暘州通信

日本の山車

◆18004 織幡神社

2011年01月14日 | 論攷 延喜式神名帳
◆18004 織幡神社
論攷 延喜式神名帳
□社名 織幡神社
□所在地 福岡県宗像郡玄界町鐘崎字岬
□旧国名 筑前國
□祭神
タケシノオミ 武内大臣
シカノオオカミ 志賀大神
スミヨシオオカミ 住吉大神
アマテラスオオミカミ 天照大神
ムナカタオオカミ 宗像大神
ハチマンオオカミ 八幡大神
イキノマネコ 壹岐眞根子
□汎論
 織幡神社は、延喜式神名帳筑前國宗像郡に記載される、筑前國十九社のうちの一坐。
鐘崎の織幡神社とよばれる。
 多くの祭神が祀られているが、創祀時の姿を推定すると、シカノオオカミ(志賀大神)、ムナカタオオカミ(宗像大神)が祀られ、ついでジングウコウゴウ(神功皇后に従った、タケシノオミ(武内大臣、竹内宿禰)と、タケノウチノスクネ(竹内宿禰)に謀反の嫌疑がかかったときその身代わりとなって自害した、イキノマネコ(壹岐眞根子)。次いで皇室系のハチマンオオカミ(八幡大神)、アマテラスオオミカミ(天照大神)が祀られる。もとは海神族(綿津美氏)を祀るじんじゃであり、皇室系の神は後祀であろうと考えられる。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿