暘州通信

日本の山車

◆01042 高森阿蘇神社祭

2010年03月26日 | 日本の山車
◆01042 高森阿蘇神社祭
熊本県高森町
高森阿蘇神社
□祭神
タケイワタツノミコト 健磐龍命
配祀
阿蘇都媛命
外十九座

□汎論 
 社記によると、高森阿蘇神社の創祀は、ジンムテンノウ(神武天皇)の孫にあたるタケイワタツノミコト(健磐龍命)が阿蘇の国に降り、宮居を定めようと阿蘇山上に登り南北に向って吉凶を占う矢を射たが、一矢は一ノ宮町の十二の宮地に落ち、一矢は南にある大石に当たったので、この地を嘉み、宮を定めたのが、高森阿蘇神社だと伝わる。しかし、高森阿蘇神社はこれよりまえには山腹に祀られたとの伝承がある。出水市には鉾立山があり、また、市内には延喜式に記載される古社「加紫久利神社」があって、祭神はアマテラスオオミカミ(天照大神)であり、高天原に降臨する前に鉾立山にくだったという伝承がある。スサノオノミコト(素盞嗚命)とアマテラスオオミカミ(天照大神)は不縁となって海神氏からはなれ、スサノオノミコトは朝鮮の曽尸茂梨(そしもり)に降ったとされる。曽尸茂梨の地は所在不明で、数説があるが、曽尸は朝鮮語で「牛」、茂梨は「頭」で、牛頭となり、スサノオノミコトの本地「牛頭天王」を指すと思われる。一方、アマテラスオオミカミは高千穂に降ったと推定される。



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