暘州通信

日本の山車

◆30601 山車の起源 一九

2011年01月05日 | 日本の山車
◆30601 山車の起源 一九
 お正月には、歳徳神(としとくしん)とよぶ福の神が一年の幸せをもって各戸を訪れる。歳神、大歳神はこの歳徳神だという。家庭では門松をたて謹んで新年の歳徳神をお迎えする。近年までは門松を立てないまでも、稚松を切り、その幹を奉書で包み、紅白の水引をかけて門口に掲げた。門松や稚松は歳徳神の降る柱である。正月は神が内外にあるため普段は聖域の結界に張る注連縄は、三重に巻いて玄関に掲げる。【輪注連(わじめ)】とよんでいる。長野県の一部では、正月に限って注連縄をたてに張る習俗があり【牛蒡注連(ごぼうじめ)】とよんでいる。いずれも神様が訪れるのをさまたまげないためだという。
 元旦はいくらちらかしても箒を使って掃除をしない地方が多かった。ごみといっしょに福の神まで掃きだしてしまうからである。
 お正月が終わると神送りが行われる。山梨県の丹波山には、【お松引き】という神送り神事が伝わる。一般的には「どんど焼き」の名称でよばれる【左義長】がひろく全国的に行われる。この日は、また一定の年齢に達した子供が大人の仲間入りをする意義ある成人の日でもあった。

□外部リンク
「日本の山車」を執筆している一人閑(ひとりしずか)と申します。早速ですが、貴方のブログ記事を「外部リンク」として紹介させていただきましたのでお知らせします。もしご迷惑でしたらお申し出ください。削除いたします。
◇日本の山車 ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ypjcd447/
◇日本の山車 ホームページ
http://hiyou.easy-magic.com/

◇その手で目をこすらないでよ
2008/12/28(日) 午後 10:15
... 今日 それは 正月飾りの 門松、玉飾り、しめ縄 我が家の 門扉と玄関にも年始の儀式でお迎え 年神様(正月様)(歳徳神) が高い山々から降りてきて迷わないように、備え付けました 迎春 ところで " ごぼうじめ "つて何 それに 松飾りしていたら ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/kobachanbeat/58095478.html

◇とんどさん
2008/1/14(月) 午後 1:29
... 出雲大社では、正月3日は朝から「吉兆さん」と「番内さん」が大社町内を練り歩きます。吉兆さんは「歳徳神」と大きく縫いとりした金襴の幟旗(のぼり)の山車のことです。その幟旗の頂には金色の剣が立ち、歳徳神の神霊の依りましといわれます。 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/rokujizouson/13014933.html

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