の言いなりになるのは当然だ。
テレビ中継では、居眠りしている人が何人もいて、尚更、心寂しさを演出していた。予算委員会は、花形で最も重要な委員会だと思うが、谷亮子が並んでいるのを見て、一層物悲しくなった。
日本は政治不毛地帯である事を初めて実感した。
追記 (2-8-12)
委員名簿を見ると三原じゅん子もいらっしゃいました。
テレビ中継で、ずいぶん女性が多いと思っ他のですが、片山さつき、猪口邦子も見かけました。テレビでは写っていなかったのだが、蓮舫も委員の一人です。
答弁では、小宮山洋子厚生労働大臣が一番まともな発言をしていた気がします。評判は今一のようですが、真面目で政治的でない回答が、質問者の男性をイライラさせている感じがあり、日本の女性の立場がそのまま反映している雰囲気でした。(「女はつらいよ」、ですね)
野田首相の受け答えも悪くはありませんでした。
今週の月曜日は運転しながらラジオで、火曜日はテレビで、参議院予算委員会なるものの中継を見聞(?)した。基本的に喜劇であるのだが、みんなが真面目にやっているだけに悲劇の様相を呈している。
質問の内容がバラバラなので、首相以下、各大臣、日銀総裁と、日本の国家運営に携わる面々が、それぞれの担当部門での回答をする事になる。時間の無駄以外の何者でもない。分野を絞って、集中的に審議していったほうが、効率が良いだろうに。
肝心の質疑応答レベルは、高校生程度であろうか。
どう考えても、国会議員が行政を担当するのは無理であろう。現行の仕組みでは仕方ないのであろうが、専門性の高い官僚の言いなりになるのは当然だ。
テレビ中継では、居眠りしている人が何人もいて、尚更、心寂しさを演出していた。予算委員会は、花形で最も重要な委員会だと思うが、谷亮子が並んでいるのを見て、一層物悲しくなった。
日本は政治不毛地帯である事を初めて実感した。
追記 (2-8-12)
委員名簿を見ると三原じゅん子もいらっしゃいました。
テレビ中継で、ずいぶん女性が多いと思っ他のですが、片山さつき、猪口邦子も見かけました。テレビでは写っていなかったのだが、蓮舫も委員の一人です。
答弁では、小宮山洋子厚生労働大臣が一番まともな発言をしていた気がします。評判は今一のようですが、真面目で政治的でない回答が、質問者の男性をイライラさせている感じがあり、日本の女性の立場がそのまま反映している雰囲気でした。(「女はつらいよ」、ですね)
野田首相の受け答えも悪くはありませんでした。
私なんて「宇和中の生徒会」以下のレベルといつも言うてます。
恐らく10年後には国会ではなく州会議になってると思っています。勿論、アメリカが拾ってくれればのお話ですが。
明間、今年はとっても寒いです。
新聞の社説は「大学1年生が教養科目の作文でC、Dをとるレベル」をコンスタントに維持してますね。大学で勉強しなかった人が新聞社に入って、そのまま何も学ばないまま記事書いてるんだなあ、って手に取るように分かります。
明間辺りもウロウロしてました。事務所はユートピア近所と当たりを付け、ご自宅は岡山と聞いてましたので、カラフルな軽、シェビーのトラックを、その辺で探したのですが、かないませんでした。
高校生程度と書きながら、ちょっと誉め過ぎかもとは思っておりました。
私は今でも「東大卒」とかには、尊敬の念があります。(皮肉ではなく、本気で)日本の受験制度を勉強せずに軽く凌駕出来るの知力が無かった私としては、頭が良い事は、悪い事ではなく、非常に素晴らしい事だと思っておりました。
国会にしても、社説にしても、頭が良い、勉強頑張った人々がやっているはずなのに、この体たらくは一体なんでしょうか?
確かに20-30年学ばなければそういう事になるのでしょうね。
予算委員会は花形がゆえに質疑内容は高校レベル。なぜなら所謂B層向けのショーですから。レベルは低いがその分その層の人達にはわかりやすいでしょう。新聞も最大多数が高卒ですからその人達が読めなければ意味が無い。良く言えば読者目線で記事を書くということですが、本音はこの程度の文章なら君たち読めるでしょ、ということ。
結果その層への訴えは、政治的には直近の2度の衆院選で成功し、新聞は数百万の従順な読者を獲得してます。
当然ご存知で皮肉で書かれているのですよね。
私は基本的に真面目ですので、大真面目です。
政治も新聞も国民の鏡ですから、仰っている事はよく分かります。
昔頭の良かった人も、バカの相手やバカの振りをしているうちに、本当のバカになったと言う事でしょうかねー。
「バカはうつる」というのは、実体験からも非常に当たっていると思いますが、日本は、いつの頃からか、バカの集団感染が蔓延しているようです。
激しく同意致します。切磋琢磨の全く反対で、なまくら同士でボロボロ、ズブズブの関係ですね。
結局は、自分のコンプレックスなのでしょうが、「東大卒で滅茶苦茶頭の良い人」がいるだけに、中身をキチンとみれる様に頑張ります。