暘州通信

日本の山車

00943 天乃神奈斐神社祭

2009年01月07日 | 日本の山車
00943 天乃神奈斐神社祭
鳥取県東伯郡琴浦町大字赤碕1506番
天乃神奈斐神社(あめのかんなぎじんじゃ)
□祭神

□祭は十月中旬。
多数の山車が出る。

□汎論
天乃神奈斐神社の創祀は古く、平安時代の元慶年間とも云われるが詳しいことはわからない。地元では「あめのかんなぎじんじゃ」とよぶ。祭礼には二十六の集落のうち十八地区ほどが台車の上に毎年流行の事物をとりいれた見立て山車が作って曳く。江戸時代に北前船がもたらした祭といわれる。山車は、祭りの前日までにつくり、祭当日は山車の四隅には、いりこ干しと塩を供える。いりこ干しを「おかしら」という。
天乃神奈斐神社(通称:仲乃宮)まで曳いて「ホーランエンヤ」を唄い、お祓いを受けその各地域に戻って曳く。
 山車は現在は流行物となっているが、かっては七福神などで、集落ごとに、弁天さん、毘沙門天、大黒さん、戎さんなど決まっていたといわれる。いまも西町は大國さんを曳く。大國さんは、大黒さんだともいう。
 東伯町八橋(やばせ)にも同様の祭がある。
 ミサキ(岬)はミササギ(御陵)でもあり、古代祭祀の霊地とも考えられる。赤崎の地もかってはそのような地だったかもしれない。地域には珍しいテツホシダが群生する。

□関連外部サイト

◇今夜は、秩父夜祭だーーーーーーー
2008/12/3(水) 午後 7:16
... に神社と武甲山の間にある御旅所で神事を執り行うというのが最大の特徴である。秩父神社は地理的に見ても神奈備山である武甲山からみて北面に位置し、秩父神社の本殿は真北を向い ... 諏訪神社の前を通過する際に各町会の山車は正妻の女神を怒らせないように ...
http://blogs.yahoo.co.jp/kurinokihinoki/26925663.html

◇なぜ「矛」なのか
2006/6/30(金) 午後 7:32
... 三輪山や神奈備山など緩やかな稜線の山には神が下りたりご神体であったり、神社の境内に白砂で三角錐が作ってあったりする。これが可動式になったのが山車(だし)。ヤマグルマと書いてダシと読ませるのは当て字で、本来屋
http://blogs.yahoo.co.jp/katanogahara/37007408.html


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