暘州通信

日本の山車

◇04375 賀茂神社祭

2009年07月09日 | 日本の山車
◇04375 賀茂神社祭
長野県安曇村(旧堀金村)田多井
賀茂神社
□祭神
ワケイカヅチノカミ 別雷命
タケツミノミコト 建角見命
タマヨリヒメノミコト 玉依比売命
タケミナカタノカミ 建御名方命
□祭は四月下旬
山車(屋臺)を曳く。
□汎論
 安曇市(旧堀金村)田多井の山麓に祀られる賀茂神社は、その由緒を明らかにしない。古くから開拓の神、農耕の神として祀られたといわれ、社叢には鬱蒼たる老木が由緒のふるさを象徴している。寛文六年(一六六六)の検地帳には、諏訪大明神とあり、江戸時代には諏訪の神を祀る神社と認識されていたことがうかがわれる。ワケイカヅチノカミ(別雷命)、タケツミノミコト(建角見命)、タマヨリヒメノミコト(玉依比売命)を祭神とするのは京都市上京区の上賀茂神社とおなじである。穂高神社の南にあり、さらに南には波田(秦)があって、古代、松本平が湖であったころには安曇氏にゆかりの一族である三氏はすでに入植していたと推定される。賀茂神を祖神として祀る賀茂一族がいたということになる。
 山車(屋臺)は一臺ある。

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