暘州通信

日本の山車

00517 比賣許曽神社夏祭

2009年03月23日 | 日本の山車
00517 比賣許曽神社夏祭

大阪市天王寺区東成区東小橋三-八-十四
比賣許曽神社(ひめこそじんじゃ)
□祭神
シタテルヒメノミコト 下照比売命
ハヤスサノオノミコト 速素盞嗚命
アジスキタカヒコネノミコト 味耜高彦根命
オオコバセノミコト 大小橋命
オオササギノミコト 大鷦鷯命
タチバナトヨヒノミコト 橘豊日命
□祭は七月中下旬。
だんじりを曳く。
□汎論
比賣許曽神社は延喜式神名帳に名神大社として記載される古社で、当初の鎮座地は大阪市南区内高津宮内社だったとある。
アメノヒボコ(天日槍)は古事記に記載があり、一説では新羅の王子だったといい、新羅の王家、朴氏、昔氏、瓠公との関りがあるともいう。アメノヒボコは妻を迎え、幸せに暮らしていたがある日、奢りが昂じたアメノヒボコが妻を罵り、妻は親の国に帰ると言って小舟に乗り難波の津の比賣許曽神社に逃げる。妻の名をアカルヒメ(阿加流比売神)という。また祭神のシタテルヒメノミコト(下照比売命)をアメノヒボコの妻の名とする説もあるが、シタテルヒメノミコトは大国主の娘である。
『摂津国風土記』には比売許曽の神が比売島に来たとあり、大阪市西淀川区姫島に鎮座する姫島神社を比売許曽神社とする説がある。


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